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vol.176

May.2021

マナマズ釣りに行ってきました

マナマズ狙いでマナマズを釣るのは今年初です。バス釣りの最中にはすでに3本…。

4月上旬、渓谷のマナちゃんたちが動き 始めました。数度のアタックの後、アゴ裏 にフッキング(苦笑)
TGにフィッシュアイコンバーターをつけ て撮り、深度合成をやってみた。背景の 木は実は40mほど離れた対岸のもの
猛禽類(多分オオタカ)にやられたと思 しきハシボソガラスが落ちていました。 すぐ近くにタヌキの溜フンがあり、残滓は そちらにも食われたようだ。合掌…
後日、とあるチューニングの成果をチェッ クし渓谷へ。たしかにアタックに対するフ ックアップ率は向上。フックにタコをベイ トを付けたりするよりはスマートな改造
アゴ裏のヒゲがかわいい。しかし、モニタ ー女子は「ナマズは目がコワイ」とのたま う。たしかに目は無機的だが…
オオシマトビケラがいました。より小型の トビケラもすごい数で、風が吹くと桜吹雪 ならぬトビケラ吹雪。マス族がいたらす ごいイブニングライズが起きそう…

2度目の野池バス釣りに行ってきました

…しかし、今回もバスのアタリはゼロ。ただでさえ魚影薄々の池なんでね。で、かわりに60cm超のマナちゃんと良型ライヒー…。

小さいアタリの直後にきた引きには、一 瞬「大型バス!?」と期待させられたが、す ぐさまローリング。やっぱりマナちゃん
池の隅に落ちていたブルータイプのヤマ カガシの幼蛇の死骸。ブルータイプは少 なめで、自分はこれが3度目の目撃
赤っぽいヤマカガシの幼蛇なら、頸部に 黄白斑がある。こいつはその部分が薄い ブルーグレイになっています
新芽が出始めた浮葉植物エリアでルアー の背後の水面が盛り上がり、いいアタリ がきた。大型バス!?と喜んだのも束の間。 残念ながらライヒーであった
ライヒーとしては悪くないサイズ。実際、 引きもよかった。実はこの池にライヒー がいるとは知らなかった。柄はややカム ルチーっぽいが、顔つきはかなり違う
せっかくなのでフィッシュアイコンバータ ーを装着して撮ってみた。非常にふてく された顔になった(笑)

生物など

釣りに行った川の畔にビロウドツリアブがたくさんいました。

手触りよさげなフサフサの体毛とタレサ ンみたいな複眼がキュート。主に花の蜜 を吸うが、ここでは湧き水に集まっていた
同行者は「ハチの仲間ですか?」と言った が、ご覧の通り翅は2枚だし毒針もない。 おとなしく無害なアブ科の昆虫です

池の畔に生まれたてのオナガミズアオがとまっていました。

視界にふと違和感を覚えて目 を凝らすと、枯れた草むら内に ミズアオがとまっていました
少し揺らしても指でつついても 微動だにしないので、フルに接 近。陰陽座の「夢虫」のモチーフ であるオオミズアオは近縁種
池に落ちないように気をつけ ながら、いろんなアングルで撮 影。こうしてみると蛾っぽくない よなあ…
前翅の前縁と脚の色が同じ。翅の形状か らオナガミズアオのオスと推測。彼らヤマ マユガ科は口器が退化しており、成虫は 飲まず食わずで、生殖のためだけに生き て、そして死ぬ
距離1cmで接写。まるでフェルトで作った 人形みたいだ。意外にかわいい
渓谷に羽化して間もないアオハダトンボ がいました。金緑色の金属光沢が出てい ます
今年もマナちゃん渓谷にアイヌハンミョ ウが現れました。兵庫県では局所的な棲 息らしい
珍しく接近できました。35mm換算で10 0mmぐらい。一見褐色系ですが、いろん な部分に緑系の金属光沢があります
岩の隙間からこちらをうかがうニホント カゲ。めっちゃかわいい。婚姻色が出た オスです
池の畔に小型のサナエトンボが複数い ました。サイズと前胸の模様から判断し てコサナエトンボ
渓谷脇のいつもの場所にイカリソウが 咲きました。花の下にカメラを入れて、 広角・深度合成
タンポポも広角・深度合成で撮ってみま した。普段はさほど感じないものの、こう してみるとかなりフィッシュアイ効果あり
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