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vol.125

月刊「WHIPLASH」FEB,2017

2月の目標:体調管理

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は12月22日から1月24日までです。

仕事をしながら年が明ける…というのが、サラリーマンをやめて以来20年以上にもわたって恒例でしたが、今回はついにその恒例が破られました。といってもPCに張りついて仕事をしていたわけではないというだけで、年末に工場から送ってもらったいくつかの新しいホログラムパターンのTBRの試し塗りをやっていました。これとて仕事のはずなのですが、どうもルアーの試し塗りや、ウッドやバルサでの試作というのは、個人的感覚としては「遊び」に分類されてしまう。
塗り終わってウレタンで色止めして、エアブラシのガンを洗い終わり、コンプレッサーを止めた時点で初めて除夜の鐘が聞こえてきて、ああ年が変わったんやな…と。

横浜のフィッシングショーにお越しいただきありがとうございました。率直な感想としては、イベント色が強くなり、出展側としては釣り道具を見せる場、触ってもらう場、お客さん側としては釣り道具をじっくり見る場ではなくなったなあ…という感じ。つまりウチのようなタイプのメーカー向きの場ではなくなってきたなあと。場の色に合わせることが必要なのだろうけど、自分にはその手の器用さは欠如しているし、それを補完する要素を付加するのも自分らしくないので、なんか場にそぐわないなあと感じました。と同時に、本当に釣りが好きで、本当に道具をチェックしたい人の足は、今後遠のくのではないかという不安も感じました。
次は2/3〜5の大阪です。昨年は急遽ひいた風邪のため、金曜の業者日丸一日と土曜日の午前中を療養で欠席するというヘマをやらかしてしまいました。今年は体調管理に気を配ります。

現時点におけるWHIPLASHの2017年のフィッシングショー類への参加予定です。
(大阪は確定していますが、名古屋、仙台はまだ予定です。)

  • 大阪:2/3-5(*3日は業者日。一般は4、5日です)
  • 名古屋キープキャスト:2/18,19
  • 仙台:4/22,23

いつものことですが、自分はいずれのショーにおいても、一出展者ですので、トークショーとかはやらないし(大体そんな需要はない)、プロアングラーだのゲストアングラーだのというリストに名前が出ることもありません(だって一アマチュア釣師なんで。もし間違って出たら削除要請します)。そういうリストに出てなくても、病気とか事故とかでないかぎり、バレーヒルさんのブースに一スタッフとして常駐しております。たまに食事や休憩や打ち合わせなどで不在にしていることもありますので、ご了承ください。

自分は釣具を作ることは仕事のひとつにしていますが、釣りはあくまでも趣味としています。だから釣りの取材を受けるのは、趣味の領域を冒されるような気がして、あまり好きではありません。まあ中には取材といっても楽しいものもある(釣れる釣れないより、記者の人がらによるところが大きい)けど、広告と引き換えの取材とか、道具の宣伝のような取材とかは受けたくありせん。
それと自分は「かいぎょまん」でないことを、あらためて言っておきたいと思います。だからかいぎょ用のルアー(何じゃそれ?)やかいぎょ用の竿(はあ?)などを作ることはありません。だいたい自分のなかには「ライギョ釣り」というジャンルはあっても「かいぎょ釣り」なんてジャンルはないし、かいぎょって何なのかもわからないんでね。

えーっマジか。本当にドイツに行ってしまうのか。辞令なら仕方ないよな。ブラウンでもパイクでもいいから、イイ釣場が見つかったら呼んでくれ。ただしコイなら呼ばれても行かんぞ。

トランプ大統領の就任演説は、フィッシングショーで滞在中の横浜のホテルのTVで観た。一言でいえば「品がない」。見た目も発言も品がない。最悪の事態の可能性がまた少し上がったように思う。一般サラリーマンにだって自分らのようなフリーランスの苦痛(とまではいえないけど。近年金銭的な苦痛は和らいだけど、様々な観点から、正直なところ社会的弱者だと思う)がわからないぐらいだから、ド金持ちに貧乏人の気持ちや生活の苦しみなんてわかるはずがない。

