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vol.130

月刊「WHIPLASH」JUL,2017

7月の目標:山岳渓流と「へ」の字口

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は5月24日から6月23日までです。

ちょこちょことライギョ釣りにも出かけているが、ヒドイものである。昨年3つの池が釣禁になった(9割以上の確率で釣り人のせいと思われる)。昨年は2つ、そして今年もまた2つの池から水生植物が完全に消滅した。強力な除草剤が投入されたのかもしれない。植物消滅後、それら4つのうちのひとつは黄濁した水色に、2つは抹茶そのものの色と、とろんと粘るようなとんでもない水質に変化した。自浄機能が完全に失われたのだ。ひょっとしたら有害アオコも発生しているのかもしれない。そして吹きだまりには魚やカメ、水鳥の死体がごろごろ浮いている。水自体の異臭に加えて腐臭まで漂っている。これで自分の好きな池で健全なところは2つだけになってしまった。そのうちのひとつも諸事情あって先行きは暗い。釣り場がなくなれば釣りはできなくなる。ずっと前から言い続けていたことだし、いくつもの釣り場が失われるのを見てきたが、ここにきて事態はまたしても急激に切迫してきた。同じ池を叩き続けるのはイヤだし、このままでは今年はライギョ釣行を半分以下に減らすことになりそうだ。

[使用タックル_1]

  • Rod:SERPENT RISING RETRIBUTION XSR707LSX THE REBEL FACTION_test(Whiplash)
  • Reel:RYOGA SHRAPNEL C3000H(Daiwa)+PE#10
  • Lure:L.D.SR, DEB.NZ_test, FF.POP_test etc.(Whiplash)

[使用タックル_2]

  • Rod:SERPENT RISING RETRIBUTION TASK FORCE XSR703GX-TF THE AERONAGA(Whiplash)
  • Reel:RYOGA SHRAPNEL C3000H(Daiwa)+PE#10
  • Lure:X.O.SR, D.O.G S.O.R etc.(Whiplash)

[使用タックル_3]

  • Rod:GUN2 ZERO GGZ-76HH WEED SLIDER(Valley Hill)
  • Reel:RYOGA SHRAPNEL C3000H(Daiwa)+PE#8
  • Lure:COMA.NZ, A.M.G.R, X.O.SR etc.(Whiplash)

[使用タックル_4]

  • Rod:HEAD GUNNER HG-610H(Whiplash+Valley Hill)
  • Reel:RYOGA SHRAPNEL C3000H(Daiwa)+PE#8
  • Lure:COMA.NZ, A.M.G.R etc.(Whiplash)

関東への単身赴任から解放された知人と川バス釣りに行ってきました。いいサイズのは食い損ねだけで、釣り上げたのは小型ばかり。でもトップでも派手に出たし、TBRにも引ったくるような食い方をしてくれたし、十分楽しかったです。諸事情あり写真は公開しません。この日は夕方オーナマにも行ってみたのですが、自分は小アタリ2回、同行者もアタリ1回で、その後は気配も消えて沈黙が訪れたため、粘らずにオバケが出る前に納竿しました。

[当日使用タックル_川バス]

  • Rod:RAW DEALER R711RSL2 THE HEAVEN RAISER_test(Whiplash)
  • Reel:CATALINA BJ 100SH(Daiwa)+PE#2.0+Leader
  • Lure:S.O.B-STREAM CUSTOM(Whiplash), TBR-107F(Whiplash), SPITTIN' WIRE(Whiplash)

[当日使用タックル_オーナマ]

  • Rod:RAW DEALER R707RX2 THE EXECUTIONER-BSV_test(Whiplash)
  • Reel:RYOGA BJ C2020PE-H(Daiwa)+PE#5.0+Leader
  • Lure:J-13(Rapala)

宝塚市内で初めてニホンアナグマを見かけた。かわいそうなことに轢死体だったが…。テンもいるしニホンアナグマもいる、シロマダラもいるしヤマドリもいる。さいわいなことにまだ自然は残っている。しかも先日宝塚の自然保護協会から届いた冊子には、オオシモフリスズメやクロメンガタスズメ、ヒラズゲンスイの発見例も掲載されていた。オオシモフリは箕面で死骸を発見したのと、親父がどこかで捕まえて持ち帰ってきたのでナマで見ているが、グロを通り越して「AWESOME!」な大型スズメガだ。
メンガタスズメは生きているモノを2回目撃しているが、クロメンガタはいまだ対面していない。発見場所はウチからけっこう近いのでひょっとしたらいつか出くわすかもしれない。ガ類は苦手なので成虫にも幼虫にも触れたくはないが、このクロメンガタの背中の「猿面」は、ぜひとも接写したい被写体のひとつである。

