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vol.121

月刊「WHIPLASH」OCT,2016

10月の目標:2年ぶりの駿河湾

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は8月25日から9月27日までです。

もう少し早く知っておけばよかった「浜松式」。来年の夏はコレだ。

晩夏のXSR△▽7※◇X THE R△□△L F○▽☆I◇Nのテストは厳しかったです。暑い。釣れない。これに尽きます。ある時、池の畔でキャストしていると、犬の散歩のオバチャンが「釣れる?」と話しかけてきました。「いや、全然あきませんわ」。アタリひとつ、反応ひとつなかったので、自分は苦笑いしながらそう返事しました。するとオバチャンが一言。「この池、魚はいるのかねえ」。その瞬間、軽く頭を張られたような気がしました。このウソみたいな沈黙。ひょっとしたら昨冬完全な水抜きでも…? 仕事にかまけて昨冬はこのあたりの池の視察に行かなかった。まさか抜かれた? いやフナらしきのはいたよな。でもあれらは水路から流入できるよな。それにソフトブッシュは全滅してるやないか。さらに浮葉植物も2種消えている。これはやはり水抜きの影響か…? 状況を眺めつつ頭を回し始めると、どんどんネガティブな方向に思考が行ってしまう。それほど池は静まり返っていたのでした。アタリどころか反応もないまま丸1時間みっちりやると、周囲は黄昏れに。もう帰ろうと思い車の方に向かいましたが、少し気になるところがあったので、何気なくルアーを投入してみました。しかもそれとてもポイントと呼べるようなものではなく、ブ厚いヒシにはりついた浮遊植物の密度がわずかに薄いだけでした。ただそれだけの場所なのに、ルアーを動かすと前触れもなく捕食音が響き、小さいながらもライギョが飛び出してきました。この瞬間のうれしかったこと。さきほどまでのネガティブ思考は吹っ飛びました。陸でのたうつ小さいライギョに、何度もお礼を言って水に返しました。

そんなに釣れなかったSERPENT RISINGのテストもやっと8月末に終了。残るはRAW DEALERのバス以外相手のファイトコントロール性能チェックです。

サハリンに行ってきました。貿易会社社長さんの営業に同行(?)させていただいたわけですが、釣りも3日ほどやってきました。ロシアはロシアでも昨年のウラジオストクとは何もかも随分異なる印象で、低く雲がたれこめ、冷たい小雨が降るオホーツク海の砂浜に立った時の感慨は、これまでにまったくないものでした。そして順調にいっても11時間かかる宿泊地へのドライブ(当然順調にはいかない…苦笑)も格別でした。北緯50度のかつての国境、兵士のお墓、寒々とした平原の中の旧日本軍のトーチカ、それらを眺めながらロシアの人たちと和やかにドライブしているという事実。そして北緯52度をずっと越えた森林地帯の中を流れるブラックウォーター(タンニンで紅茶みたいな色の水)の川、そこで出会った水玉模様の魚や、鼻の曲がった魚、そして白銀としかいいようのない輝きを紅茶色の水中にまき散らして暴れた魚。なにもかもが新鮮だったし、何度も「随分北の方に来たんやなあ」という感慨に耽りました。「まさかクマさん出んやろな…」と用心しつつも踏み跡をたどって分け入った広葉樹林の中の川。「なんで何にもおらへんの?」と首をかしげつつルアーを投げてみた、水生植物が繁茂する美しい沼。野生のブルーベリーをつまみ食いしながらキャストした川。どれも素晴らしい体験であり、いい思い出となって自分の中に残っていくことでしょう。釣果としてはまったくもって芳しくありませんでしたが、そんなことより、そこに行ったということの方がはるかに重要だと思っています。まずは同行させてくださった貿易会社のK社長、ロシアの釣具ディーラーのミハエル氏、ガイドしてくれたユーリさんとターニャさんにお礼を言っておきたいと思います。旅のお話はいずれ…。

