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SOUND CORNERvol.136

『RATTLE THAT LOCK』
DAVID GILMOUR

RATTLE THAT LOCK / DAVID GILMOUR

2年前中国に仕事で行った時に、現地の日本人GMと音楽の話になり、その時話題に上がったのがこのアルバム。自分のごとき浅薄者がとやかく論じるべきアルバムではないが、一言で表現するなら内的な「旅」だろう。バラエティに富んでいるが、一貫性もあるし、各アートワークも見事だ。ジャケットの鳥たちを見て、その種類からアートワークを担当したヒプノシスやディレクターの意図を推測してみるのも面白い。肉眼で見て取れる範囲では、カラス科、ムクドリ科、ハタオドリ科が描かれているが、これらは「目」でいうとスズメ目。大きさや見た目は異なるが、近い種族なのだ。それはともかくディヴィッド・ギルモア師は特異だ。
個人的には、たったひとつのギターの音をこんなに聴かせる人はいないと思っている。

最近の愛聴曲

  • 全曲『REFUGE DENIED』 / SANCTUARY『REFUGE DENIED』
  • 全曲『INTO THE MIRROR BLACK』 / SANCTUARY『INTO THE MIRROR BLACK』
  • 全曲『DREAMING NEON BLACK』 / NEVERMORE『DREAMING NEON BLACK』
  • 全曲『DEAD HEART IN DEAD WORLD』 / NEVERMORE『DEAD HEART IN DEAD WORLD』
  • 全曲『ENEMIES OF REALITY』 / NEVERMORE『ENEMIES OF REALITY』
  • 全曲『THIS GODLESS ENDEAVOR』 / NEVERMORE『THIS GODLESS ENDEAVOR』
  • 全曲『THE OBSIDIAN CONSPIRACY』 / NEVERMORE『THE OBSIDIAN CONSPIRACY』
  • 全曲『THE YEAR THE SUN DIED』 / SANCTUARY『THE YEAR THE SUN DIED』
    *WARREL DANEが亡くなった。さかのぼれば1988年の『REFUGE DENIED』だった。まずは「BATTLE ANGELS」の超絶ハイトーンに驚いたが、次の「TERMINATION FORCE」で深くはまった。しかもJEFFERSON AIRPLANEのカバーまで…。89年の『INTO THE MIRROR BLACK』は当時の若手バンドとは何もかも違うことを証明していたと思う。その後のNEVERMOREもずっと聴き続けた。
    つくづく凄いバンドだと思っていたが、世間的評価はそれに追いついていなかったと思う。バンドとしてもそうだったが、WARRELのVoスタイルも唯一無二だったと思う。強烈な個性と才能が消えたことに寂寥を感じる。R.I.P.