Monthly Whiplash

vol.172

Jan.2021

月刊「WHIPLASH」Jan,2021 Vol,172 この雑記は適当にダラダラ書いているので、
前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。
今回の場合は11月24日から12月23日までです。

なんだかんだで忙しく、
当然のごとく釣りはゼロ。

なんだかんだで忙しく、当然のごとく釣りはゼロ。仕事以外の外出は、用事と気分転換程度。まあそれでもたった2時間でも野外に出るとほっとするなあ。渡り鳥を眺めたり、獣の痕跡を見ながら里山を歩いたり。寒いけど。

なんでもかんでもロックというのはヤメてくれ。ポップスでいいやん、それ…というものまでひとからげでロック。ポップスが嫌いなわけではないし、蔑んでるわけでもない。イイものはイイというのがたいていの物事に対する個人的なスタンスなので、 ポップスやAORでもイイものは聴く。仕事中には古いAIR SUPPLYが流れていたり、 カーラ・ボノフやジェニファー・ウォーネスがかかっていたりする。一方、ロックやメタルでも好きでないものは聴かない。ハードロックやメタルならイイというわけではない。そのジャンルでも、どうにも好きになれないものはけっこうある。ポップスというより、ロックといったほうがちょっと不良な響きがあってカッコいいのかね?でも、いくら音がデカくてもロックを感じさせないものもあるし、メタリックなリフでもポップスやんというものもあるし、うーん、結局のところ精神性なのかな…と思ったりもします。

ところでロックといえば

ところでロックといえばこんなバカな話があります。とある知人(友人ではない)が「ロックが好きでよく聴いている」というもんだから、「ちょっと前に出たAC/DCよかったよな」というと「AC/DCって何ですか?」と予期せぬ質問が返ってきました。「ロックが好きでAC/DCを知らんの?」というと「有名なんですか?ソレ」と。「じゃあSTONESとかは?ROLLING STONES」というと「ああ、バンド名は知ってますよ。まあまあ有名ですよね。曲は聴いたことないけど」。なに?まあまあ有名やと?ロックが好きでよく聴いてるといっときながら、よくまあヌケヌケと…。「ほんならアンタはどんなロックを聴いてるんや?」と尋ねると「えーっと、何だったかな…。急に言われても名前が出てこないなあ」と。こーいうヤツはロック以外でもたいがい口から出まかせで、知ったかぶりなので信用できん。そーいやこいつ、釣りの話でもオオゴト言うもんだからちょっと突いてみたら口ごもったことがあったなあ。挙句の果てに「10年も前のことなので忘れましたよ」なんてしれっと言いやがった。自分にとっての記録的な魚のことを、たった10年で忘れるか?絶対そんなもの釣っとらんぞ。一事が万事。そーいうヤツなのだ(nlm)。

わからない方に説明しておくとnlmは中指を立てたジェスチャーを示します。つまり「Fxxk Off!」というやつです。日本語でいうところの「くそったれが!」みたいなもんです。これに対してはケツを向けて「I’d like to!(上等じゃ!やってみろや!)」という応戦の仕方がありますが、売り言葉に買い言葉だし、お下劣な表現なのであまりやらんほうがいいかと。

以前滞在した某国の某エリアの人たちは、

以前滞在した某国の某エリアの人たちは、なにかにつけ「Fxxk」をつけてしゃべっていました。ある時大きなワシが空を舞っていたので眺めていると「KUNI、あのBigな Fxxkerはたまにヤギの子供も襲うんやで。なかなかFxxkなヤツやろ?」とか、ベタに日本語訳すると「この性交的なルアーは、なんて性交的な動きをするんだ!素晴らしく性交的じゃないか。KUNI、アンタが作ったのか?アンタは性交的な創作の才能を持ってるな。性交的に素晴らしい!」などという具合…。興に乗ってくると10分もしゃべれば「Fxxk」が30回以上出てきたような…。そこまで連発するのはオッサンだけでしたけどね。性交的な創作の才能というところを少し入れ替えて、創作的な性交の才能とすると、わが旧友「エロ師十段」師範のこととなる。師範、元気なのかな?長いこと会ってないけど。きっといまだにワルイことばかりしてるにちがいない…。

2021年のフィッシングショー類は、

2021年のフィッシングショー類は全部中止と聞いていたのですが、先日オンライン開催という話を聞きました。オンライン開催といわれてもまったくピンとこないのですが、まあ何もないよりは随分イイんじゃないかと思います。VHさんは参加するそうですが、今のところ自分はお店に貼ってあるようなフライヤーを1枚見せられただけで、具体的なことは何も聞かされてないし、新製品の内容についても尋ねられてないので、WHIPLASHは参加ナシということだと思います。とはいえ、新製品は少しだけあるので何らかのカタチで発表します。 2月末にイベント参加(こちらはオンラインではない)の話をひとつもらってますが、このまま感染が減退しなければ危うそうです。それに苦手な極寒とか大雪も…。