ルアーを作るにあたっての水面下の作業、たとえばイラストを何枚も描いたり直したり(ワタクシの手は拳の骨が変型していたり、やたらゴツゴツしてるので、絵など描けないと思われてるようだ。めっちゃうまいわけではないけど実は描けるのである)、試作をいくつも手作りしたり、内部構造やウェイトの配置を自分の手でやったり、カラーサンプルを自分で製作したり…ということは、まったくといっていいほど評価されないものなのだ。それよりプロや有名人がちょこっとプロデュースとやらをしたり、完成したモノをそういう人が使って「コレ、素晴らしいよ」とかりにお世辞でもそういえば、そのルアーは一気に評価されるものなのだ。そういう背景を持たない人で、しかもSNSもやらず、組織的なバックアップもなく、特にメディアと連係することもなく、いいルアーを職人的に作ってやっていきたいなどというアマい考えは、ますます通用しなくなっている。その典型的な例がワタクシである(苦笑)。
イマドキのルアーの作られ方を垣間見る機会があるたびに、自分の要領の悪さや手間のかけかたに笑いがこみ上げてくる。知識も実践も「好き」という熱量もなく、明確なビジョンもなくても、製作工場側の経験と技術で、問題なく使えるレベルのルアーはなんとなくできてくる時代である。それなのに自分は乏しい知恵を絞ったり、「テイルへのラインがちょっと違うか…」とか「リップを2度立てて0.7mm削ったらどうなるか…」などと、その都度指や手を汚して盛ったり削ったり、ウェイトパーツをサイズ別、金属別にいろいろ組みあわせた計算書を何枚も作ってみたりと、アナログ・手作業の淵の中であーだこーだとやっている。我ながらサイコーにイケてない。自分のやり方を評価(?)してくれるのは本当の意味でモノを作る側の人たちだけで、しかもわずか数人しかいないと思うが、それでもやり方を変えるわけにはいかないので、ドンくさく要領悪いけど、もう少し続けていこうと思う。もう少し…あと数モデルだ。それで「完」にするかもしれない。
先日一緒に釣行した知人がTBR-107のポテンシャルを認めてくれた時は本当にうれしかった。これでやっと数人から「直接的評価」を得ることができた。やっと数人から…だ。彼らは業界人でもプロでも有名人でもない。しかし自分は彼らの技量や経験、センスを信頼している。「やっと数人からの評価」ときけば、多くの人は笑うに違いない。VHさんも失笑するだろう。でも自分は評価の数より質をとりたいと思う。自分は評価の少なさイコール低性能ではないと硬く信じているし、まわりがいかに評価してくれなくても、見た目も性能もちゃんとしたモノを作ったという自信がある。
しかし「評価が少ない」ってのは時におそろしいことになりかねないのだ。実はLIVE WIREをリリースした後、評価が少ないということで1回きりの生産で廃番にされそうになったことがあるのだ。廃番なりかけのもうひとつの理由は、その時の担当者があまりにヘタで、このルアーを満足に投げることも動かすこともできず、それをワタクシに指摘されたので腹イセに…というのも。今だから笑える話だけどね。
ついでに言っておきますと、外部の皆さんには、釣り業界の人間はみなそこそこ釣りが上手いと思われがちですが、実はそんなことはありません。それに釣りに詳しい人ばかりというわけでもありません。ウチの歴代の担当さんたちを例にあげると、日頃からライギョ釣りをする人は1名のみ。バス釣りが一般的な人より少しでも上手かったのは2名(うち1名は前者)のみ。現担当君(魚釣りよりビーチの陸釣りの方が好きというウワサもある…)とはまだ一度も釣りに行ったことがないので未知数、2代前の担当者さんは季節がよくなったら釣りに行こうと言ってた矢先に病で倒れたので不明。まあ釣りが上手くなくても、いい意味でお魚や釣りが好きならそれでいいんだけどね。

