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vol.231

Dec.2025

マナちゃん釣り&ロッドおよびルアーのチェック

急に涼しくなり、マナちゃんたちも活性低下。よく行く渓谷から場所を替え、里川に近い環境でやってみました。雨の後で水温も下がっていましたが、出る場所ではちゃんと出てくれました。

里川で7’11”のスピニングは持て余してしまいます。まあでもロッドのチェックだから仕方がない。1投目から堰堤下で水面を割ってくれました。
LET IT ROLLで。この塗装サンプルは、背中のプリント位置が少しズレています。ジョインテッド・ボデイがくねくね動くと、背中でビキニのおねーちゃんシルエットがくねくねするという、フザケた趣向です。
後日アメリカセンダングサの猛襲を避けつつ、ちょっとした崖を降り、浅瀬を渡って滝のポイントへ。崖や浅瀬はいいけど、アメリカセンダングサには心が折れそうになります。なんとかならんか、この植物。
いいサイズのマナちゃんが出てくれました。複数点でしっかり掛かっていたので、7’11”の2pcスピニングロッドで抜きあげてみました。
11/03、VIOLATIN’WIRE 145Fのアクションテストが終了。うまく操作すると、GRINDIN’WIRE-13の倍ほどのスケート幅で泳がせることもできます。口のカップからもイイ音出します。ちなみに下のピーコちゃんカラーは、ラインナップにはありません。悪しからずm(__)m

今年2度目のメッキ釣り

チビ中心ですがミノーとジグヘッドリグとポッパーで10枚ほど釣れました。夕方にまあまあいいのがトップ1投目で出たので、日没の水面炸裂を期待しましたが、それ1枚きりで沈黙。他に22~40cm弱のオニカマス3本、ヒラセイゴ1本。その他では、コーヘイ君から「種類はわからないが、まれにハタ科の魚がいる」と聞いていましたが、それらしきのが釣れました。ライトなメッキタックルなので、何度か岩場に張りつかれそうになりました。ランディングして驚き。これは…!!

いきなり釣れたのは40cm弱のオニカマス。熱帯地域ではシガテラ毒をもつ個体もいます。四国で釣った小さいのを食べたことはありますが、なんともありませんでした。でも心配なら食わない方が賢明 ですね。
夕方、なんとなくトップで出そうな雰囲気だったので、クリスタルポッパー55を投入。1投めから出てくれました。夕方に釣れるヤツは、真昼間に釣れるヤツより、いいサイズが多いような気がします。
敷石と岩のあるエリアで強めのアタリがあり、下にもっていく強い引きがきました。ライトなメッキタックルなので、何度か岩や敷石の隙間に張りつかれそうになりましたが、無事ランディング。この柄はクエ。全長30cmでした。後日詳しく聞いたところでは、コーヘイ君が言ってたのはオオモンハタのようでした。

シガテラ毒:シガトキシンと呼ばれる毒素が原因。有毒な熱帯地域特有の海藻によって作られるものです。この毒素を摂取した魚を人間が食べることでシガテラ中毒が発症します。シガテラ中毒の原因となる魚は数百種類もいるようです。シガテラ中毒は熱帯・亜熱帯地域に多く、沖縄県や奄美大島で発生することがありますが、近年、三重県や茨城県などでも発生、地球温暖化による水温の上昇が関係しているのではないかといわれています。中毒の特徴は、一般的な食中毒のような嘔吐や下痢といった症状に加え、神経症状があらわれることです。通常は食してから1〜6時間で症状があらわれることが多いそうですが、もっと遅れて発症することもあるそうです。

今年3度目のメッキ釣り

もともと南紀に行く予定でしたが、某河川の河口域と漁港にサバが湧いてる…という情報を教えてもらい、昼からの予定を変更して、Eエリアの後、Hエリアをやらずに、某河川をめざしました。ところがそこにはサバの姿はまったくなく、メッキも小さく少なくしょぼしょぼでした(涙)。まるで「サバおるおる詐欺」(笑)。

Eエリアの漁港に半分食われたようなカシパンと鮮やかな色彩のソフトコーラル。トゲトサカのようです。
こちらはカシパン。ウニ網タコノマクラ目の生物です。なんやろ…ハスノハカシパン?目詰まりしたスカシカシパン?
Eエリアの漁港にいたきれいな三毛さん。近寄りすぎると逃げます。
こんなメッキが2枚のみ(涙)。背景は「サバおるおる詐欺」の現場となった漁港(笑)
救いだったのは夕方河口域で釣れたニセクロホシフエダイ。これまで15cm未満のものばかりでしたが、これは25cmありました。なんかめっちゃうれしい。

生物など

「ひまわりの丘」のコスモスが満開なので、ぷらっと行ってきました。でも花を見るより、昆虫たちに目がいってしまいます。

コスモスに混じってヒマワリも咲いていました。けっこうな数の人が見物に来ていましたが、印象的だったのは、撮影用小道具も用意して、若いおねーちゃんをナンパ(?)するカメラじいさん(笑)
ヒマワリの葉にカメムシの幼虫がついていました。成虫ならある程度判別できるのですが、幼虫はよくわかりません。帰ってから調べると、ミナミアオカメムシと判明。独特の色彩です。
トノサマバッタの夫婦がいました。
車の窓にコヨツメアオシャクが張りついていました。あえて裏から透かして撮ってみました。
メッキ釣りに行った港の近くで、アサギマダラに遭遇。南下旅の途中なのかな。前翅が少し傷んでいました。後日、南紀でも見かけました。
幼虫の食草は毒性の強いアルカロイドを含むものなので、これを取り込むことで自ら毒化。外敵に食われないようにしています。その幼虫が何ともいえない姿態と色彩で…。
某人造湖でルアーのアクション動画を撮っていた際、クサギカメムシに包囲されました。包囲どころか人めがけて飛んできたり、バッグに入ったり…。多い時には半径1mに20匹ほど。ルアーの説明動画 や、配信の際に、しゃべりが乱れたり、ワタクシがあらぬ方向に目をやるのは、こいつらのせいです。
配信時に背後で水音。魚ではなくカンムリカイツブリでした。近くの森ではモズやコジュケイも鳴いていました。
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