根が楽観的

根が楽観的というか、結局モノゴトはなるようにしかならないという意味では諦観的なのか、いつかコロナ禍も落ち着くであろうし、そうなった時のために、とある魚を釣るためルアーの製作を仕事の合間に始めました。そういや今年は対象魚がなんであれ、完全個人的ルアーをほとんど作らなかったなあ。「DISTURBIN’」に時間を割いたせいかな。SABBATHの「DISTURBING THE PRIEST」から半分ほどいただいて命名した「DISTURBIN’WIRE 105」。それが2021年内に発売予定のルアーの名称です。
タイプはペンシルポッパー。カップが生むサウンドはそれほど大きくはありませんが、 それでもSPITTIN’WIREよりは音も飛沫も大きい。ショートスライドやドッグウォークのたびに音と飛沫を上げます。そして「ある仕掛け」のせいで水中でなかなか賑々しい。「賑やか」というより、語感としては「賑々しい」が合ってると思います。さらにスローのタダ巻き時にも光と音がおもしろい。その仕掛けを外せば、左右へのスライド幅が伸びます。まだ全公開ではありませんが、外観は「PHOTO CORNER」を参照してください。以前のモノとは、性能に影響のない細部が変更になっています。つまり少し顔を整形(目をぱっちり)したってとこだな。
来春には金型で成形したモノで最後の調整がおこなえそうです。

AC/DCの新譜がカッコよすぎる。

AC/DCの新譜がカッコよすぎる。メンバーみなさんジジイなのにPOWER UPというタイトルをつける精神もカッコいい。というわけで、自分もまだジジイという年ではありませんが、今後に向けて「POWER UP」を心がけ実践します。ジムに通ってマシントレーニングをすることはないと思いますが、現状維持より少し上を目指します。パワーだけでなく柔軟性や動きの速さと滑らかさも考慮するつもりです。先日のマイク・タイソンも励みになったし、「首から下は25歳」の50台アスリートや元バスケ選手のアカメバカのような、いまだに強靭な奴らに引けを取りたくないし…。

ところでワクチン。

ところでワクチン。副作用が話題になってますね。COVID-19用のモノがどういうものかはわかりませんが、インフルエンザのワクチンでも副作用として熱が出る人はいるし、まあ副作用の例がないものなどおそらく見当たらないと思います。たとえば黄熱病のワクチンを接種している人は周囲に10数名いますが、まったく副作用らしきものがなかったのは自分も含めた6名ほど。37度ほどの微熱が出て1日で引いた人は4名ほど。37度ほどの微熱が2日以上続いた人は2名、そして38度を超える熱が出た人が1名。聞くところによると、もっとひどい副作用が出た人もいるようです。 自分の周囲で最もいろんなワクチンを入れているのは亀羅マンのまっちゃんとFOO2 氏ですが、このふたりは過去どんなワクチンにも副作用がなかったようです。

それにしても感染拡大がとまらない。緊急事態宣言の頃のピリピリ感もイヤだったが、 現在のユルユル感も問題だと思う。ワクチン開発のニュースさえもユルさを誘発しているような気がする。もうすぐできる、もう安心だってね。いやまだ先の話だし、それまでにとんでもないことになればどうしようもないし、自分のことだけでなく、ひっ迫する医療現場のことも考えないと。とはいえ、もはやワクチンの力を借りるしかないのか…という気もするが、そのワクチンの有効性も、ある程度行き渡ってみないとどれほどのものなのかもわからない。などといいつつも、接種するとなったらどこのワクチンがいいかな…ビオンテックかな?…なんて話を友人としてみたり。結局、みんな未知というか未体験のことなので、ある程度の予測ぐらいしかできないし、それも大いにハズレる可能性もあるわけだ。

少し早いですが、よいお年を。

2020年は様々な意味で分断の1年だったなあ…。少し早いですが、よいお年を。 当分コロナ前同様の生活はムリだと思いますが、諸事今よりマシな方向に進んでいけたらいいですね。それとそのための最低限の努力はしないとね。ウィルスもですが、心の隙間に忍び込むよくないモノにはくれぐれも気をつけてください。

最近の!!な試合

★スペシャルマッチ マイク・タイソンvsロイ・ジョーンズJr.
予想以上に動けるタイソンを見ていてうれしくなった。全盛期とまではいわないが、15年前の引退間近の頃と同じぐらいのキレはあるのでは?というぐらいシャープだった。それに対してジョーンズJr.はお腹周りから察することができるとおり、動きに精彩を欠いていた。そのお腹周りにタイソンのブローが何発か入る。絶対効いてるよな。でもあえて顔面への強打は避けてる? なにはともあれレジェンドと呼ばれる二人が再びリングに上がってボクシングをやってるわけだし、特にタイソンにかんしては見ていて励みになったのは間違いない。試合後のインタビューでは、タイソンは今後もこういうスペシャルマッチを望んでいるようだが、次はホリフィールドとやってほしいね。なんなら耳噛みアリのルールで(笑)。

