Monthly Whiplash
vol.213
Jun.2024
月刊「WHIPLASH」June,2024 Vol,213 この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は4月25日から5月25日までです。
今年初のショップレベルのイベント
先月「今後もショップレベルのイベントでどこかに行くことはあるかもしれませんが」と書きましたが、今年初のショップレベルのイベントがGWに大阪のイレクターズさんでありました。大阪のフィッシングショーに出展してないために会えず、しばらくぶりだった人たちや、それどころではなく「一体何年ぶり?」の人たち、初対面の人たち、開始時間前から来てくれて人たちもいて、楽しい時間を過ごすことができました。こんなイベントならまた時期をみて開催したいな…と。お店の大前君とサエちゃん、来てくださった皆さん、ありがとうございました。それと一番頑張ってくれたかもしれないWF担当さん、ありがとう。ところでお店の担当営業、不死身ではない杉本ことスギゾーの姿が見えなかったが…(苦笑)。
「若鮎」という和菓子があります。薄く焼いたカステラ風のモノで求肥などを包んで整形し、アユの顔や尾鰭をイメージした焼き印を押してあるヤツ。それは一般的で今でも見かけますが、子供の頃に食べた似たようなモノで、今は見られないモノがあります。中身は求肥なのですが、外側はややしっとりしたウエハースちっくな感じで、色は薄い水色、全体にリブが入ってました。焼き印は一般的な「若鮎」同様で、少し砂糖らしき白いものが「雪の宿」をつつましやかにした感じで付いていたような…。西宮に住んでいた子供の頃、祖母や母がたまに買ってきて一緒に食べた記憶があります。懐かしくなってWEBでいろいろチェックしましたが、薄水色っぽいモノはあっても、中身は餡だとか、そもそも最中であったりとか、今のところ見つかっておりません。見た目は京都の老舗「俵屋吉富」の「鴨川あゆ」が近いですが、生姜風味の餅だそうだし、蒸しあげられた生地ということなので、自分が子供の頃食べたモノとは異なります。ひょっとして絶滅危惧種というか絶滅種?
バチ抜けスズキ釣りに行ってきました
GW明けの大潮周りに近所の河口にバチ抜けスズキ釣りに行ってきました。なんか寒い。強風低温、これでも5月か?魚もシブく時合も短く、かつてのバチ抜けのようなお祭り騒ぎはなく、小アタリ3回、まともなアタリ2回、2本キャッチで帰ってきました。
当日使用タックル
Rod: RAW DEALER DEFIANCE RD711LMX-2S THE TRIAL BY FIRE (Whiplash)
Reel: CERTATE 2500+2508PE Spool(Daiwa)+PE1.0+Fluoro 16lb Leader
Lure: WANDER 80(Lucky Craft)
*今回はいつも魚を連れてきてくれるLAZY 8Sを封印して、WANDER 80とENVY 105で通してみました。その結果アタリはWANDER 80:4,ENVY 105:1でした。
風波が出ていたので短くてもボリュームがあり、振り幅のある前者の方がよかったのかな?シルエットもゴカイとは程遠いし、引き波も違う。しかし、魚はしっかり食ってくる。賢しらにいろんなことを言う人がいますが、結局のところ魚次第・状況次第なんですね。能書き満載の最新モデルでなくても、実績のあるルアーはちゃんと魚を連れてくる。今回は4名で釣行しました。同行者O氏はWANDER でアタリ4回、うち2回フックアップ。1本は正体不明のまま外れ、もう1本はボラ。デッドスローで引くとボラがよく食ってきます。避けたいならややスピードアップ。それでもたまに食われるけど(苦笑)。同行者Sちゃんはアタリ2回。もう1名の同行者はENVY 95でアタリ4回。うち2回は軽く引ったくられた感じだったそうですが、あの細身でノリのいいはずのボディなのに弾かれただけとは…。
ちなみに自分がバチ抜けで使用するルアーは、ボディが細すぎてシングルフックがまとわりつきやすいモノのべりーを除いては、伊勢尼系のエサ針にループを自作したシングルフック仕様にしています。利点はしっかり掛かるととにかくバレにくいという以上に、ランディング後の外しやすさ。さっさと外せてさっさとリリースできます。ボラに吸い込まれても、たいていの場合奥に掛からず、閂や口唇に掛かってくれるのもありがたい。
その後も複数回通いましたが、まあまあのが1本だけ。ある夜はかなりゴカイが浮上しあちこちで捕食が見られましたが、セイゴが2回乗って外れただけで、他のアタリは全部ボラ。ランディングネットの残り香が悲しい(涙)。
黒くて長い魚のいる池にも行ってきました
黒くて長い魚のいる池にも行ってきました。思ってたより水生植物は出ていましたが、夜間の冷え込みのせいか魚の活性はサイアク。浅い池ではアタックがありお子ちゃまが釣れましたが、深い池は冷え込み(最低気温5度)と、当日も気温が上がらず(最高気温20度)、さらに風によって表水温が奪われたせいもあり、30cmくらいのがひょろひょろとルアーを見に来ただけ。発売前に新素材の最終チェックのはずだったが…。
