海外逃避行

2022 Hungary-Germany

2022 Hungary-Germany

ハンガリー・ドイツ

ミュンヘン国際空港では時間があったので、ちょっと外に出て食事
ミュンヘン国際空港のトイレの「小」には的がありました。ロウソクの火を消せってことか(笑)。オトコの習性を理解したユニークな発想
ブダペストでは空港から歩いて行けるホテルに1泊。部屋の窓の外は…駐車場

旅程
[Flight]
09/11 ITM(伊丹) 07:05 - HND(羽田) 08:15 → HND 09:50 - MUC(ミュンヘン) 17:30 → MUC 22:25 - BUD(ブダペスト) 23:40
09/12 BUD 13:25 - MUC 14:40 → MUC 16:00 - BER(ベルリン・ブランデンブルグ) 17:05
09/15 BER 10:15 - LGW(ロンドン・ガトウィック) 11:20
09/17 LGW 08:30 - BIO(ビルバオ) 11:30
09/20 BIO 13:40 - MAD(マドリッド) 14:50 → MAD 16:00 - LYS(リヨン) 17:50
09/22 LYS 10:20 - FRA/EDDF(フランクフルト)11:45 → FRA/EDFF 13:55 - HND 09:45(09/23)
09/23 HND 13:00 - ITM 14:05

ヨーロッパに行ってきました(まずはハンガリーとドイツです)


本来はハンガリーのブダペストで開催されるEFTTEXに行く予定でしたが、2023年に延期となったため、ハンガリー、ドイツ(ベル リン)、イングランド(ワージング)、スペイン(サン・セバスティアン)、フランス(リヨン)をまわってきました。

羽田からミュンヘンへのフライトルートを眺めると、ベーリング海からモーゼスポイント(アラスカ)へと向かう東回り。そしてグリーンランドからスカンジナビア半島の西をかすめて目的地へ…というもの。これはロシアのウクライナ侵攻による危険回避。おかげで14時間ほどかかってしまった。これまで経験したうちの最長フライトでした。
EFTTEX中止のためブダペストでは何もすることなく、ただ空港近くのホテルに1泊しただけ。そして翌日ミュンヘン経由でベルリンに向かったのだが、その際に、ブランデンブルグ国際空港でバゲージ・トラブルに見舞われました。後の便でふたつの荷物は空港に着いたことがわかり、引き取りに行ったのだが、バゲージ・トレーシング・サ―ビスは何も応えてくれなかった。その後現地滞在の3日間、毎日そこに通ったが、内部に通じるインターフォンは無反応。指定された番号にベルリンの知人と100回以上電話したが1度も通じず…というかコールが響くだけ。指定されたEメールアドレスへの引き取り依頼も完全無視。空港内の航空会社のデスクで交渉するも「ここはバゲージ関連の場所ではない」とシャットアウト。しつこく通い食い下がると、応対したくないので貼り紙までされました。1本の電話さえ通じたら事は済むのに、それができないがために、壁の向こうの部屋にあるはずのバゲージを引き渡してもらえない。情けなく、馬鹿馬鹿しく、はらわたが煮えくりかえる。こんな状況、日本では考えられない。バゲージ・トレーシング・サ―ビス前には多くの人がいて、皆困り果てていました。ひどい人は「もう1週間ここに通っているが応対はゼロ」と嘆いていました。日本にも連絡して、ルフトハンザに対していろいろ手配していただき、仕方なくベルリンを離れロンドンに飛ぶことになりました。ちなみに荷物はトラブル発生から約2カ月経って日本に返ってきました。しかし、現地で都合したスーツケースや身の回りのものの代金は、こちらの口座指定をおこない、先方から受付コードが届いたものの、それっきりでいまだ振り込まれていません。
話が前後してしまった。空港でKAYさんに再会し、ベルリン郊外の宿へ。こぢんまりした小ぎれいで静かなホテルなのだが、部屋には冷蔵庫もなくミネラルウォーターもなく、おまけに近くには店は一軒もなし。店のある小さな町までは車をけっこうとばして10分ほどかかる。翌朝起きてホテルの周りを散歩していると、赤茶色のリスがいたり、狩ったイノシシを積んだ車が走ってたり、馬が道を歩いていたり…。いいところなんだけど。
ベルリンでは2つの水系に行きました。ひとつは小さなパーチが釣れ、KAYさんにパイクも釣れた。自分は8回ほどパイクのアタックがあったが、スイレンエリアで大型のウィードレス系スイムベイトを使っていたため、はじかれるだけでしっかり食ってくれず、1度 もアワセを入れることなく終わりました。ふたつめの湖はエンジンもモーターも禁止。手漕ぎのみの場所なので釣り人が少なく、大型パイクが残っているとのことだが、アタリは自分に1回あっただけ。両方の水系で共通したのは、初めて訪れた自分にアタリが集中したこと。裏を返せば、自分がカバーエリアでバスやライギョを狙う際のコース取りやアクションが、現地の人のやり方よりパイクにアピールしたということ。初めての場所で、日頃縁のない魚を慣れない借り物の道具で、初めて使うルアーを操作して釣る、しかもリールは苦手な左巻き(自分は大学生の頃のバイクのクラッシュにより、左手首の可動域が限定されていて、回転運動が上手くできず、10分も巻くと痛みが発生します)という条件も考慮すると、釣れはしなかったものの、このアタリの回数は悪くなかったのかもしれない。ちなみにドイツは釣りのライセンス制度が厳しく、外国人旅行者がフツーにお魚釣りをするのはかなり困難です。ライセンスは地域制だし、けっこう高いらしく、現地の釣り人たちもボヤいていました。