最近の!!な試合

★UFC207 女子バンタム級選手権 アマンダ・ヌネス vs ロンダ・ラウジー

結果は予想してたが、ここまで一方的で短時間で終わるとは思っていなかった。あっという間にヌネスが打撃でラウジーを追い詰めてTKO。ラウジーの敗因はモチベーションの低下だけではないだろう。でもヌネスが勝利者インタビューで語ったままに、女子UFCからラウジーを忘れ去って過去の人にしてしまっていいのだろうか。最後にもう一度、ミーシャ・テイトと闘ってそれを最後に去るというのはどうだろう。もちろん本人の意向次第だが…。そんなわけで今後観たいカードとしては、ヌネスvsホーリー・ホルム、ヌネスvsクリス・サイボーグ、そしてラウジーvsテイト。

最近の愛読書

★特になし

最近の珍事件

★特になし

最近のお買い物

★特になし

今月のダメな人

★特になし

2016年の個人的最○○○ *あくまでも「個人的」です

前回すっかり忘れていました。

★BEST ROCK ALBUM OF THE YEAR

  • 1.『THE EVIL DIVIDE』/ DEATH ANGEL
  • 1.『BROTHERHOOD OF THE SNAKE』/ TESTAMENT
  • 3.『QUASAR』/紫
  • 4.『SEAL THE DEAL&LET'S BOOGIE』/ VOLBEAT
  • 5.『HEAD BANGER'S SYMPHONY』/ WOLF HOFFMANN
  • 5.『KODAMA』/ ALCEST

★BEST ROCK TUNE OF THE YEAR

  • 1.RYUKYU MY HOME / 紫『QUASAR』
  • 2.BROTHERHOOD OF THE SNAKE / TESTAMENT『BROTHERHOOD OF THE SNAKE』
  • 3.THE MOTH / DEATH ANGEL『THE EVIL DIVIDE』
  • 4.NOSFERATU / WITCHERY『IN HIS INFERNAL MAJESTY'S SERVICE』
  • 5.THE DEVIL'S BLEEDING CROWN / VOLBEAT『SEAL THE DEAL&LET'S BOOGIE』

★BEST ROCK ALBUM ART WORK OF THE YEAR

  • 『PURPLE』/ BARONESS

★個人的な事件 OF THE YEAR

  • 1.ヒグマとのニアミス

*姿こそ見てないものの、牛小屋に顔を突っ込んだような、強烈な獣臭はインパクト十分だった。慌てず冷静に状況を考えることができたのはよかったと思います。

★LURE OF THE YEAR

  • 1.自作バズベイト(NOIZE ADDICT RHINOCEROSのベースモデル)…マレーシアのトーマン
  • 2.TBR-107SPテストモデル(Whiplash)…いろいろ
  • 3.FUNNY FACE POPテストモデル(Whiplash)…国内のライギョ

★印象的だった魚

  • 1.マレーシアのド級トーマン…マレーシアに通い始めて5年。ついにホンモノのド級トーマンが出ました。しかもトップ。
  • 2.北海道のオショロコマ…見とれるほど美しいオスのオショロコマが釣れました。
  • 3.サハリンのキジュチ(シルバーサーモン)…ファイト時には紅茶色の水中に白銀の光彩が散りました。
  • 4.サハリンのクンジャ(アメマス)…TBR-107にガツンと食いついてくれたオスのアメマスが印象に残っています。

2017年のフィッシングショーで展示予定の「主な」新製品

もしもの病気や事故、その他の理由で自分が行けなくても、以下のモノは展示されますので、興味のある方はお越しください。

ROD

★RAW DEALER R707RX2 THE EXECUTIONER-BSV (エクセキューショナー-BSV)

  • Length:7'7" 2pc(スピゴットジョイント)
  • Closed Length:118cm
  • Line Applications:20-30lb
  • Taper Design:Fast
  • Rear Handle Length:315mm
  • Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-KWSG *ガイド径:Top6〜12)
  • Reel Seat:Fuji TCS-D18 Non Slip Finish+IP Chrome Hood+Long Nut

