Monthly Whiplash

vol.202

July.2023

月刊「WHIPLASH」July,2023 Vol,202
この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は5月25日から6月26日までです。

ホタル見物

宝塚市のホタル観賞会があったので、ちょいと見に行ってきました。こんな機会でもないとゴルフ場内にはいることなんてないし。すごい人出やなあ…と思っていたら、1000人を軽く超えていたそうで。「大盛況ですね」と言ったら、講演をやっていたA先生も「いや、ここまでとは」とうれしそうでした。実はこのA先生は自分の親と親交があったのですが、父親の死後は個人的に疎遠にしていたので、こんな機会だから素通りせずに声をかけてみました。帰路、ゴルフ場より下流の逆瀬川でもちらほらホタルが光っていて、それを眺めながらゆっくりぷらぷらと夜道を歩いて帰りました。
1匹、わりと近い距離で光っていたホタルを眺めていると、不意にコウモリが現れ捕食されたのも興味深い光景でした。ブラジルで手づかみで捕獲したイリオネスフクロウチョウを撮影しようとしていた時、もたれていた柵が揺れ、思わず手を離してしまいチョウはロッジの外に。その瞬間、狙ってたかのように飛んできたコウモリに捕食されたシーンを思い出しました。あぁイリオネスフクロウチョウか…。捕まえる前に壁面にとまってる写真しかないなあ。あれから南米のいろんなところに行ったけど、イリオネスはあれっきりやな。

海外出張につき

6月中旬から下旬にかけて海外出張(?)に出ていたため、当然のごとくあまり釣りには行けず、準備のためあれこれ忙しく、書くことはほとんどありません。滞在した はハンガリーのブダペストとスペインのウベダ。
ブダペストはEFTTEXのため。これはEUのディーラーやバイヤーさんを対象とした釣具の展示会で、お世話になっている貿易関係の会社のブースの一角を借りて展示させていただきました。まあ一般釣り人は来ないので賑やかさには欠けるのですが、いくつかのディーラーさんやお店から好評をいただきました。暇な時間には会場内をウロウロ。興味深かったのは、中国企業の多さ。そして日本で見かけるいろんなプライヤーがあちこちに。眺めていると「ウチは日本の○○とか△△とかのOEMやってますよ。ほら、これは○○ので、こちらは△△の。あまり言えないけどね」などと、尋ねてもないのにしゃべってくるので、思い切りネタバレ(苦笑)。人伝でKUUSAMOのカタログと2023限定?のSUOMUをいただいたのもうれしかったな(笑)。カタログにはビーサスもビッケレもムケロも載ってなかったけど、プーカラやルシカ(RUSKAHOPEA他のギザギザカラーが独創的でカッコいい)は健在でうれしくなりました。ちなみにLUSIKKAとはフィンランド語で「スプーン」という意味。そのまんまやん。

ブダペストに着いた日には夕食まで時間が余ったので、中央駅方面にひとりでプラプラ。路面電車が走っていていい雰囲気。一際目立つ教会風の建物の1階は、予約しないと入れない、世界で一番美しいカフェなんだそう。まあカフェには興味ないので、ちょいとドアから中をのぞいただけ。たしかに見事でしたよ。最終日は早めに撤収し、夕食までの余った時間にホテルからダニューブ川(ドナウ川)までひとりで散歩。有名な鎖橋は通ることができなかったので、その1本下のエリザベート橋を渡ってみたり、遊覧船を眺めてみたり、川沿いの遊歩道を歩いてみたり、カラス(灰色と黒のズキンガラスという種類)の写真を撮ってみたり、街路の店をのぞいてみたり…。
ブダペストから先は単独旅行。空港で貿易会社の人と分かれて、飛行機を乗り継いでスペインのセビーリャへ。トランジットが短いので荷物が心配でしたが、無事セビーリャに届き胸をなでおろしました。昨年の二の舞なんて絶対イヤやもん。空港でEVIAのスタッフと会い、その日は遅かったので近くのホテル泊。翌朝朝食後にスタッフJUANFRANさんとドライブ。ドライブ中に電話をつないでくれたので、去年お世話になったEVIAのNICOちゃん、TONOさんと少しお話。コルドバの町を越え、ハエン、ウベダと進み、アロヨ・デル・オハンコへ。そこでEVIAのプロスタッフであるJAVIさんと会い、昼食後釣りに行きました。この小さな町にはホテルがないので、釣りが終わったら1時間かけてウベダに戻って宿泊。ふたりとも明るくいい人たちだったし、2日の釣りで無事お魚も手にできたし、いい時間を過ごすことができました。このあたりのことは後日書きます。帰りはわずかなトランジット時間で、カフェに座って軽食を食う時間もなく、セビーリャ→ミュンヘン→フランクフルト→羽田→伊丹と4便乗り継ぎ。羽田で荷物が2つとも出てきた時にはほっとしました。
お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。
今回も機内での睡眠調整がうまくいったので、時差ボケはほぼゼロでした。

いろいろ起こる

せわしない時にはいろいろ面倒なことが起こります。海外出張直前に車のブレーキランプが切れたり、歯のカブセが外れたり、まあブレーキランプぐらいは自分で直せるので、電球買ってきて、ユニットを外して取り替え完了。それにしてもユニットの中汚いわ。クモの巣はあるし、汚れはたまってるし。ついでにそれらもささっと掃除。歯もさいわい接着が外れただけだったので、再接着して出張へ。ちなみに出張中に治療中の別の仮歯が外れました(涙)。

見逃しはダメ?

