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vol.169

月刊「WHIPLASH」OCT,2020

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は8月24日から9月23日までです。

約2か月ぶりに山岳渓流に行ってきました。しかし、今回は足の後遺症が少し残っている状態だったので、いつものような速い動きやムリはできず。最初の沢はいきなりダウンストリームでアマゴが1本釣れたので、期待しつつ上りましたが、なんとも激シブで一般的によさそうに思えるポイントは完全沈黙、たまに追いがあってもヤル気のないダラダラした感じ。チャラ瀬の中のちょっとしたスポットで1本拾えただけ。2本目の沢もシブく、ここでもかろうじて拾うように釣った程度。水位は低いし、山岳渓流とはいえ水温は上がってるし、状況はよろしくないみたい。しかし、釣れたアマゴはいずれも体高があってコンディション良好。堰堤まで釣りあがった後、車で林道のドン突きまで行くと車が数台停まっていて、開けた川には釣り人の姿。諦めて違う沢に移動することに。
3本目の沢は、これまでいいサイズの魚が出たことはなかったし、砂川のせいかイワナは白っぽいし、以前掛かりどころの悪かったイワナを持ち帰って食ったところ不味かったしで、自分たちの間では低ランクの場所。しかし今回は追いはあるし、イワナだけでなくアマゴも釣れたし、まあそう悪くないか…と話しながら同行者と釣り上る。
まあまあのイワナ(白っぽいけど、腹はほんの少し橙色)も釣れたし、車に1名残したまま(足のトラブルで遡行を断念し、熊出没看板前で待機…笑)だし、どこか林道に登りやすい場所で切り上げるか…と上っていくと前方に高さ数mの堰堤がありました。堰堤下はあまり深さもなく溜まりにもならず、流れも意外なほど速い。おまけにそそり立った岩盤に遮られてアプローチしにくそう。1投目、20cm弱のイワナがチェイス。しかし流れで追い切れずUターン。その後同じ場所、角度やコース変えたアプローチを4回ほどやってみたが反応なし。「完全に見切られたかな」と思いつつ、最後にド真ん中を直線的に通したところ、岸から2mほどのところで重いアタリ。すぐそばで見ていたコーヘイ君によると、一瞬でロッドがバットまで入ったらしい。用心しつつ寄せてくると、まったく予想もしてなかった尺超えのイワナ。体高はともかく素晴らしく肉厚の魚で、この体形を見ると鈍いながらもパワフルな引きが納得できました。「こんな魚おったんや~」とふたりで感嘆しつつ撮影して、元気なうちにリリース。この魚のおかげで、この沢のランクが一気に上がったことは言うまでもありません (笑)。次回はもっと上まで登ってみよう。

[当日使用タックル]

  • Rod: SILVER CREEK STREAM TWITCHER 48ULB(Daiwa)
  • Reel: SS AIR(Daiwa)+PE#0.4+Fluoro 5lb Leader
  • Lures: EMISHI 50S(Ito Craft), RIGGE FLAT 45S(Zipbaits), SILVER CREEK MINNOW
  • DART CUSTOM 48S(Daiwa), CRUSADER GEKIATSU 4g(Daiwa)

今年最後の山岳渓流釣行は、現地が何日間もずっと雨だったため中止にしました。前記の沢をもっと上る予定だったのですが、普段でも流れが速く天井が低いので、増水すると釣りづらいし、危険もともなうので見送りました。

この夏はあまり釣りに行かなかった分、いろんなものの見直しができた気がします。練る部分は練ることができたので、機能も外観も上がったものもあるし、いろんな角度からの考証ができたので、進行を一旦休止する決定を下したものもあります。ただ、あまり釣りに行かなかった分、テストが十分でないものもあります。テストというより、使い込みが足りないといったほうが正確か。モノがイイのは間違いないのだが、それが自分の一部になっているという感覚に欠けるのです。他にも進行中のものはいくつかありますが、来年どの時期にいくつリリースできるのかはまだわかりません。それに2021年は横浜も大阪もフィッシングショーは開催されない(名古屋も西日本もなし)ので、新製品の発表の仕方も難しくなります。ルアーならアクション動画である程度理解していただけると思いますが、実物に触れないとどうにもわかりづらいものはどうしよう…。もし来年中にCOVID-19の問題がなくなれば、どこかの会場等を借りて、一般のユーザーさんに対しての展示会的なものをやるべきだとは思うのですが、いかんせん先は見えませんね。

MURDEROUS BUGは成形屋さんの2色成型機の調整がまだうまくいかず、色調が不安定なため量産に入るには危惧がぬぐいきれません。よって発売は来年になります。もうしばらくお待ちください。