RAW DEALERシリーズのヘヴィモデルの代表格R707RXの2pcバージョン。スムースなテーパーデザインとスピゴットジョイントにより、使用中に2pcであることを感じさせることはまずないでしょう。119cmの仕舞寸法は車以外での移動にも好適です。最小ガイド径は「6」に設定。

*テスト時の主なセッティング
Reel:RYOGA 2020, RYOGA 2020H, RYOGA C2020H(2025 Spool), DAIWA-Z2020H
Line:PE#2.5-4.0G(Leader:30-50lb), Nylon 20-25lb

*テストの相手をしてくれたお魚
バス、マナマズ、大きい方の国産ナマズ、コイ

★RAW DEALER R711RSL2 THE HEAVEN RAISER (ヘヴンレイザー)

  • Length:7'11" 2pc(スピゴットジョイント)
  • Closed Length:123cm
  • Line Applications:10-20lb
  • Taper Design:Fast
  • Rear Handle Length:305mm
  • Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-KWSG *ガイド径:Top6〜12)
  • Reel Seat:Fuji TCS-D18 Non Slip Finish+IP Chrome Hood+Long Nut

テイップはR703RRとR703RSの中間、バットはR703RSと同等。用途の広いロングモデルです。もちろんキャスタビリティは抜群。バスより大きく強い魚のパワーも無理なく受け止め、絡めとるようにして屈服させます。スムースなテーパーデザインとスピゴットジョイントにより、使用中に2pcであることを感じさせることはまずないでしょう。123cmの仕舞寸法は車以外での移動にも好適です。サブネームはよくある英語の「HELL RAISER」をパロったもの。最小ガイド径は「6」に設定。

*テスト時の主なセッティング
Reel:RYOGA 1016H, 16 CATALINA BJ 100H, ZILLION TW 1516SH
Line:PE#1.5-2.5G(Leader:22-30lb), Nylon 16-20lb

*テストの相手をしてくれたお魚
バス、マナマズ、シルバーサーモン、カラフトマス、アメマス

★RAW DEALER R711RSL-S2 THE HEAVEN RAISER AR (ヘヴンレイザーAR)

  • Length:7'11" 2pc(スピゴットジョイント)
  • Closed Length:124cm
  • Line Applications:8-14lb PE#1.0-2.0
  • Taper Design:Fast
  • Rear Handle Length:260mm
  • Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-KTSG,T-LCSG *ガイド径:Top6〜16)
  • Reel Seat:Fuji VSS-D17 Black Finish+IP Chrome Hood+Short Nut

R711RSL2のスピニングバージョンです。大型トラウト族にも活躍するのではないかと。最小ガイド径は「6」に設定。T-KTSGとT-LCSGを採用したブランク近接型のガイドセッティングです。

*テスト時の主なセッティング
Reel:CERTATE 2500 w/2510PE Spool, CERTATE HYPER CUSTOM 2500R
Line:PE#1.5-2.0G(Leader:20-30lb)

*テストの相手をしてくれたお魚
マナマズ、コイ

★SERPENT RISING RETRIBUTION XSR707LSX THE REBEL FACTION(レベルファクション)

  • Length:7'7" 2pc(Offset Handle)
  • Closed Length:178cm
  • PE Line Applications:#7-10G
  • Taper Design:Regular
  • Rear Handle Length:390mm
  • Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-KWSG *ガイド径:Top8〜16)
  • Reel Seat:Fuji T-DPS-D20 Non Slip Finish+IP Chrome Hood+Long Nut

XSR701GXに近いルアーを操作しやすいティップセクションをもち、いざと言う時には、ムリのないきれいなテーパーデザインでXSR705SXに匹敵するほどの最終的なバットパワーを振り絞るモデルです。たいしたロングロッドではないくせに、そのキャスタビリティは抜群です。ライトカバーからヘヴィカバーまで幅広く使えるモデルです。