『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』の最終話は海外出張につき観ることができませんでした。見逃したままだと空手のセンセイに小言を言われそうなので、帰国後BS11でチェック。なんせセンセイのお気に入りの時透無一郎やもんね(笑)。その前日にネタバレをかまされそうになったが、これはうまく回避して内容を知らないまま、ちゃんと初めから終わりまで観ました。

銃撃事件

ブダペストのホテルの部屋でBBCニュースを眺めていると「Japanese soldier~」というキャプションとともに、射撃訓練場での事件が放送されました。BBCで取り上げられるぐらいなので、日本という国でのこういう事件はかなり衝撃的だったのでしょう。帰国後詳細をチェックすると頭が「???」となりました。

裏切り?謀略?

帰国後の最大の事件は、ワグネルのロシア国内での武装蜂起。プリゴジン氏はロシア国防省と軍事的対立状態に。そしてプーチン氏はプリゴジン氏を裏切り者認定。しばらくしたら罪不問だとか。まさかウクライナや世界を欺くために共謀した大芝居?どうなるんだろう? 個人的には極東ロシアには友人が複数いるし、ウクライナを脱出してドイツにいる方と先日お会いしたばかりだが…。とにかくあらゆる戦争が終結することを望むしかないですね。やはりこの問題について一番気になるのは、ロシアの友人が以前口にした言葉。「ありえない。なぜなら彼はプーチンだからだ」。

発熱

帰国から2日、急に大腿部の筋肉が痛くなり、咳少々と熱が37.8度まで上昇。午後はさらに高熱化し38.7度。悪いことに病院に行こうにも日曜日。カロナールがあったので、それで解熱して家でおとなしくしていました。翌日も38.8度。食材もたまたま少し買ってあったので、自炊には困らないレベル。なんやろ?わりと流行ってるとウワサの季節外れインフルエンザ?それとも海外出張の疲れに付け込んだタダの風邪? 発熱から3日目、この日も朝から38.8度。月曜日になったので近所の内科で診察してもらうとインフルエンザではなく、コロナのオミクロン株の陽性反応が出ました。薬を処方され「今日を含めて4日は自宅療養してください」と言われて内科をあとにしました。気味がワルイのはこの後。自宅に戻って何気なく熱を計ると36.9度。目を疑い、もう一度計ったが36.9度。体も嘘のように軽くなり、朝までの苦しさはどこへやら…。なんや、この変化? と思ってたら夕方になってまた37度台後半へ。そして倦怠感。ハイブリッド免疫も今回はアテにならんかったなあ…。

最近の!!な試合

★特になし

最近の愛読書

★特になし

最近の珍事件

怖そうなオジサンに絡まれた?
KIX(関空)でチェックインをしようとしていたら、野太い声をかけられ、見るとそこには配下の人を従えた、筋骨隆々の怖そうなスキンヘッドにヒゲのオジサンが。見た目に何が近いかといえば、『シティーハンター』に出てくる海坊主あたり…。うへぇ、助けてくれ。ボクは何も悪いことしてません~(笑)。実はこの人知り合いで、某O社の社員さん。行先は同じくブダペストだったが、EFTTEXの会場には入らず、別のカタチで仕事をするとのこと。ミュンヘンまでの機内でもすぐ近くだったので、たまに通路を通るときにコツッと肘を当ててみたり(笑)。

最近のお買い物

海外出張の土産物ぐらいかな…。

SOUND CORNER Vol,202

『Vol.10』

BUCKCHERRY

今回も生々しいR&Rを聴くことができる。とはいえ、楽曲の振り幅もけっこうあり、激しいT-3やグルーヴィーな曲、バラッドがあり、本編最後の「PAIN」の充実度が、アルバムを一段高みに押し上げているような…。

carcass

最近の愛聴曲

OVER THE HILL AND FAR AWAY / GARY MOORE『WILD FRONTIERS』
乾燥した丘陵地にオリーブ、低い草の生えた丘に崩れた石積みの建造物…となるとやはりこの曲が頭の中で再生される。
OVER THE HILL AND FAR AWAY / LED ZEPPELIN『HOUSES OF THE HOLY』
こちらはタイトルだけで、その風景とはマッチしないけど。
GET THE FUCK OUT / SKID ROW『SLAVE TO THE GRIND』
まあ時にはこういう気分にもなるわな。自分も今はある程度オトナだから何もしないし言わないけど。でも30代の自分なら何かやらかしたかもしれない(苦笑)。
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