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vol.157

月刊「WHIPLASH」OCT,2019

10月の目標:超短期的脱出

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は8月25日から9月25日までです。

8月の最終日、今年2度目の山岳渓流に行ってきました。降り続く雨、そして当日も雨という予報で一旦中止しましたが、その後前線が南下し、北部は天候が好転しそうだったので決行。降り続いた雨のせいで源流部も増水気味。そのせいか魚の活性もよく、イワナの追いも良好でした。最初の沢でも十分楽しめたが、欲を出してさらに2本遡上。しかし最後の沢の途中で筋肉痛により1名脱落。で、自分はさらに上って、廃道になった林道の上の堰堤までチェック。その間もところどころの小さなスポットにはイワナがいて、釣れないまでも、追いやアタックは楽しめました。もともと尺上は望めない沢ばかりで、今回の最大も25cm級でしたが、濃厚な色彩の源流イワナはイイものです。雨の合間の晴天、人気のない山岳渓流、キレイなイワナたち…いい時間を過ごすことができました。

[使用タックル]

  • Rod:WISE STREAM 45LB-3(Daiwa)
  • Reel:SS AIR(Daiwa)+PE#0.4+Fluoro 5lb Leader
  • Lure:EMISHI 50S(Ito Craft), SILVER CREEK SHAD 50SP(Daiwa) *50SPはシングルフック仕様にしたら完全フローティングに

小型ウィードレスプラグの2ndプロトが上がったので、ライヒー釣りに行ってみました。ずっと以前ライヒーが多くいた池を思い出したので訪れてみましたが、水生植物はなくなり殺風景な池になっていました。そしてライヒーの姿もなし。後日知人に尋ねてみると、カムルチーが放されて以来ライヒーは激減し、今ではもはや絶滅?というぐらい姿を見ることはないらしい。そして以前はそこそこいたヨソ者カムルチーもここ数年で一気に減少したらしい。後日の話はともかく、見た目のよろしくない池で釣りをしても気分がのらないので、他のエリアに移動し日没までの1時間ほどあれこれ試してみました。動きもフッキングもまったくもって悪くはないのですが、少し思うところがあったので、帰宅後原型を新規製作。新しい原型とこれまでのモノを人に見せたところ「全然違いますね」という評。いや、部分的にはそっくりのシェイプを採用したんだけど…。全体的な雰囲気が変われば、そういうところにも気がつかないか。というわけで、#4/0フック採用の小型ウィードレスプラグはプロトからやり直しです。来春発売を目指すとなると晩秋にテストか…。日本じゃ無理だし、どこか近くの暖かい国にでも…。いっそ短期移住でもしようか?歓迎してくれる人たちがいる国はいくつもあるんでね(笑)。

[使用タックル]

  • Rod:HEAD GUNNER J-VERSION HGJ-608LH MACULATA STRIATA(Valley Hill+Whiplash)
  • Reel:MILLIONAIRE BLACK SHEEP 250(Daiwa)+PE#8
  • Lure:TEST MODEL(Whiplash)

MURDEROUS BUGの最終プロトがあがってきました。ヒレは合ってるけど、あれ?スリットが違う…そんな変更頼んでないのに。まあこれは生産用金型のデータで修正すればいいレベル。この最終プロトまでの間に意外なほど時間がかかってしまったので、発売は来年になりそうです。個人的朗報としては、成形屋さんが2色機を導入したので、背と腹の色が異なるモノが作れるようになるということ。もともと2色成形を想定してカラーリングも考えていたので、これで思っている色が作れそう。

TBR-93は現在生産中です。もう少しであがってきます。北海道在住のモニターの宮田君にはすでに渡してあるので、発売までにいいマス族の写真が届くことでしょう。ヒグマたちに気をつけて釣ってきてください。実はこのルアー、誰かのとんでもないミスがなければすでに出てるんだけどね。TBR-93の次はLIVEWIRE87 TRAVIESO(トラヴィエソ)です。冬場に小型魚を補食してる港湾のスズキやハネやセイゴ、温廃水の良型メッキ、亜熱帯マングローブの小物トップ遊びに是非!
先日関東のボートシーバスゲームで、自分が渡した87 TRAVIESOのプロトでひたすら爆釣してる動画を見せてもらいましたが、あれいつになったら一般の人が見ることができるようにアップされるのかな? 開発者の自分が思わず笑ってしまうほどの出方でした。自らのテストで性能には自信をもってましたが、他人が使ってもイイ動きをしてるし、ちゃんと魚が出てくれている。「いいルアーになったな」と自画自賛。たまには自画自賛しとかないと、自分の「作る能力」なんてほとんど評価されてないんでね(苦笑)。

近いうちに少しだけ日本を離れます。ただの超短期ご近所格安海外旅行です。現地の人たちと遊んで、視野をひろげてきます。もちろん「遠征」ではありません。多くの人はともすれば「遠征」という言葉を使いますが、自分は「遠征」という言葉が嫌いだし、どんなに遠いところに行っても、どんな釣りをしてもそんな気分はまったくありません。ただちょっと世知辛い(最近個人的にますます世知辛さと息苦しさを感じている)日本を離れたかったのと、知らない土地で知らないものを見てみたいという欲求、それだけです。このタイミングを逃すと、次は来春までお出かけしづらいんでね。そこではもう少し時間をかけて、ちょいと遠くのまだ行ったことのない国に飛ぶつもりです。赤道に近いけど北半球か、あのあたりは…。朝6時に夜が明け、空を渡りつつ騒ぐカラフルなインコの鳴き声で覚醒する日々を送りたいです。釣りも楽しみですが、美しいネコ科にも変顔偶蹄類にも会えたらいいな…と。それとひさしぶりに河畔を群舞する蝶の群れを見たいです。これは季節によってはムリだけど。まあそれよりは、まずは近日中の近くの国。

