佐賀県条例に基づく移入規制種の指定に関わる
意見交換参加者による報告書

報告者 横峯 竜一  
   
  【p1】 【p2】 【p3】
 
注意)
以下、明らかに誤字や入力ミスであると思われるものを除いて、横峯氏のレポートをそのまま転記し掲載する。
新家邦紹

県条例に基づく移入規制種の指定に係る意見交換会(動物関係)
日時:平成17年3月12日(土)9:30~12:00  場所:正庁(佐賀県庁4階)

  1. 開会
  2. あいさつ
  3. 議題
    (1)移入規制種の指定について
    • 基本的考え方
    • これまでの取組及び今後の進め方
    • 指定された場合の規制内容
    (2)指定候補種に関する意見交換
  4. 閉会
(佐賀県くらし環境本部環境課)


公聴会実施日時及び場所 別紙1のとおり(※上記枠内)
議題 別紙1のとおり(※上記枠内)
「佐賀県の生態系に影響の可能性がある移入種(外来種)リスト」
(・以下に新家が転記しておきます)

植物69件
(水辺への侵入)1.オオカナダモ 2.オオフサモ 3.オランダガラシ(クレソン) 4.キシュウスズメノヒエ 5.キショウブ6.シュロガヤツリ 7.チクゴスズメノヒエ 8.ナガエツルノゲイトウ 9.ヒレタゴボウ 10.ボタンウキクサ(ウォーターレタス) 11.ホテイアオイ (森林への侵入)12.カミヤツデ 13.ハリエンジュ (のり面吹き付けからの侵入)14.アメリカスズメノヒエ
15.イタチハギ 16.オオキンケイギク 17.オニウシノケグサ 18.カモガヤ 19.外来コマツナギ 20.シナダレスズメガヤ 21.シロツメグサ 22.イバンモロコシ 23.ネズミムギ 24.ヒロハウシノケグサ 25.ホソムギ 26.メリケンカルカヤ(家畜飼料や園芸用土からの侵入)27.アレチウリ 28.イチビ 29.ショクヨウガヤツリ 30.トキワツユクサ 31.ホソアオゲイトウ
32.ホナガイヌビユ 33.ワルナスビ (競争(競合)による生態系の変質)34.イヌホオズキ類 35.ウラジロチチコグサ 36.オオアレチノギク 37.オオイヌノフグリ 38.オオオナモミ 39.オオブタクサ 40.コセンダングサ 41.コメツブツメクサ 42.コンテリクラマゴケ 43.シロバナマンテマ 44.セイタカアワダチソウ 45.セイヨウヒキヨモギ 46.タチスズメノヒエ 47.外来種タンポポ種群 48.ツボミオオバコ 49.ハルジオン 50.ヒメオドリコソウ 51.ヒメジョオン 52.ヒメヒオウギズイセン 53.ヒメムカシヨモギ 54.ブタクサ 55.ブタナ 56.フラサバソウ 57.ブラジルコミカンソウ 58.ホソバツルノゲイトウ 59.マツバウンラン 60.マメアサガオ 61.マルバルコウ (今後警戒すべき外来種)62.イチイヅタ 63.オオカワヂシャ 64.コカナダモ 65.タチアワユキセンダングサ 66.ナルトサワギク 67.ヌマツルギク 68.ブラジルチドメグサ 69.ミズヒマワリ

淡水魚14件
70.アマゴ 71.オオクチバス 72.ガー科の観賞魚群 73.カダヤシ 74.カムルチー 75.コイ科の鑑賞魚群 76.コクチバス 77.ソウギョ 78.タイリクスズキ 79.タイリクバラタナゴ 80.ニジマス(継続的な大量放流) 81.パイク科の鑑賞魚群 82.ハス 83.ブルーギル

昆虫類4件
84.外国産カブトムシ類 85.外国産クワガタムシ類 86.ブタクサハムシ 87.ヤシオオオサゾウムシ

両生類・爬虫類5件
88.ウシガエル 89.カミツキガメ 90.スッポン 91.ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ) 92.ワニガメ

