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vol.159

月刊「WHIPLASH」DEC,2019

12月の目標:来年に備える

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は10月26日から11月26日までです。

川の状態は悪くないし、小魚もいつになくいる。しかし肝心のバスが…。とにかく釣れない、反応もない…という時間が過ぎた後、やっとおチビが1本。しばらく後、さらに小さいのがスピナーベイトを見て逃げまどう(苦笑)。やがておかしな濁りが入ってきて、ついでに中途半端に増水し、水温も下がり、ますますダメな感じに。でも夕方の一瞬、ふと魚の気配がしたので、岩裏にルアーを通すと、イイ感じのアタリがあり、フッキング直後にぐいっと締めこみました。「これは余裕で50を超えた♪」と直感した直後、岩を巻き込むようにして裏側でジャンプ。わずかに黒い影も見えました。「いいやないの、大きいしパワーもあるし、最後の最後にイイのが釣れた」と思い、岩から引き離し足元の緩流帯に誘導した瞬間、がくっときました。たしかに大きい、たしかに黒っぽい、しかしローリングを始めよった、おまけにヒゲが生えとる…。正体はガチガチに固太りしたマナマズでした。そりゃもう余裕で50cmなんか超えてましたよ。65cmほどあったんだから(笑)。そしてパワーはマナちゃんとしては別格でした。過去これほど強いマナちゃんに出会ったことはありません。外道とはいえ、立派な体格と強い引きに敬意をこめて置き撮り。今年の淡水釣行はこれが最後かなあ…。

[使用タックル]

  • Rod:RAW DEALER R703RS2 THE CROSSFIRE-BSV(Whiplash)
  • Reel:18 RYOGA 1016H(Daiwa)+NYLON 14lb
  • Lure:S.O.B-SC 1/2oz DW(Whiplash)

あかん、とにかくあかんかった。自分とマキちゃんは意地(?)でジグのみでかけたものの、とにかく続かない。よしアタった!のった!と喜べばサビタチ…。というわけで今回の駿河湾夜遊びは超貧果で終了。でもまあひさしぶりに重いジグをしゃくったり、仲間といろいろ話をしたりで、けっこう楽しかったです。来年は台風で流れないことを祈ります…。

[使用タックル-1]

  • Rod:SLEDGEHAMMER 65X-13改(Whiplash)
  • Reel:SALTIGA-Z40(Daiwa)+PE#6G+150lb Leader
  • Lure:SALTIGA SACRIFICE II SLOW KNUCKLE 300g(Daiwa)

[使用タックル-2]

  • Rod:SALTIGA AIR PORTABLE J66XHS(Daiwa)
  • Reel:SALTIGA-5000(Daiwa)+PE#5G+130lb Leader
  • Lure:LANCE 250g(Shout!) etc.

台湾から帰ってしばらくして風邪を引きました。急に熱があがり、夜中に悪寒がして、夢現の中で震えました。するとネコが布団の中に入ってきて、定位置であった自分の左側に寝そべって喉を鳴らしました。するとしだいにネコの体温が移ってきて、悪寒が消えました。でもそのネコは一昨年にすでに逝ってるわけで、実際にやってくるなんてことはありえません。しかし、こういう奇妙な体験はこれまでに何度もありました。やっぱり21年もずっと一緒に暮らしていたら、飼い主の調子の悪い時には出てきてくれるのかな。ちなみにこの風邪、ヘンに長引いて、完治するまで約1週間。

10/29に日付けが変わってしばらくした頃、アメリカによるIS最高指導者殺害のニュースを観ました。明らかに高揚している米大統領のコメントが放映され、そこに最大限ともいえる侮蔑を感じました。「軍用犬に追われ…イヌのように泣き叫び…」。イスラム教徒に対して「イヌ」。米大統領はもちろんその意味をわかったうえで発言し、侮蔑しているのですが、これがさらなる憎しみと混乱の胤になるのではないかと不安。さらに後には殊勲の軍用犬(しかも黒っぽい)の写真をでかでかと発表し、それをホワイトハウスに招待したとかいうニュースも。自分の見聞や実体験では、ムスリムの人たちにとってイヌは不浄な存在だし、まして黒っぽいイヌは嫌われるという話を聞いたこともあります。今回の件はISに対し批判的だったムスリムの人たちにも、不快感を植えつけたのではないかと思う。史上最も偉大な大統領と自称する人間は、どう見ても史上最悪のゲス野郎としか思えない。しかもこのゲス、アメリカだけでなく、世界を混乱に陥れる可能性もある。

それにしても過熱を続ける香港。どちらもひっこみがつかないところまで来てしまったのか…。と思ってたら区議選。結果的に民主派が8割を超えたが、区議の権限はきわめて小さい。民意ははっきりと出た。でも民意をぶっつぶすのが国家である。

ベルリンの壁が崩壊して30年。あの時の光景は記憶にまだ新しいし、一昨年実際に壁を眺めた経験も、自分の中で「壁」を特別なものとしている。壁といえば万里の長城もそうだ。これは騎馬民族の侵入を防ぐ壁であり、国民の逃亡を防ぐためのベルリンのものとは着想は異なるが、防壁は防壁である。アメリカはメキシコとの国境に万里の長城と同じ着想の壁を、他国でも同様に鉄条網のバリケードを作りつつある。再び壁の時代になりつつあるのか。

