Monthly Whiplash
vol.225
Jun.2025
この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は4月21日から5月25日までです。
行先はインドネシア
4/21夕方に出かけて5/7午後に帰宅しました。行先はインドネシア。一口にインドネシアといっても、たくさんの島があり、それらを全部入れると広大なんですよね。最終目的地はウエストパプア(旧イリアンジャヤ)の某水系。伊丹→羽田→ジャカルタ(機内泊)→ジャヤプラ(1泊)→ビアク(1泊)と空路移動。そしてフェリーでビアク島(ウエストパプア・ワレン経由)→ヤペン島セルイへ(1泊)。翌朝そこから7mのボート2艇でウエストパプアに渡りました。往路復路とも海が穏やかな午前の時間帯に渡ったので問題ありませんでしたが、現地スタッフからは海洋民族のたくましさを感じました。ウエストパプアに着いてからは川を伝ってB村へ。そこで1泊してT村へ。B村からT村へは川でも行けるのですが、その朝は海が穏やかと判断して海路で行きました。釣果などについてはいずれ。ガイドのTEDDY、ECO、スタッフの皆さん、B村の村長(昔なら酋長)や皆さん&ガキども、T村の村長(こちらも昔なら酋長。B村とは異なる部族の長)や皆さん、お世話になりました。本当にありがとう。ヤペンやビアクの滞在先や、燃料切れで立ち寄った小さな集落でも、皆さん穏やかで陽気で人懐っこかったり(男はパプア特有の怖そうな顔立ちが多いけど)で、いい時間を過ごすことができました。
帰国して伊丹空港から電車で帰宅。ん、なんか肌寒い。熱帯から帰ってきたせいか?
なんか急に右の鼻からのみハナミズが…。家の中でも服を余分に着て、洗濯やら片付けやらやってると仕事帰りの相方登場。あれ?けっこう着込んでる。「そんだけ着てるということは寒いんやんな?」「今日は寒いよ」「俺、熱帯帰りやから自分だけ寒いんかな?と思ってたけど…」「いや、今日はマジで寒いよ」…というわけで、ワタクシだけではなく、みんなが寒い日だったようです。
思い起こすと
思い起こすとディープクランクを引いたのは40年ぶりかな。ガイドさんから「5m程度潜るクランクベイトを1ダースぐらい持ってきたほうがいい」といわれたので、クランク以外でも5m程度潜行するものをかき集め、足りない分はDUELさんに勤める知人に相談。「ラトゥール クランク5+」を使わせていただくことになりました。ニューギニア島のブラックバスといえば、トローリングも多用ということを聞いたことがありますが、個人的にはキャスティングでやりたかったので、そういうのはナシ。
投げて引くというスタイルで通しました。GRINDIN‘WIRE-13やSWAYWARD-16FLW、WAKE THE DEAD 125F、NOIZE ADDICT RHINOCEROS、さらにはピーコちゃん用に自作したスウィッシャーでも出ましたが、ラトゥール クランク5+での釣果はなかなかのモノでした。気持ちよく飛ぶし、安定感はいいし、数でいうならこのルアーが一番出たかも。純正は#4フックなのに太軸#1や#2を負わせ、しかもリングも強化版の#4や#5。そんなセッティングでもバランスを崩すことはなく、しっかり泳いで魚を連れてきてくれました。心配していたダメージも、8環を少し歪まされた程度。牙による貫通もありませんでした。
西島君、ありがとうございました。今回の旅行中の最大魚もこのルアーで出ました。釣ったのは恒例の旅行仲間NOBU氏だけどね。
福井県までタイ釣りに行ってきました
インドネシアから帰って約1週間後、福井県までタイ釣りに行ってきました。当初はタイ&青物の予定でしたが、青物が不在でずっとタイを釣ることに。人生2回目のタイラバでしたが、マダイは70cmほどのともう1枚。そしてレンコとアオハタ。今回初乗り・初ベイトタックル、初タイラバの相方は最後まで粘ったものの、アオハタとフグ2種でした。そしてやはりカイチョーは釣るよなあ。マダイ2枚とけっこういいサイズのアオハタ。もう1名のY氏はマダイは釣れなかったものの、アマダイとかレンコとかその他諸々。Fチームの初挑戦ヴィンセント君は絶好調でマダイ3枚とアオハタも複数。以前ボーズだったY氏もマダイ2枚とアオハタだったっけ?もう1名Mさんはかかった直後にリーダーすっぽ抜けで釣果ナシ。ノットを組んだFチームY氏は大いに反省しなさい。乗船者全員知ってる人だったので、気楽な時間を過ごすことができました。
Fチームは釣果をスーパーマーケットに持ち込んで捌いてもらったそうですが、こちらは近所のオバチャンにあげたレンコ以外は、翌日自分で捌きました。調理は相方が担当。マダイは刺身と塩焼きと鯛めしと煮付け。アオハタも刺身と煮付け。アオハタの刺身はゆず風味の効いたポン酢との相性がよかったです。後日残ったマダイは解凍して清蒸風に。これもなかなかイケました。
タイ釣り以外にもウィードレスプラグのテストでライギョやら、港湾でバチ抜けスズキやら、ABSルアーのテストがてらマナちゃんやら…とけっこう釣りに行きました。
ご来場ありがとうございました
イレクターズさんでのイベントへのご来場、ありがとうございました。昨年よりも多かったかな。遠路はるばるのお客さんや、家族総出のお客さん他いつも来てくれる皆さんとも楽しい時間を過ごすことができました。深く感謝しております。
車列の横に延々と十字架が立っているあの写真はいったいどこなのだろう?米大統領は白人農民の埋葬地だと主張していたが…。するとすぐにBBCニュースに出ましたね。これらの十字架は、実際の墓ではなく、クワズールー・ナタール州で農家夫妻が殺害された後の2020年にあった抗議デモで使われたものだそうです。デモ主催者は当時、長年にわたって殺害された農民を象徴する展示物だと述べていたとのこと。
その他の写真も南アフリカ以外のモノとか…。ラマポーザ大統領の落ち着きが印象的な対談でした。
ホセ・ムヒカ元ウルグアイ大統領が死去。日本では「世界一貧しい大統領」なんて言われてましたが、失礼な表現ですね。「世界一質素な大統領」ならわかるけど。2012年6月にリオデジャネイロで行なわれた「リオ+20 国連 持続可能な開発会議」での演説には感銘を受けました。WEB上では全文が日本語で掲載されているので、興味のある方は是非。R.I.P.
