Monthly Whiplash

vol.197

Feb.2023

月刊「WHIPLASH」Feb,2023 Vol,197
この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は12月25日から1月24日までです。

SWAYWARD-16

今年も仕事をしていたら年が変わりました。例年は海外から電話があることが多く、電波がよろしくない中で不慣れな英語で雑談という感じでしたが、今年は0時ジャストに国内から年賀の電話。本年もよろしくお願いします。


SWAYWARD-16のほぼ市販同様のブツを富山のセンセー他数名に送付。今のところフィールドで動かした報告はセンセーからだけですが、「ちょっと動かすつもりで出かけただけだったのに、釣りモードに入ってしまった」ということで、けっこう気に入ってもらえたようです。この手のルアーがたくさんある中で、あえてリリースする意味はあるのか?と問われると、我ながら「う~ん、どうやろ?」という感じですが、やはり木製の自作モデルがすごくイイ感じだったので、それをABSでなんとか…という製作者としての挑戦心みたいなものが突き動かしたのかな…という気がします。これまでにリリースされている他ブランドの同系統のルアーで十分やろ?と言われたら、「うーん、たしかにそうかも」と答えてしまいそうですが、よくある同系統のルアーより少し艶めかしいアクションや、短い進行距離での繰り返されるけっこうワイドなスラローム・スイミング、ロッドワークによる悶絶系アクションを楽しんでいただけたらさいわいです。まだ少しウェイトバランスを調整中だし、カラーリングも考案中ですが、今年前半にはリリースできると思います。

その後北海道のモニター宮田君からも報告

その後北海道のモニター宮田君からも報告があり、送ったSWAYWARD-16のFLS(Floating Swimmer)は鱒族が住む川の流れの中でもイイ感じだったそうです。他の同系統超有名ルアーとの動きの比較もしてみたそうですが、まったく遜色ないばかりか、明らかに動きの違いが主張されていたとのこと。では、季節になったらイトウでも釣っていただこう (笑)。

年末年始、そして2月にかけては異様に忙しい。

フィッシングショーに出展しなくても、年末年始、そして2月にかけては異様に忙しい。その分、仕事を終え風呂から上った後の一杯がとてもおいしかったりして(笑)。周囲には正月太りを嘆いている人もいますが、自分は太る間もなく、それでも寄る年波に対抗するためのトレーニングだけは欠かさずに、日々過ごしております。

そんな忙しい中、最近自分でパスタを作る楽しさを覚えました。オリーブオイルでニンニク&唐辛子を炒める、オトナ向け辛い系が中心ですが、思っていた通りの味になるとうれしくて。最初にボンゴレビアンコを手際よく作ってもらった時は、何気なく眺めつつちょいと味見して、「魔法でも使うのか?」と思いましたが、自分でも数回やってみると、レシピを見なくても、パスタ○○の素みたいなのを混ぜなくても、数種類は作れるようになりました。しかも我ながらけっこう旨い。そんなわけでしょっちゅうパスタとアサリ、チョリソーやツナ缶、乾きちりめんなどを買ってきて楽しんでます。もう少し上達したら、いろいろよくしてくれてる人に食べて喜んでもらおうと。

「フィッシングショーOSAKA」には出展しませんが、

「フィッシングショーOSAKA」には出展しませんが、お世話になっているメーカーさんへのあいさつとかで、2/3,4(金、土)にはふらっと会場に行くと思います。2/5(日)は未定です。どこかですれ違うかもしれませんね。まあ規約で否応なく、マスクで変装(?)してるのでわかりにくいと思うけど。これはある意味都合がいい(笑)。イベントとしてコロナ発生以降初めて出展するのは、2/25,26(土、日)に朱鷺メッセ展示ホールで開催される「にいがたフィッシングショー2023」です。入場無料ってなってるけどホンマなん?その次は小倉の西日本総合展示場で3/18,19(土、日)に開催される「西日本釣り博2023」です。自分はプロとか有名人ではないので、そういうイベントのリストには載らないと思いますが、病気かケガでもしてないかぎり、ブースにいると思います。