その後も時間を見つけて行ってきましたが、自分の空いた時間とお魚の活性が合わず、午後から4カ所回って反応2回アタリ2回で2本キャッチとか、確率はいいものの数には恵まれませんでした。でも何とか一つのルアーで通算5本になったので、新素材と旧素材、ともに5本ずつ釣ったものを比較。やはり新素材の方が深い傷や抉られるような傷は入りづらいようです。
世界のあちこちで戦争や紛争が起こり、自分はそれを座して見ているにすぎないが、無関心よりはずっとマシだと思う。政治であれ世界情勢であれ、一番よくないのは無関心だと思う。無関心というベールの下で、思わしくない方向に流れをもっていく動きが見えなくなってしまう。
なんだかんだで長引き、結局納車は6月へ…。
最近の!!な試合
★S.ミドル級4団体統一戦 サウル・カネロ・アルバレス vs ハイメ・ムンギア
S.ミドル級4団体統一王者アルバレスに、元S.ウェルター王者ムンギアが挑戦。プロ戦績無敗、下から上がってきたとはいえアルバレスより大柄で好戦的なムンギアがどんな戦い方をするかが注目だった。早いラウンドから積極的に前に出てパンチを繰り出すムンギアのスタミナ切れが心配だったが…。距離が縮まった4R、ムンギアにアルバレスの右アッパーがクリーンヒット。やはり一番の見せ場はここだっただろう。終盤でギアを上げて食い下がるも、アルバレスの上手さにはぐらかされ試合終了。メキシカン同士、全体的に見て激闘であり、一瞬も目が離せない試合だったと思う。残るはWBC暫定王者べナビデス戦か…これはカネロにとって超難敵かも…
と思っていたら、ベナビデスはライトヘヴィ級へ。はぁ?
★ヘヴィ級4団体統一戦 タイソン・フューリー vs オレクサンドル・ウシク
WBC世界王者のタイソン・フューリーとWBA・IBF・WBO・IBO統一王者のオレクサンドル・ウシクによる4団体王座統一戦。これは通算で12回目となる4団体王座統一戦であり、ヘヴィ級では初。軽量時の体重差は約13kg、身長差もリーチ差も約15cm、しかもフューリーは巨体のわりにきわめて速い。個人的にはボクシングスタイルも含めて断然ウシクを応援するが、おそらく結果は後半にフューリーがKOするか判定で勝つかだろうな…と思っていたのだが。ともに被弾はあるもののポイントは拮抗していたと思う。あの9Rまでは。ウシクの左フックからの猛攻でフューリーがダウン。それもワイルダー戦で喫したダウンよりもダメージは大きそう。ラウンド終盤だったため時間に救われた気はするが。その後のラウンドでフューリーは復活するが、やはり9Rのダウンが判定の明暗を決めたと思う。結果は僅差のスプリット・ディシジョンでウシクの勝利。ヘヴィ級初の主要4団体統一に成功した。これはどう考えても偉業だし、ウクライナの人たちに光をもたらす功績だと思う。「Fighting pride of Ukraine」と賞したい。
最近の愛読書
★特になし
最近の珍事件
★特になし
最近のお買い物
★釣り用ウエストバッグ
とあるミリタリー系ブランドのショルダーストラップ付ウエストバッグを購入。長いことMAG FORCEのウエストバッグを使っていました。カッコはいいし丈夫なのですが、容量や細部がさらに使いやすそうなモノが見つかったので買い替えました。
SOUND CORNER Vol,213
『ORGY OF THE DAMNED 』
SLASH
オリジナル1曲を除いて、ルーツに回帰しブルースとソウルの名曲を取り上げたカヴァー・アルバム。ノリのいいR&Rから渋い泣きのブルースまで収録されていて、ゲスト陣も豪華。MVにもなった「THE KILLING FLOOR」ではVoにブライアン・ジョンソン(AC/DC)、ハーモニカ(とシャウト)にスティーヴン・タイラー(AEROSMITH)を起用。渋くてカッコよくて勢いもある「THE KILLING~」を聴かせてくれた。アルバムにはその他、クリス・ロビンソン(THE BLACK CROWES)やビリー・ギボンズ(ZZ TOP)、イギー・ポップ、ポール・ロジャースなどの錚々たるアーティストが参加。個人的な好みはT2,T4、T8、T9、T10かな。
最近の愛聴曲
- CROSSROADS / LYNYRD SKYNYRD『ONE MORE FOR THE ROAD』
THE KILLING FLOOR / THE JIMI HENDRIX AND EXPERIENCE『LIVE AT MONTEREY』
LIVIN’ FOR THE CITY / GILLAN『MAGIC』 - 『ORGY OF THE DAMNED』に収録されている曲の他カヴァー。LYNYRDの埃っぽいライヴバージョン、JIMIのワイルドなライヴバージョン、「なんでGILLANがスティーヴィー・ワンダーを収録?」と意外なイアン・ギランのバンドによるハードロックバージョン。
- 全曲『FUTURE SHOCK』/ GILLAN
- 『MAGIC』関連で聴き直してました。GILLANのレコードの中ではコレが一番好きかな。もしくは『GLORY ROAD』
- I AM THE WEAPON / FLOTSAM AND JETSAM『I AM THE WEAPON』
- まったく衰えをしらないどころか、ますます勢いを増してるようなFLOTAM AND JETSAMの新曲。アルバムも前作同様イイものが聴けそうな予感。