- HOME
- Monthly Whiplash「月刊WHIPLASH vol.108」
- SOUND CORNER
SOUND CORNERvol.108
『ROCK N ROLL』
BUCKCHERRY

タッチの軽い曲はあったが、『CONFESSIONS』は重いアルバムだったと思う。EP『FUCK』は一転してシンプルで、怒りと嘲りを吐き出すような内容だった。そして新作『ROCK N ROLL』は、タイトルはきわめてシンプルながら、けっこう多様性のある内容だと思う。できれば即効性のある速い曲が1、2発ほしかったが、これはこれで高いレベルにまとめあげられたロックンロール作品。特にメロディの充実ぶりがイイ。
最近の愛聴曲
- 全曲『REACH FOR THE SKY』 / SOLITUDE『REACH FOR THE SKY』
*スラッシュ風味もあるが、ド・メタル一直線だ。ラフなのに広がりがありウソっぽくなく、近頃聴かないタイプの音だと思ってたら、廃館になった映画館で、ドデカイ音を鳴らして録られたものらしい。こんなのを聴いた後に、スタジオで練り込まれて技術的にエッジをつけられたモノや、整合感バリバリのモノを聴くと、物足りなさと同時に、メタルってそれでいいのか?という疑問も感じてしまう。アグレッションの中に、ふと「哀」も感じるところも◎。ちょっとパンキッシュな始まりの2曲目は、タイトルに同じ単語の入ってる某FBのアノ曲を思い出した。同世代として、是非とも頑張ってほしいバンドだ。
- 全曲『VII:STURM UND DRANG』 / LAMB OF GOD『VII:STURM UND DRANG』
- ODE TO EXTINCTION / DEW SCENTED『INTERMINATION』
*海外では6月にリリースされたらしいが…。早いとこ国内で発売されたらいいのに。このバンドのアルバムタイトルは「I」で始まるのが恒例だが、今回もやはり。
- NO MORE WALKS IN THE WOOD / EAGLES『LONG ROAD OUT OF EDEN』
- HOW LONG / EAGLES『LONG ROAD OUT OF EDEN』
- WAITING IN THE WEEDS / EAGLES『LONG ROAD OUT OF EDEN』
- HOTEL CALIFORNIA / EAGLES『EAGLES LIVE』
- WASTED TIME / EAGLES『EAGLES LIVE』
- TAKE IT TO THE LIMIT / EAGLES『EAGLES LIVE』
- DESPERADO / EAGLES『EAGLES LIVE』
- THUNDER ROAD / BRUCE SPRINGSTEEN『BORN TO RUN』
- JUNGLELAND / BRUCE SPRINGSTEEN『BORN TO RUN』