2017年発売予定のロッド3モデルにかんしてあれこれやってたテストが終了しました。いや、1モデルにかんしてはベイト仕様分だけなので、この秋スピニングのテストに移行します。ということ2017年には4モデルの新しいロッドが出ることになります。そのうちの1モデルをサハリンでサケマス系に使ってきました。ティップはR703RSよりややライト(R703RRよりは強い)で、全長が長い分、バットの底力はR703RSよりやや上といった感じのロッドです。基本的にはバスロッドですが、現地ではラージマウスバスとは別次元のパワーをもつサケ科の魚もカケた際にも苦戦することなく、完全に余裕をもってコントロール下におくことができました。でも流れや倒木や沈木をかわすより、早く取り込んで食用にキープしたくて仕方がないガイドさんの手をかわすのに忙しかったような気も…(苦笑)。うかつにラインをもたれると、伊勢尼15号ループ仕様の自作フックとはいえ、バーブレスなんでポロッといきかねないんよなあ。日本語で「やめてくれ」と言ってもわからんし、英語で「ラインに触らんといて。ちゃんと魚はコントロール下においてるから大丈夫」と言っても全然通じへんし…。それに対してガイドさん「いいからオレにまかせておけよ。さっさと取り込んでコイツで晩飯作ってやるよ(ロシア語はさっぱりわからんが、なんとなくそんなことを言ってたような気がする)」って感じでこちらの意向を完全無視して、またしても手を延ばしてラインをつかもうとする。そんなわけでラインを触らせないように、ガイドさんの手をかわすのに忙しかったわけ。でも今思い出すと笑いがこみあげてくる光景だったなあ。結局白銀の魚はそれ1本きりだったけどね。

[タックル_1]

  • Rod:RAW DEALER R7△▽R◇2 THE E◇○□※◎◯▽△ER-BSV_test
  • Reel:RYOGA 2020H & DAIWA-Z2020H(Daiwa)
  • Lure:スピナーベイトNaked WT 1/2〜5/8oz, 100〜130mmミノー, 100〜130mmミノーペンシルetc.

[タックル_2]

  • Rod:RAW DEALER R7▽▽R◇L2 THE H◇○□N ※◯▽△◇R_test
  • Reel:15 CATALINA BJ 100SH & ZILLION TW 1516SH(Daiwa)
  • Lure:スピナーベイトNaked WT 〜1/2oz, 80〜110mmミノー, 100〜115mmミノーペンシル, 14〜21gスプーンetc.

[タックル_3]

  • Rod:SERPENT RISING RETRIBUTION XSR△▽7※◇X THE R△□△L F○▽☆I◇N_test(Whiplash)
  • Reel:RYOGA SHRAPNEL C3000H(Daiwa)+PE#8-10
  • Lure:TEST MODEL_1&TEST MODEL_2(Whiplash)

人生初の北海道に行ってきました。「えっ、ホンマにこれまで北海道に行ったことなかったん?海外にはけっこう行ってるのに」と何人かに言われましたが、ホンマに今回が初の北海道上陸。魚のみならず植物は違うし昆虫も違う。あれこれ驚きの連続でした。キタキツネやエゾシカはともかく、ヒグマが意外なほど身近な動物であるということもたっぷり実感しました。それらの話は次回に。

これは驚いた。FARCとコロンビア政府の和解。わだかまりの解消には時間がかかるだろうが…。

最近の!!な試合

★UFC202 ウェルター級5回戦 ネイト・ディアス vs コナー・マクレガー

再戦。1R、2Rはマクレガーのパンチ、そして何よりローキックが冴えポイントは確実に思われたが、3Rからディアスが調子を上げ、5Rラストには完璧なテイクダウンで圧倒。しかし時間切れ。あと1分、いや30秒あったらディアスが決めたのでは…。個人的には3、4、5Rとディアスが取り、3:2の優勢と見たが、正規の判定は2:0、1名ドローでマクレガーの判定勝ち。これも第3戦アリだろ。
その他では圧倒されたのは、L.ヘヴィ級の3回戦。ランキング1位のアンソニー・ジョンソンと2位のグローバー・テイシェイラの試合。1R開始まもなく前進してきたテイシェイラにジョンソンの右アッパー一閃。打たれ強いテイシェイラがそのまま崩れ落ちた。これで次のL.ヘヴィ級選手権試合は、ダニエル・コーミエとジョンソンの再戦ということに。前回はコーミエが1本勝ちしたが、ジョンソンはパンチでダウンを奪っており、これも見逃せない試合になること必至だろう。

最近の愛読書

★特になし

最近の珍事件

★特になし

最近のお買い物

★特になし

いや、スプーンをいくつか買ったなあ。

今月のダメな人

★ヒグマを威嚇?

誰とは言いませんが、自分が林道脇で立ちションしていたところ、某同行者が背後で「わっ、わっ」と声を上げました。「どうしたん?なんか珍しいものでもいた?」と尋ねると、「いや、違うんですよ。新家さんが小用中で戦力にならないので、今ヒグマが出たら大変だと思って、威嚇の声を発していただけです」との返答。あのねえ、ヒグマが出そうな場所なら立ちションなんかしないよ。獣臭もしないし、見晴しも悪くないし、こっちも安全を確認したうえだし…。「それにそんな弱っちい声だと、威嚇どころか、アヒルがイジメられてるぐらいにしか聞こえへんで」と言っておきましたが、ご本人はご不満なようで…(苦笑)。