*テスト時の主なセッティング
Reel:RYOGA SHRAPNEL C3000H
Line:PE#8-10G

*テストの相手をしてくれたお魚
カムルチー

★HEAD GUNNER HG-610H *Export Model (Valley Hill Collaborated with Whiplash Factory)

  • Length:6'10" 2pc(Offset Handle)
  • Closed Length:152cm
  • Line Applications:PE#6-8G
  • Taper Design:Regular
  • Rear Handle Length:360mm
  • Fuji S.I.C Guide Stainless Frame(PMNST,PKWSG *ガイド径:Top8〜16)
  • Reel Seat:Fuji T-DPS-D20 Matt Black Finish+IP Chrome Hood+Long Nut

バレーヒルからリリースされる、基本的に輸出用のスネイクヘッドロッドです。とはいっても企画・開発・デザイン・フィールドテスト、すべてWHIPLASH。つまり自分がやりました。陸からのゲームが厳しいロシアの広大な湿原や東南アジアの湖沼で、小型ボートやインフレータブルカヤックなどからスネイクヘッドゲームを楽しむためのロッド。過剰なパワーはマイナスとなることが多い軽いボートでのゲームに対応すべく、適度なパワーとスムースなテーパー、手返しのよい、そしてランディング時に持て余さない長さを設定。全体的に素直で無理のないロッドに仕上がりました。GGZシリーズでいうならGGZ-66HHに近い感じですが、GGZ-66HHよりややスロー気味のテーパーデザインです。またバットパワーの出方もGGZ-66HHのような硬質感をともなうものではなく、マイルドな感じです。国内販売は未定です。というと「じゃあ、何で展示するの?」という声が上がりそうですが、ここ数年のフィッシングショーでは外国からのお客さんが増えたのと、来年も外国の知ってるディーラーさんが何人か来ることがわかったので、彼らに見てもらうための展示です。バレーヒルさんの2017年カタログにも掲載されます(←英語ページだけど読んでみます?)。もちろん日本の皆さんもお触りOKです。国内販売は「未定」なだけで、「ナシ」と決まってるわけではありません。未定…すなわち文字通り「まだどうするか定まってない」ということです。どうするかはフィッシングショー以降に協議することになりそうです。個人的には国内でも少しは出したいなあ…と。

*テスト時の主なセッティング
Reel:RYOGA SHRAPNEL C3000H
Line:PE#8G

*テストの相手をしてくれたお魚
カムルチー

★HEAD GUNNER HG-702HH*Export Model (Valley Hill Collaborated with Whiplash Factory)

  • Length:7'2" 2pc(Offset Handle)
  • Closed Length:159.5cm
  • Line Applications:PE#6-10G
  • Taper Design:Regular
  • Rear Handle Length:385mm
  • Fuji S.I.C Guide Stainless Frame(PMNST,PKWSG *ガイド径:Top8〜16)
  • Reel Seat:Fuji T-DPS-D20 Matt Black Finish+IP Chrome Hood+Long Nut

バレーヒルからリリースされる、基本的に輸出用のスネイクヘッドロッドです。とはいっても企画・開発・デザイン・フィールドテスト、すべてWHIPLASH。つまり自分がやりました。陸からのゲームが厳しいロシアの広大な湿原や東南アジアの湖沼で、小型ボートやインフレータブルカヤックなどからスネイクヘッドゲームを楽しむためのロッド。過剰なパワーはマイナスとなることが多い軽いボートでのゲームに対応すべく、適度なパワーとスムースなテーパー、手返しのよい、そしてランディング時に持て余さない長さを設定。素直で無理のないロッドに仕上がりました。HG-610Hより少し長く、パワーも少しアップ。GGZでいうなら、GGZ-70HHに近い感じですが、GGZ-70HHよりややスロー気味のテーパーデザインです。またバットパワーの出方もGGZ-70HHのような底力を振り絞る感じではなく、マイルドな味付けです。こちらも国内販売は未定です。