哺乳類10件
93.アライグマ 94.イノブタ 95.カイウサギ 96.タイワンザル 97.タイワンリス 98.チョウセンイタチ 99.ヌートリア 100.ネコ 101.ハクビシン 102.ヤギ

その他4件
103.アメリカザリガニ 104.オオマリコケムシ 105.カワヒバリガイ 106スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)
総計106件 佐賀県移入種対策検討会(2004.12.27)

以後、議題に沿っての会議内容及び討議内容を報告いたします。
(1)移入規制種の指定について
★基本的な考え方
  1. 地域(佐賀県)の良好な生態系を保全する(自然再生事業を含む)
  2. 新たな移入種(外来種)による生態系の破壊を未然に防ぐ

★これまでの取組及び今後の進め方
  1. 基本・基礎調査
    平成14~16年。県内各地の水域で実施
    場所内訳 野池:110 クリーク:305 湖:25 文献調査:62 合計502 
    ※横峯氏註 文献調査とは?私にはよく分からない。
    ▲調査の内容・方法・結果に関しては、オオクチバス及びブルーギルの生息域が一瞬パワーポイント上で表示されたのみで内容・方法・ 結果に関しては何の話もなし。
    ※横峯氏註 私の「調査資料の開示請求をした場合、応じるのか?」という質問に対しては「応じる」との返答あり。
  2. 移入種対策検討会
    生物等の専門家により9~10回実施、結果として平成16年に動植物含め106件の生物をリストアップ
  3. パブリック・コメントの実施
    県内外より4200件のコメントあり。
    内訳 県内:404件 県外3796件
    水生植物について:2件 オオクチバスの指定反対:630件 オオクチバスのみではなく他の外来魚についても指定反対:120件
    ▲パブコメのほとんどがオオクチバスの指定に関するものであった。
    ▲なお、パブコメに関しては県内在住者の意見のみを参考とし、県外在住者の意見は参考としない(しなかった)
  4. 全体的な流れ
    平成14~16年の調査→移入種対策検討会(9~10回実施、106種の候補選定)→平成17年1/21~2/14パブリック・コメント募集
    →平成17年3/12意見交換会実施→移入規制種候補案等の検討→106種の候補から指定種決定、平成17年4月中に条例施行

★指定された場合の規制内容
指定種の選定法
  • 既に県内域に生息・生育し、生態系に影響を及ぼしている、または及ぼすおそれのある種
  • 意図的に導入されている種
  • 現段階では県内域には生息していないが、今後生息した場合、県の生態系に影響を及ぼす可能性が大きい種
を106種の中から移入規制候補選定→選定 平成17年4月施行
基本的に「放す」「飼う」「種子をまく」→禁止
※横峯氏註 しかし、非意図的に侵入したものに関しては規制しない、規制のしようがない、と県側は主張
例)靴の裏や装輪車のタイヤに付着して侵入する植物の種子を規制できるか?

「佐賀県環境の保全と創造に関する条例」中から
第66条『何人も前条第一項の規定により指定された移入規制種に係る地域内において当該移入規制種の個体を放ち、叉は植栽し、若しくはその種子をまいてはならない』とうたってあります。現在の条例の段階では「放す」ということは再放流、いわゆるキャッチ&リリースもそれに該当する(県側見解)

第66条の中に「移入規制種に係る地域内において」という表現があるが、これの意味は移入規制種選定の際、禁止されている移入種の・「放す」・「植栽する」・「種子をまく」行為を地域ごとに定める(限定する)可能性がある。
※横峯氏註 この意味は仮にオオクチバスとカムルチーが指定されたとして…「バスは県内A及びB地区で・が禁止、カムルチーに関しては県内A及びC地区のみでの・が禁止」となる可能性もある。しかし「地域内において」ということは「県内全域(いわゆるすべての水域・水系)を定めることができる」ということでもある(県側見解)
条例に違反した場合の罰則等について、現在では条例第66条の4~5項目のみでしか知らされていない→具体的説明なし。条例施行までに決めるとのことらしい。
※横峯氏註 この後、参加者に持ち時間2分間で発言の機会が与えられましたが、この内容については省略させていただきます。
(ほとんどの意見が指定賛成・反対の月並みな内容にとどまったため)
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