企画書と仕様書を作った後で、何気なく最近使わなくなったリールをセットしてみた。えっ、微妙なガタ? そのフードを使うと某メーカーの某リールと、他の某メーカーの古めのリールをセットした時に、わずかにガタが出ることが判明。これではイカンということで、フードやフォアグリップその他の設定やデザインをやり直し。企画書と仕様書のイラスト類も当然全部描き直し。

秋にひとつ海外旅行がきまりました。まったくもって初めての土地です。ガキの頃に「カッコええ魚やなあ…」とほれぼれと写真を眺めた魚がメインターゲットですが、そこは野生動物の宝庫でもあるので、釣り以外の自然観察や撮影も楽しみです。それまでには左手指の痛みもずいぶんマシになってるだろうし、もう少しぐらいは伸ばせるようになってるだろうし、同行予定者のケガのリハビリも終わってるだろうし。

一昨年3月に脳幹出血で倒れた前担当者さんが、うれしいことにだいぶ復調してきた。また開発の仕事に帰ってこられるのを楽しみにしています。現担当君のバックアップや指導もしてほしいしね。

自分が唯一読む釣り雑誌『鱒の森』。でも最近読み所が減ってきたような…。

ムカつくのは、法律の内容もさることながら、その決め方なのである。nlm!!

決め方でもうひとつ、政治ではないが許しがたいものがある。ひさしぶりに頭にきた。いずれカタをつける所存。

3月末の海外釣行の簡易旅行記は来月中になんとかします。遅れまくってすみません。

最近の!!な試合

★UFCフェザー級統一戦 ジョゼ・アルド vs マックス・ホロウェイ

恐ろしくスピーディな上に破壊力の乗った応酬が見られたが、3R、ホロウェイのワンツーの右ストレートが炸裂しアルドがダウン。多少の展開はあったが、そのままホロウェイがほぼパウンドアウト。ここぞという時のキメの強さを見せつけた。ホロウェイがパワーをつけて体を少し大きくしたら、コナー・マクレガーに十分対抗できるのでは…などと思っていたら、勝利者インタビューではマクレガー並みの品のないカネ発言。プロ格闘家とはいえ、個人的にはどうにもこの手の発言はいただけない。

★3団体L.ヘヴィ級選手権 アンドレ・ウォード vs セルゲイ・コバレフ

ダイレクト・リマッチ。ウォードの1発目のボディはベルトラインに拳がかかっていたので、レフェリーが言うように「On The Beltline」だったが、グローブの半分以上は下腹部に当たってたわけで、あれは相当キツイなあ。そしてラストの2発はどう見てもローブローだったと思う。そのうちの1発は途中の軌道と当たった後の体の動きからすると、左足の付け根に近かったのでは? 試合続行不能だろうけど、自分はやはりTKO判定に納得がいかない。

最近の愛読書

★特になし

いろいろ読んでますが、特に愛読といったほどではなく。親父の蔵書に故・高木俊朗氏の第二次大戦におけるインパール作戦や他のビルマ(ミャンマー)の悲惨な戦闘にかんするものがけっこうあり、それらを読んだりもしています。悲惨さに泣き、愚かさに歯がみし、勝手さに憤り…。

最近の珍事件

★イタチの落とし物

ある日の釣行のこと。同行者が斜面をよじ上って道路にあがろうと路肩に手をついた際、そこにあったイタチのフンの上に手をついてしまいました。先に上っていた自分はフンがあることに気がついていたので、注意をうながすために、彼が上がってきた時に「あのなあ、そこにイタチのフンが…」と言いかけたのですが、ちょうど「イタチの」のあたりで、彼が路肩を見ずに手を伸ばし、まさにフンの上に手をのせてしまいました。「え?イタチがなにか?」「いや、そこにイタチのフンが」「えっ?どこに」「キミの手の下に」「うわああ!!」…というわけで、彼はせっかく上った斜面を下りて、川まで手を洗いにいきました。乾燥していたのが不幸中の幸いでした。

最近のお買い物

★PC関連

PCといっても機材だけですむわけではなく、仕事用のイラレやフォトショップの年間契約費も要るし、フォントも要るし、おかげで海外旅行1回分の資金が…(涙)。

今月のダメな人

★誰でも多少は間違えるけど…

ナビつきの車なのに思いっきり道を間違えたヤツがいたなあ。全然違うところに行ってしまったなあ。途中で道がなくなったよなあ。さいわい少し土地勘のある場所に出たからよかったけど。本来なら1時間半で帰れるはずなのに、プラス2時間ぐらいかかったよなあ…。