*テスト時の主なセッティング
Reel:RYOGA SHRAPNEL C3000H
Line:PE#8G

*テストの相手をしてくれたお魚
カムルチー

LURE

★THUNDERBUCK RAM-107 (サンダーバック・ラム-107 *TBR-107の正式名です)

  • Length:107mm
  • Weight:<Floating>約16.8g, <Suspending>約18.1g, <Sinking>約19.7g
    *フック、リングを含む重量です。
  • Color:<Floating>FW12c, <Suspending>FW12c,SW8c, <Sinking>FW2c,SW8c

様々な用途、様々な対象魚に対応するべく、時間をかけて開発されました。基本構想は「リトリーブで安定、ロッドワークでアクロバティック」です。スロー時のステディな泳ぎ、ハイスピード域における直進安定性、そして閃くように抜けるダート、身を翻すような悶えのアクション。リトリーブでの泳ぎは、タイトウォブリングに明滅のはっきりしたローリングを交えたもの。強いターゲットも想定して、ボディ肉厚は通常プラス10%の1.1mm。また各アイもDRIVIN' WIREと同じものを採用して強化大型化し、標準装備の#3のみならず#4スプリットリングにも対応できるようにしました。重心移動ではありませんが、後部のステンレスボールのウェイトはキャスト時にボディ後方に移動するので、飛行時の安定性に少し貢献します。
お待たせいたしておりますが、2017年2月末頃からアップ。その後市販開始予定です。

  • *強度に配慮した肉厚1.1mmABSボディ
  • *Ex.シャープ中太軸トレブルフック「Cultiva ST-46」 #4採用
  • *高復元力/高剛性ステンレス・スプリットリング採用
  • *1.3mm径高強度ステンレス・アイ採用
  • *サスペンディングモデルは塩分濃度が高くなると、スローフローティングになる可能性があります。
  • *サスペンディングモデルは水温が低く、水の比重が高くなると、スローフローティングになる可能性があります。
  • *テスト時の主なセッティング
    Rod:R703RS2, R711RSL2, REX703HHX-T, RK609MM3 etc.
    Reel:CATALINA BJ 100H, DAIWA-Z2020H, RYOGA 1016H, RYOGA BJ C2020H etc.
    Line:Nylon 12-25lb, PE#1.5-6G(Leader 20-70lb)
  • *テストの相手をしてくれたお魚:バス、マナマズ、ニゴイ、ピーコックバス、トーマン、アメマス
    北海道の知人が2016年秋にイトウ、冬にエゾイワナも釣ってくれました

★NOIZE ADDICT RHINOCEROS(ノイズアディクト・ライノセラス)