旅行中は安全のため、その旅にかんするものをFBに上げること(自分ではいっさいのSNSはやらないので、「上げる依頼をする」と書くのが正しい)はやりません。以前は出国前に写真をVHの担当者スギゾー君に送ったりしたことがありましたが、それが場合によると安全を脅かす可能性があることがわかったので、以後いっさいやってません。旅行期間も知らせておくべき人や拡散しない人にしか知らせません。イマドキでなく、おもしろくない人間ですみませんね。ただ、自分や周囲をトラブルに巻き込まれないようにするには、最低限の注意を払っておく必要があるので、予防策としてそうするだけです。

TVのバラエティ番組でヤラセが報じられてましたね。個人的な意見ですがバラエティ番組におけるヤラセなんて全然珍しくないのでは? というのも、自然が絡むもの、たとえばちょっとしたアドベンチャー系のものでは、何度も「そんなところにそんなモノ現れないぞ…」とか、「そんな2種がそんな配置でいるなんておかしいぞ…」とか、本来ありえないシーンを見かけたことがあるからです。実際に現場に立ち会った現地人とも話したことがありますが、その話題になった時にニヤっと笑って「さあ、どうかな…。ワシの口からは何も言えんな〜」とはぐらかされたこともあります。自分は動物も釣りもプロではありませんが、あらぬところであらぬモノに出会えば、それが自らの意志ではなく、誰かによってそこに存在させられたと判断するでしょう。翅や翼のあるものならともかく、地をゆくものや水中をゆくものには移動に限界があります。それに野生動物はおおむね習性から大きく外れた行動はとりません。習性を知っていれば、それがあらぬ場所に現れたりすると、即座に違和感をいだくものです。もちろん野生動物にも個性はありますが、それ以上に行動は習性にのっとっておこなわれます。自分は最近ニュースやドキュメンタリー以外のTV番組を観ることがあまりないので、当該番組の件はわかりませんが…。
実はずっとずっと昔の話ですが、自分もヤラセというか仕込みを頼まれたことがあります。今はない釣り関係の番組で「魚の用意」を頼まれました。本番では某プロが釣ることになっていたのですが、もし釣れなかった時のために前日から行って魚を釣ってプールしておいてくれという内容でした。ロケ当日は自分も某プロと釣りをすることになっていたのですが、まず釘を刺されたのは「某プロより釣ってはいけない。万事彼を立てるように」ということでした。もちろんこの件は「やりたくない」と断りました。しかし依頼側は「ロケに行ったわ釣れないわ…では番組にしようがないでしょ?こんなことフツーですよフツー。気にしないで。みんなやってますよ」と説得してきました。そんなこと言われても、自分は無名だが釣師としての最低限のプライドはあるんでね。実際にはこの件はロケすらおこなわれませんでした。というのも自分が断っただけでなく、某プロのスケジュールが変更になり、その日程でロケに行くのは不可能となったからです。とにかく流れてよかった。それがどこであれ場所も公にならなくてすんだし…。ちなみに魚はライギョでした(笑)。関係者の名前を公表する気はないし、すでにない番組で撮影すらおこなわれなかったし、もう25年以上前のこと(サラリーマン時代)なんで、これぐらい書いても問題ないでしょう。

深夜MBSの『ガチウヨ〜主権は誰の手にあるのか?』を観つつ、いろいろ考えさせられました。「なるほどその通り、同感」という部分もあれば、当然「??」という部分もあり、日本という国(政治体制ではない。むしろ国土といってもよい)、古来の精神風土が好きな自分としては、興味深いドキュメンタリーだったな…と。やはり一番怖いというかキモチワルイのは、個人的な考えをもたずに、表層的な勢いに身をまかせて押し流されつつ、快を叫ぶことだと思う。それと「NO」と言えないこと。その「NO」を言わせない、そして「NO」を封じ込める権力乱用や欺瞞が、日本のみならず世界レベルで目について仕方がない今日このごろ。まさに「HOW DARE YOU」である。国家レベルの権力者のみならず、身の回りでも言ってやりたい言葉である。身の回りにかしては、ほんのちょっとでも権力を手にすると、小物どもは自身のスケールをわきまえず、天下でもとった気分で小暴走に向かうようだ。

京都発祥の釣り雑誌『WALTON』(←ルアー専門誌ではありません)に掲載される自分の記事の校正をしました。次の09号(発売日は聞いてません)に載ります。連載というカタチになりますが、釣りそのものだけでなく、旅行中のちょっとした出来事など、周辺部のネタも書こうと思います。

最近の!!な試合

★特になし

最近の愛読書

★潜行三千里[完全版] 辻政信著 毎日ワンズ

買ったばかり。これから読みます。

最近の珍事件

★特になし

最近のお買い物

★特になし

今月のダメな人

★特になし