最近の!!な試合
★特になし
最近の愛読書
★特になし
最近の珍事件
★天然ウォッシュレット!?
ニューギニア島T村でのこと。ここは潮が満ちると床下に水が満ちてくる水上集落。で、トイレは家から出て桟橋を歩いて、その先の細い板張りのぐらぐらの橋(?)を渡って個室入り。夜は懐中電灯をつけていかないと、足場は悪いし、雨の後なら板は滑るし…でけっこう面倒。この細い板張りの橋は途中に支点が設けられていたりするので、人が歩くとその振動が水中に伝わります。するとそこらにいるテッポウウオが個室の方向に。これはもしや…?と思って個室に入り用を足していると、板をくり抜いたブツ落下用の穴から見える水面に彼らの姿が。多い時には5匹も。やはりおやつタイムなのね。テッポウウオはルアーでも釣れますが、ここのヤツらは釣りたくないな。自分の場合は集まってきてブツをついばむだけでしたが、約1名、下から水をかけられた人がいました。「はよ落とさんかい」という催促の一撃なのか、コーモンのあたりを虫かなにかと見間違えたか、それとも天然ウォッシュレットなのか…。まぁなにはともあれ、テッポウウオにケツに水をかけられた日本人なんてめったにおらんだろうから、これは一生自慢できる事案だと思います。うらやましい。
最近のお買い物
★コテカ
「コテカ」とはヒョウタンで作ったトライバルかつトラディショナルなチ○コケース。ニューギニア島に行ってオトコが買うモノといえばコレは外せない。自分の分と友人のヨメに頼まれたダンナ分と2本購入。TOMO氏は以前買って自宅に置いてあるそうなのでいいけど、NOBU氏よ、なぜ買わんかった~?「オレのモノに合うサイズがなかった」なんて言うなよ。
SOUND CORNER Vol,225
『MADE IN JAPAN』
FLOWER TRAVELLING BAND
あくまでも個人的な見解だが、ここまで強烈な個性の日本の(Made In Japan)ロックバンドはなかったのではなかろうか?スカムなものならあったかもしれないが、高い演奏力を備えたバンドとしては、FLOWER TRAVELLING BANDは唯一無二の存在だ。自分のような小僧が言うのもどうかと思うけど…。東洋的な旋律に乗る、故・ジョー山中師の英詞のハイトーンも強烈だが、月並みすぎる言葉だが、自分にとってはすべてが凄いのだ。20歳になる前、初めて『SATORI』を聴いた時の鳥肌の立った感覚は今でもはっきり憶えている。この『MADE INJAPAN』は『SATORI』のあとに出たもので、インパクト的には『SATORI』におよばないかもしれないが、独特の東洋的旋律とリズムの合体、それに乗る虚無感や無常観を湛えたVoの冴え具合が素晴らしい。

最近の愛聴曲
- 全曲『HORSES』 / PATTI SMITH
全曲『EASTER』 / PATTI SMITH
全曲『GUNG HO』 / PATTI SMITH
全曲『TRAMPIN‘』 / PATTI SMITH - 日本のWIKIPEDIAでは『HORSES』と『EASTER』以外のアルバムには言及がないんやね…。なんか寂しいね。
- LOOK AT MY WINDOW / FLOWER TRAVELLING BAND『MAKE UP』
SHADOW OF LOST DAYS / FLOWER TRAVELLING BAND『MAKE UP』
全曲『LIFE OF CHANGE』 / CONDITION GREEN
全曲『MIXED-UP』 / CONDITION GREEN - こちらも怪物的な日本(沖縄)のバンド。人間タワーを含めてライヴパフォーマンスも凄かったらしいが、なんといってもSHINKI師のギターが神憑り的だった。