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SOUND CORNERvol.143

『TAI PHONG』
TAI PHONG

TAI PHONG / TAI PHONG

暑苦しい日は昼夜を問わず、メタルが聞き苦しくなることがある。特にごぼごぼごぼーげぼげぼーというVoなんか絶対聞きたくない。ブラストビートも厳しい。ピッキングハーモニクスが神経を逆撫ですることもある。そういう意味では自分は軟弱者呼ばわりされても仕方がないのである。さてTAI PHONGであるが、これは1975年のセルフタイトルのデビューアルバム。邦題は「恐るべき静寂」という、感覚的で洋モノロックにありがちで、いったいそれは何やねん?とつっこみたくなる、よくわからないモノになっている。楽曲は穏やかで繊細かつ知的。しかし肩肘貼らなくても聴けるとっつきやすさ。まさに絶妙という表現がぴったりなアンサンブル。プログレに分類されるが、その実、大衆に受け入れられやすい要素もふんだんにある。フランスのバンドなのに英詞というのも、広く大衆に…という意識の表れかもしれない。

最近の愛聴曲

  • RISING HIGH / U.D.O『STEELFACTORY』
  • ONE HEART ONE SOUL / U.D.O『STEELFACTORY』
    *まだ2曲しか聴いてないが、『STEELFACTORY』はすごくよさそうな予感。
  • THE SPIRIT OF THE RADIO / RUSH『PERMANENT WAVES』
    *海外旅行の際、移動中の車内でひさしぶりに聴いた。現地のネイチャーガイドとは音楽の話では盛りあがったのだが…。ちなみに彼は「日本のメタルならLOUDNESSが一番だよなー。特にRISING SUNのアートワークにやつ」と言ってました。『THUNDER IN THE EAST』のことだろう。「KUNIさんはX-JAPANも聴く?」と尋ねてきたが、自分はまったく聴かないのであった。かわりにOUTRAGEとUNITEDを薦めておきました。それと「Vo&Gがアンタに顔が似てるぞー」といってELECTRIC EEL SHOCKも。