最近の!!な試合

★UFC in Singapore ウェルター級 デミアン・マイア vs ベン・アスクレン

柔術とレスリング、組み技のエキスパート同士の試合。個人的にデミアン・マイアは好きな選手なので、思い入れをもって観ていたのだが、実に見事に極めてくれた。ひさしぶりに柔術の寝技地獄を観た気分。

★UFC244 ウェルター級 BMF ホルヘ・マスヴィダル vs ネイト・ディアス

「BMF」ベルトを賭けた争いである。BMFとは「Baddest Mother Fxxker」の略である。こんなベルトを作ってしまう社長のデイナ・ホワイトのユーモアがおもしろい。試合はいきなりからマスヴィダルが攻勢で、1RKOもあるかと思わせたが、やられながらもディアスが粘る。だいたい4、5Rと後半になって血まみれで挽回し、最終的に締め落とすなんてことが多い選手なので、ハラハラしながら見ていたのだが、3R終了でドクターストップ。傷の外見からすると、UFCなのに異例の速いストップ。ドクターには外見以上の何かが見えたのだろうか。そして試合後のマスヴィダルのインタヴューもケッサク。いわく「続きはバックヤードでやろうか?」。

★WBSS バンタム級統一戦 井上尚弥 vs ノニト・ドネア

ドネアの仕上がりのよさが試合を素晴らしいものにしたと思う。全盛期のドネアの凄さを知ってると、ニコラス・ウォータース戦以降の精彩のなさが辛いし、一度階級を上げて、そこから再び下げると、あのロイ・ジョーンズJr.でさえあんなことになったという事実がのしかかってくる。そんなわけで、この試合がおもしろいかそうでないかは、ドネアにかかっていると思っていた。たしかにドネアの仕上がりはよかった。何度も井上を首ごとのけぞらせたし、出血にも追い込んだ。しかし、FRASHと呼ばれた、若き日のあの閃きはない。あの時代のドネアだったらおそらく違う結果になっていたと思う。井上は対戦後「弟のカタキを」なんて言ってたが、それよりもケガで欠場したゾラニ・テテとの対戦が観たい。個人的にはセミファイナルでテテがドネアに競り勝ち、ファイナルで井上と当たると思ってたからね。ちなみにWBSS バンタム級統一戦の戦前の自分の予想は1)3〜4ポイント差の判定で井上勝利、2)KOなら井上の左ボディ。いい線の予想だったでしょ。でも応援してたのは実はドネアだったんだ…。

★WBS ヘヴィ級選手権 デオンテイ・ワイルダー vs ルイス・オルティス

再戦である。前回で決着はついたろうに…と思っていたが、実は裏に心暖まる美談があったのだ。それはさておき、1Rからオルティスは調子がいい。ワイルダーのパンチに合わせ、ヘヴィ級とは思えないカウンターを繰り出してくる。一方のワイルダーはとにかく手を出さない。カウンターを気にしているだけでなく、なんか意図があるような顔つきをインターバルで見せていた。後半なにかあるのか?それは何ラウンドだ?6Rが過ぎた時点で、判定は全ラウンド10:9でオルティスが取っている。その6Rからたまにワイルダーの右が出るようになったが、クリーンヒットはない。そして7Rも終わりに近づき、あと残り数秒となった瞬間、突然のようにワンツーがオルティスを襲った。左ガードを上げて顔面をおおったものの、パンチはショート気味にインサイドから入り、まさにこれ一発のワンパンチKO。中継画面では右ショート?ぐらいしかわからなかったし、そんなに効くパンチ?と思ったが、別の角度から見るととんでもないパンチがすごい角度で入っているのがわかった。2019年最高試合とはいわないけど、衝撃度においてはおそらく最大だろう。ヘヴィ級といえば、大番狂わせといわれたアンディ・ルイスJr.vsアンソニー・ジョシュアの12月の再戦も見逃せない。ぽっちゃりルイス、またしても狂乱を巻き起こすか?

最近の愛読書

★ニホンオオカミは消えたか? 宗像充著 旬報社

個人的にはニホンオオカミにはいてほしいし、タイリクオオカミの導入には賛成できない。亜種とはいえ、生息環境が異なれば、習性すらも適応を目指して変化すると思う。それにこの問題以外でも学者とか識者とか呼ばれる人たちに疑問を感じざるをえないことが過去何度もあったので、亜種説をああそうですか…と簡単には肯定しづらい。サイエンスとロマンの関係への言及がイイ。さてこの本を読んだあとで、対馬のカワウソに目を向けると、これまた「??」なことに(苦笑)。
自分が聞いた唯一のニホンオオカミの話は、母方の田舎に伝わるハナシ。母親の実家の近くに柿ノ木田という土地があり、そこにある岩の上で夜になるとオオカメ(←こう表現されていた)が吠えたというもの。これは曾祖父の血縁者がよく語っていたという。時代としては江戸の終わりか明治初期だろう。その頃は中国山地にもニホンオオカミがいて、山地とはいえ、人家から直線距離で200mもないところに現れていたということだ。自分もガキの頃その話を聞いて、柿ノ木田の岩を見に行ったことがあります。大陸のオオカミが岩山で吠える絵を見ていた自分は、その岩が子供にも簡単に登ることができる小さなものであることに失望し、「こんなショボいところでオオカミ?しかも家より低いところだし…」とがっかりしたのを憶えています。

最近の珍事件

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最近のお買い物

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今月のダメな人

★特になし