★WBC,IBFウェルター級選手権 エロール・スペンスJr. vsダニー・ガルシア
これも非常に注目していた試合。スペンスJr.は肩甲骨まわりはすごく軟らかそうだし、手足は長いし、ボクサーとしては理想的な体形と資質に恵まれていると思う。PFP上位のスペンスJr.優位だが、一瞬でも隙を見せたらガルシアのレフトフックが飛んでくるはず。実はその瞬間を期待しながら観ていたのだが、残念ながら空振りであっても左フックの強振はなかった。とはいえ、超がつくほどの実力者同士の試合がおもしろくないはずがない。観ている側も神経が擦り減るような緊張感がある内容だった。結果はまあまあのポイント差でスペンスJr.の判定勝ち。試合後のインタビューでは「しばらく家族やペットと…」なんて言ってたが、そのしばらくが終わったら、クロフォードかパッキャオ戦を観たいものだ。あ、パッキャオvsダニー・ガルシアもおもしろいかも。

★WBOインターコンチネンタル ライト級王座決定戦 フェリックス・ベルデホ vs中谷正義
1Rのダウンは「やられた」という感じだったし、4Rのダウンはもはやこれまでか…という感じだったが、不屈の精神力で立て直し、9Rに左ジャブカウンターから大逆転KO勝利。これも年間ベスト試合の候補になるべき内容だったと思う。

★UFC256ライト級3回戦 トニー・ファーガソンvsチャールズ・オリベイラ
メインもブランドン・モレノの頑張りで素晴らしくよかったが、個人的に印象が強かったのはこちら。あのオールラウンダーのファーガソンがこんなにやられるのか…。
オリベイラの能力の高さが遺憾なく発揮された試合だった。来年のポワリエvsマクレガー戦で、事前にポワリエ感染などのアクシデントがあれば、オリベイラをマクレガーに当ててほしいね。

最近の愛読書

★特になし
また最近、JFK暗殺にかんする書籍をいろいろ読み返しています。

最近の珍事件

★特になし

最近のお買い物

★フックなど
久しぶりに釣具屋さんに行き、海の小物用ルアーや各種フックを購入。内容は一見脈絡のない選択。海用の#7/0太軸シングルフックとか5gのメタルバイブレーションプラグとか渓流用スプーンとか…(笑)。

SOUND CORNER Vol,172

『LIGHTNING TO THE NATIONS 2020』

DIAMOND HEAD

自身の有名曲と他バンドの曲のカバーアルバム。JUDASの「THE RIPPER」はハマリだが、DEEP PURPLEの「RAT BUT BLUE」(『WHO DO WE THINK WE ARE』より)は意外だったなあ。セルフカバーはどの曲も音がズ太くメタルになってるし、「HELPLESS」もこれぐらいボトムが効いた方がカッコいいと思う。欲をいえば、もう少しスピードがほしいけど…。最近は家でもドライブ中もコレをよく聴いている。あらためて自分はDIAMOND HEADの曲が好きだったことを思い知らされた。

THE FREE STORY

最近の愛聴曲

全曲 / PHIL CAMPBELL AND BASTARD SONS『WE’RE THE BASTARDS』
THROUGH THE MIST OF TIME / AC/DC『PWR/UP』
*何ひとつ余分がないR&Rで、なんでここまでのカッコよさを生み出せるのだ?タイトルのようにパワーも漲っているし、染み出るシブさもたまらない。さらに聴くたびに発見があって実に楽しい。『PWR/UP』は前作『ROCK OR BUST』を振り切っている。中でも一番好きなのが、この曲。THE PAINTED LADIES…て(笑)。
『BURRN!』誌でAC/DCのベスト5曲というのをやっていたが、自分は5曲なんて無理なので、本日の個人的10曲を挙げてみました。
HIGHWAY TO HELL / 「HIGHWAY TO HELL」
WHOLE LOTTA ROSIE / 「LET THERE BE ROCK」
IT’S A LONG WAY TO THE TOP(IF YOU WANNA ROCK’N’ROLL) / 「HIGH VOLTAGE」
RIFF RAFF / 「POWERAGE」
YOU SHOOK ME ALL NIGHT LONG / 「BACK IN BLACK」
GIRLS GOT RHYTHM / 「HIGHWAY TO HELL」
HELLS BELLS / 「BACK IN BLACK」
SIN CITY / 「POWERAGE」
BAD BOY BOOGIE / 「LET THERE BE ROCK」
BACK IN BLACK / 「BACK IN BLACK」
GUADIANS OF THE EARTH / SEPULTURA『QUADRA』
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