ある夕方少し時間が空いたので、近所の川にマナちゃん釣りに行こうと思ったら、車がうんともすんとも言わない。早い話がバッテリー上がり。数日前までなんてことなかったのに。原因不明、経時劣化? 充電して一時的に息を吹き返しても、またすぐに止まる可能性があるので、交換まで遠出不可。おかげで釣りも週末のドライブも流れてしまいました。

テストすべきものがあるので、9月に入ってから数度ライギョ釣りに行きましたが、水生植物全滅とか、水色も水質もおかしくなって水が臭うとか、ヌメリのあるアオコが発生して釣りどころじゃないとか、新たな釣禁看板設置とかで散々でした。結局、いずれも夕暮れ時に入った池で、泥にまみれつつ、時に足が抜けなくなって焦りながら、小型魚にお情け(?)で遊んでもらったぐらい。そういえば今年はライギョらしい「バフッ!」という捕食音を2度しか聞いてません。自分の行くあたりでは、たいていの場合大型魚も派手な音は立てないのですが、今年はさらに捕食は小さく、セコくなった感じ。しかも大型魚は姿を消し、全体的な魚影も年々薄くなり続けている。いい場所を見つけた!と思ったら、2か月後に立ち寄ってみると釣禁看板が立っている。どうやら農道に駐車する釣り人のせいらしい。この先いつまでライギョ釣りをやってられるのかな…という不安さえ感じる年でした。そして緊急事態宣言中、そして解除後しばらくは自粛警察みたいな人(釣り人ではなく近隣住人)も面倒でした。嫌味たっぷりに、どこから来たか?としつこく尋ねてくる。県内なので「県内ですよ」と明るく答えても、県内のどこから来たんか聞いてるんやと絡み口調になったり…。カツンと来てモメたりすると、それこそ釣禁の危機かもしれない。買い言葉が出かかってるのを飲み込んで我慢我慢…。でもそんな嫌な思いをしてまで、お魚釣りなんかしたくないよなあ。おかげで釣場での人間嫌いがいっそう加速。そして足も遠のく。そんなこともあって釣行回数はかなり減少したように思います。で、向かう先は誰とも会わないですむ山岳渓流…。

日本も民主主義が失われつつある気がする。明らかに追及逃れのために根回しして、周囲は忖度して保身のために談合する。企業の談合はあれこれいわれるが、政治ではOKなんやね。不都合は隠蔽し破棄し、うやむやのうちにぐだぐだと物事を進める強権。ふにゃふにゃした触感の、それと思わせない事実上独裁。某首相候補は「いずれ審判は下る」と言ってたが、それまでその人物が現在のような立場でいられるだろうか?

最近の!!な試合

★特になし

最近の愛読書

★特になし

最近の珍事件

★クツワムシ

VHさんでの打ち合わせからの帰り、国道2号線を武庫川の土手で左折すると、空けてた窓からクツワムシの音が飛び込んできました。多くの外国人の耳には「虫の音」はノイズでしかないという話を聞いたことがありますが、まさにこのクツワムシなんかはそうなんだろうな。日本人でも発電機かなんかと間違った人もいるぐらい…。

シカではなく

とある池が減水し泥地に無数にシカの足跡がついていました。釣り終わって土手によじ登り、車の横でニーブーツからフツーの靴に履き替えていると、前方5mほどの藪の中でカサコソ音がしました。耳を澄ませると「ぶっ、ふっ、ぶっ、ふっ…」という鼻息も。これはシカではなくイノシシ。こちらが風下にいたのと、近くの自動車専用道路を通る車の音のせいか、自分の存在に気づかずに間近に出てきたようです。カサコソ音はおそらく鼻で落ち葉などを掘る音。足音が聞こえないし、藪の中なので大きさは不明。出合頭に襲撃されると怖いので、まずは大型マグライトを準備。いざとなれば鼻っ面に一撃くらわせることができる態勢を整えると同時に、サイアクの場合、車に逃げ込めるようにドアを開けて、どんなヤツか確かめるために小型ライトで藪を照らしてみました。うーん、茂りすぎて何にも見えん。向こうもライトに気がついたらしく、フリーズしてまったく音を立てない。10分ほどこの状態が続いた後、こちらが根負けして帰りました。今年はクマだけでなく、全国的にイノシシも多発しているようです。ご注意を。

最近のお買い物

★スプーン

ケタバスに使っておもしろかったので、いくつか購入。タダ巻きでも釣れますが、やはり技術次第で一層活きるルアーだと思います。マオ先生やモニターの宮田君はスプーンの扱いが実に上手いので、彼らのようになりたいなあ…と。

今月のダメな人

★特になし