PHOTO

vol.181

Oct.2021

絶対密にならない山岳渓流に行ってきました

どんなことがあっても「密」とは無縁な山岳渓流に行ってきました。

クマ注意看板は山岳渓流にはつきもの。たしかにこのあたりには多いらしいけど。全国的に出没多発中。気をつけましょう
初めて入る沢。いかにもイワナな感じ。特に魚影が濃かったわけではないが、けっこう楽しめました
天井は低いがクモの巣は少なく、比較的快適に釣りができました
1本目は小型ながら腹の橙色がきれいなイワナ。高く深い沢ほど腹が橙色の個体が多くなる感じ
時々発生するイワナ・ドーナッツ現象(笑)全体的にネムリ構造になっているシングルフックでもたまにこうなる

ポッティングアイ・レッドタイプ

来春発売予定のFLUTTERIN’WIRE 75以降、シンキングモデル(TBR-93S,TBR-107S含む)等には、識別しやすいようにレッドアイが採用されます。

サンプルがあがってきました。5mm径と6mm径です。タイプを識別しやすいように、2022年以降に生産するシンキングモデル等に採用予定です
同じカラーリングのルアーにのっけて、従来のガンメタル系アイと比較してみました
TBR-93と107に適当な塗装をほどこしてアイを入れてみました。似合わなくはない…と思います

ZSR某モデル最終テスト

来春発売予定のZSR2モデルのうちの1本が最終テストをクリアしました。

夕方のテストでライギョ3本とマナちゃん2本。あえて最小のお魚を出します。でもコンディションは素晴らしいでしょう?
何を食ってるのかお腹はポンポン。斑紋がやや間延びしてるような(笑)。ここには小魚も少なくないし、昆虫もたくさん
笑い顔のマナちゃんも釣れました。雨が降ってきたな…と思ったらやっぱり…
水くみバケツのグレイタイプをリリース予定。サイズや紐の長さなどは従来品と同じです(自分用のは紐を替えてます)

生物など

山岳渓流で見かけたものたち。

沢沿いの林床に青紫のキノコがありました。紫色のキノコとしてはムラサキシメジが知られていますが、これは違う…はず
こんな国旗、どこかになかった?
クサキリ?いや脚の脛節が黒くないのでヒメクサキリらしい。珍しいわけではないが、どっちかな?と思って調べてみました
寂れた林道を下っていると目の前にカエル。タゴガエルだと思うけどナガレタゴか?水搔きを見ないとわからない
針葉樹の落ち葉に紛れて擬態。カメラを数cmまで近づけても逃げなかった
ニホンカモシカの頭蓋骨の頭頂部か…と思ったが、ニホンジカの子供もこんな突起があるという。そういや以前拾ったニホンカモシカのは突起の感覚が狭いし、もっと円錐やったなあ…
なかなかメタルな感じで、これほど「HORN SIGN」に似た頭骨も少ないのでは?
北海道のモニター宮田君が道端で死んでいたオオイチモンジ(左)とキベリタテハ(右)を標本にして、写真を送ってくれました。いずれも関西にはいない種類。オオイチモンジは本州中部や甲信地方の高地、キベリも本州中部以北の亜高山等に生息。死んだ個体を拾ってきたわりに、きれいに展翅してあります
釣行時に河原でコーハイ君が「タマムシ、捕まえたー♪」。タマムシといえば、子供の頃に箕面の滝の近くの遊歩道で見つけたアオマダラタマムシが印象に残っています
タマムシを捕まえたら裏面も見てほしいです。オオセンチコガネに肉迫するほどの美しさ。個人的には裏面の配色の方が好きです。とにかくジタバタしてコンデジでは撮りにくい

ZSRの某モデルの最終テストをおこなった場所には、初秋を感じさせるものがいろいろ。

野池の畔にハギが咲いていました。ハギといえば、子供の頃住んでたあたりでは、河川敷のそれにウラナミシジミがたくさん来てたのを眺めた記憶があります
クズも咲いてました。この花の下あたりの藪にイタチが潜り込みました
ヒヨドリバナにはコアオハナムグリの赤色タイプが張り付いていました
ワレモコウが咲いていました。小花が集まった特徴的な花穂をつけています。こんな外見ですがバラ科です
ツリガネニンジンも咲いていました。ワレモコウやこの草の花を見ると秋を感じます
オニフスベ。まだまだ大きくなり直径が50cm近くになることもあるそうだ。幼菌時には食用になるというが…
ショウリョウバッタの褐色タイプの♀。けっこう背景に紛れ込み、なかなかの保護色になってます

さあて、ここからは閲覧注意です。惨い画像とかいうわけではなく、たんなる生き物ですが、苦手な人はとっても苦手だろうと…。実はワタクシも苦手です。ワクチンの副作用でまだ熱っぽいけど、ちょっと庭の手入れでもするか…と落ち葉を掃いたり、車庫のほうに伸びてきた枝を切ったりしていました。何気なくユキヤナギに絡んだヤマノイモ(これの下には自然薯がある)を切っていたら、薄緑のツノ付きの物体が! しかもよく見ると3匹。うち2匹はほぼ成長しきった終齢幼虫だし、まあそのうち蛹になるためどっか行く だろうと思い、車からできるだけ離れたヤマノイモに移動させました。

子供の頃から庭のどこかにヤマノイモがあったので、こいつは見慣れてはいる。キイロスズメの終齢幼虫
近い距離に3匹もいました。左の褐色型、右の緑色型、そしてその下の○の中に褐色型の少し小振りなヤツ
この通り、ツノのある方が頭ではない。とにかく早いとこ蛹になってくれ
Page Top