  • Weight Class:1/2oz
  • Type:Combination Buzz
  • Color:6色

いくらワイヤーを太く強くしても、ワイヤーベイトの強度は構造上限界はそう高くはありません。それなら通常使用やパーツの仕様(たとえばブレードやビーズの穴径とワイヤーの外径の問題とか)に問題がない範囲で強度を上げつつも、力を逃がす方向を模索するのがひとつの手段ではないか…。2012年のマレーシア釣行以降、壊れにくいバズベイトを作るために、個人的にいろいろ取り組んできました。そして2013年からこのスタイル、つまり「フックをリング等で連結し、この部分を可動にして魚の力を逃がす」という方式を採用。ハンドメイドでいくつものモデルを製作しテストしました。そして2015年夏にひとつの完成形が生まれました。さらに2016年春、その完成形の性能が疑問の余地がないものであることを確認。それは10本を超えるトーマン相手に、たった1個のバズベイトが問題なく耐えたという事実。ヘッドはザクザク、スカートはむしられて減少、しかしワイヤーは少し開く程度で、手で軽く修正してまた使えるというレベルの変形。これなら市販しても大丈夫ということで、2017年発売に向けて正式なワイヤーフォーミングとヘッドデザインに移行しました。ヘッド後部スカートキーパーの後ろのアイにスプリットリングを装着し、ここに縦アイのフックを連結します。気に入った縦アイフックがなければ、スプリットリング2個で横アイフックを装着してもOK。ループアイを自作してセットしてもOK。連結部のセッソーのないブラブラ感がイヤなら、同封のシリコンチューブで軟らかく固定してください。このフック連結方式によって、釣り人のアイディア次第で様々なセッティングが可能になりました。ちなみに「RHINOCEROS(ライノセラス)」とは動物のサイのことですが、それはこのルアーのヘッドの上面前部の突起が、少しマレーサイ(スマトラサイも含めていわゆるアジアサイ)の角に似ているところから命名しました。それにこのルアー、ある意味マレー半島生まれなので、ちょうどいいネーミングかな…と。マレー半島で生産というわけではなく日本国内での生産ですが、着想もテストもマレー半島が中心だったものですから。最初は「NOIZE ADDICT UNBREAKABLE(←PRIMAL FEARか…笑)」とか「NOIZE ADDICT UNCRASHABLE」という英語圏でもわかりやすい名前にしようかと考えていたのですが、UNBREAKBLEやUNCRASHABLE、つまり「壊せない」というのは言い過ぎやなあ…と思い、形状からイメージ可能な名称「NOIZE ADDICT RHINOCEROS」にしました。名前は長くなったけど、響きは悪くないと思いませんか? それにサイって強そうだし。めっちゃうまくいけば、横浜で正規テストショットモデルを展示できるかも。そうでなければ大阪、それが無理なら名古屋で。テストショットが上がらなければ、ワタクシがカタログ撮影用に自作したハンドメイドバージョンの展示となります。

  • *高強度金属製ヘッド
  • *高剛性ステンレスハードワイヤー1.4mm径
  • *フック交換可能。バレにくい。スプリットリング連結式。標準装備のフックとしては「Cultiva S-125M」#3/0 or #4/0
  • *連結部のブラつきを抑えるシリコンチューブ同封
  • *WFウィードレスブレード#2
  • *テスト時の主なセッティング
    Rod:R703RS2, R707RX2, REX611HXX-T, REX703HHX-T etc.
    Reel:CATALINA BJ 100H, DAIWA-Z2020H, RYOGA 1016H, RYOGA BJ C2020H etc.
    Line:Nylon 14-25lb, PE#2-6G(Leader 25-70lb)
  • *テストの相手をしてくれたお魚:バス、マナマズ、トーマン(ド級含む)、ハルアン(ストライプド・スネイクヘッド)

★FUNNY FACE.POP(ファニーフェイス・ポップ)

  • Weight Class:1/2oz
  • Color:<Single>6色, <Flake>6色, <Marble>6色, <Painted>6色

スネイクヘッドの顔を思いっきりデフォルメしたポッパー系のモデル。ついた名前が「ヘン顔おじさん」。ポッパーといえば水生植物に絡みやすい印象がありますが、滑らかな前面形状で絡みを極力回避。おすすめは立ち気味チューン。ここぞというポケットで「いい音」の誘いを1発。移動距離を少なくして動きと音で誘うには「WF ADD WT」を装着すれば効果的。薄いカバーやブッシュエッジ、ウキクサエリアでもポッパーモデルは効力を発揮します。ブレードなしのタダ巻きでは、ボディをワイドに振って泳ぎます。

  • *DS-3c#5/0X
  • *テストの相手をしてくれたお魚:カムルチー

★DEB.NZ(デブネズミ)

  • Weight Class:1/2oz
  • Color:<Single>6色, <Flake>4色, <Marble>8色, <Painted>6色

現行の「COMA.NZ」をぐんとボリュームアップした、マウスタイプのウィードレスプラグ。「COMA.NZ」がデブになったらこうなった…という感じのモデルです。サイズは最も一般的に使える1/2ozクラス。適正チューニングウェイトは16-20g(予定)。「COMA.NZ」で好評のアクションの多様性を活かしつつ、遠投性を付加。円に近い断面形状でキャスト時の空気抵抗を低減。風に影響されにくく、飛距離をかせぐことができます。

  • *DS-3c#5/0X
  • *テストの相手をしてくれたお魚:カムルチー