レオパルト2にエイブラムス。それらがウクライナに供給されたら、もっと戦況はヤバくなりはしないかという不安もある…。

最近の!!な試合

★IBF世界ウェルター級暫定王者決定戦 ランディ・エリス vs ロイマン・ビリャ
25戦全勝15KOのエリスと25勝(24KO)1敗のビリャによるIBF世界ウェルター級挑戦者決定戦。スピードとテクニックに優れたエリスがポイントアウトか…と思いつつ観ていたが、やや失速しかけたエリスに対し圧を強めたビリャが、ついに最終ラウンドでダウン2回奪う。ボクシングは最後までわからないというが、たいていの場合は流れはなかなか変えられない。ところがこの試合は最後にとんでもない展開が待っていた。でもせいぜいドローだろうな…やっぱり前半のポイント貯蓄が効いてエリス有利だろうな…と思っていたのだが、判定は113-113…114-112×2のマジョリティ・ディシジョンでビリャの勝利。いや、なんというかハードパンチャーだが前時代的なスタイルのビリャって、ある意味魅力的ですね。今後も注目したい。

★UFC L.ヘヴィ級王者決定戦 グローバー・テイシェイラ vs ジャーマル・ヒル
テイシェイラ、魂の死闘。止められても文句のいえない傷を負いながらの最終ラウンド開始時、「Let‘s go Baby!」にはシビレた。肉体のみならず精神のタフさ、これこそテイシェイラである。結果は判定負けでヒルが王者に着き、テイシェイラはこの試合でUFCからの引退を決意するのだが、最後に本当にいいものを見せてくれたと思う。
こういう感情移入しやすい選手が今後現れるだろうか…?


最近の愛読書

★特になし
読む間がなかった…。

最近の珍事件

★特になし

最近のお買い物

★スピナー2個とHOT SHOT
大阪に出た際にイレクターズさんに寄って、スピナー2個とホットショットを買いました。スピナーの1個はMYRANのヤツ。えっとミラでもなくパンサーでもなく、ウィップ?いやトニだった。もう1個はルーハー・ジェンセンのインセクト・スピナー。カッコいい造形なのだが昔に買い忘れていたヤツ。いずれも実釣用にシャフトを替えてスイベルインにして、シングルフックをセットしました。ホットショットにかんしては、有名なのに触ったこともなかったので、安かったこともあり、見識を広げるために購入。早速浴槽で動かしてみると、まあ思っていた通り。フックとボディの干渉を軽減するために、あえて楕円の大きなスプリットリングがついてるのがおもしろいです。こちらは使うかなあ…。うーん、タックルボックスの肥しになりそうな…。

SOUND CORNER Vol,197

『TORN ARTERIES』

CARCASS

地味という印象を持つ人もいるようだが、個人的にはCARCASS史上最も引き込まれたアルバム。…と言っても他には『HEARTWORK』『SWAN SONG』しか持ってないけど。自分はこのバンドの大ファンというわけではないので、「CARCASSはかくあるべし」というデスメタル的な理想はない。その分、本作の起伏にとんだ構成と轟音リフ、それに絡む流麗なハードロック系ギターワークの妙に深く惹かれるのだ。表の野菜で作られた心臓のアートワーク、そしてそこから腐敗に移行する様は、どこか九相図を 思わせるが、裏やCDの背後のブタさんは…。

carcass

最近の愛聴曲

LUX AETERNA / METALLICA『72 SEASONS』
SCREAMING SUICIDE / METALLICA『72 SEASONS』
*6年5カ月ぶりの新作なのだが、自分にはもっともっと時間が空いた気がする。というのも『HARDWIRED….』はまったくといっていいほど馴染めなかったし、その前に至っても、自分のメタル耳はほぼ反応しなかったから。アルバムに先駆けて公開された2曲からは、メディアで指摘されている通り『KILL’EM ALL』的なモノ、NWOBHMのニオイも感じるが、それだけではない新しいモノも感じる。個人的には前作、前々作より、明らかに食指が動く楽曲だ。全体像が楽しみだ。
全曲『BLOW BY BLOW』/ JEFF BECK
*熱烈なファンどころか、実はJEFF BECK師にかんしては、このアルバムと『LOUD HAILER』しか持っていない。なんだろう、インストが多かったり、ちょっとフージョンぽかったり、アルバムによって様々な差異がありすぎたりするのが、入れ込まなかった理由だろうか…。ただ時々引っぱり出して聴いていたのである。そして昨年OZZY師のアルバムへの参加もあり、「やっぱりこのお方のギターは異質で凄いよな…」と感心していたのだが…。年が明けてしばらくして急な訃報。R.I.P.
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