ベルリン郊外で宿泊したホテル。部屋に冷蔵 庫と近所に店があればもっとよかったんだけ ど
ホテル近くの林にいたリス。好奇心なのか、 威嚇を込めてなのか、さかんに鳴きながら尻 尾を膨らませてこちらを意識していた
今回は観光はゼロ。これはベルリン動物園駅 から見たカイザー・ヴィルヘルム記念教会。 空襲で鐘楼が破壊されたまま保存されている
パーチが釣れました。ルアーのパーチカラー とはけっこう違いますね。深いイイ色です
パーチ狙いの釣り人。ダウンショットリグで連 発させていた
水路を移動中、KAYさんが流していたルアー にパイクがヒット。フックアップしたのはこの 1本のみ
湖岸のレストラン(?)の平和な風景。白黒ハ チワレさん、デカイ!
カンムリカイツブリを5mほどの距離で撮影 できました。野生のハクチョウにもかなり近く まで寄ることができた…というか寄ってきた
ボートハウスの脇からアライグマが現れた。 ベルリンでもこの外来生物は増殖中で、問題 になっているのだとか
ベルリンでお世話になった人たちと昼食。み んなデカいのでよく食うんよなぁ…
街中のソーセージ料理屋さんにて。辛いが旨 くビールが進む。「そんなにスパイスかけんの か?多すぎないか?」と言ったら、おばちゃんが 一層大袈裟なポーズでスパイスまみれにして くれた(笑)


ベルリンでの3泊の滞在を終え、次の目的地イングランドへ。最後にチェックイン後の空港内ルフトハンザのデスクでバゲージトラ ブルについて訴えましたが、気の毒そうな顔をされ、「私たちではどうにもならない。そういう案件はバゲージ・トレーシング・サー ビスでしか受け付けられないから」と言われました。仕方なくガトウィック空港行きの搭乗ゲートへ。ロンドンはもっと涼しいぞ…と 言われてたので、むこうに着いたらまずは服を何とかしないと。それと時間と店があればスーツケースも入手しないと。


Special thanx to Kay-san(Moritz), Timo-san, Thomas-san, Alex-san, Martin-san, Yuki-san(Fisherman), Atsuko-san, Rie-san, As ami-san, Mineyuki-san(Hit Company)



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