PHOTO

vol.183

Dec.2021

FLUTTERIN’WIRE 75、ほぼ完成!

シボ加工済みの金型によるFLUTTERIN’WIRE75の成形品が上がってきました。早速いくつか組んで塗装。残る自分の仕事はカラーサンプルの製作とパッケージデザインぐらいかな…。

フローティングモデルはプロップ付きとナシの2タイプ。最終チェックのため、0.2g違いで各2個組んでスイムテスト
「FLUTTERIN’はこれまでのモデルより、顔がかわいいんじゃないですか?」とよく言われる。こんな顔ですが…かわいい?
思いつきでいくつか塗ってみました。この中から2色は正規採用の予定。テネシーシャッド(一番左)も捨て難いが…
思いつきで塗ったらイイ具合だったので採用予定。なんとなく産卵期のカネヒラのオスみたいな色彩です
これは元からリリースする予定だったカラー「BNYピンク」。元ネタのBOMBERのBONNY PINKを自分流にアレンジ
左端がFLUTTERIN’に純正装備される#0サイズの「WFウィードレスブレイド」。天地約16mmの小型高回転モデルです
ブレイドついでに…。全長約22mmの「WF MCウィローリーフブレイド」サイズ#1。超低速でも回転する奇特なウィロー

小物釣りに行ってきました

なんか激シブでした。…というか魚自体がほとんどおらず、炸裂も引ったくりアタも何もない、静かで寂しい秋の夕マヅメでした。

ロウニンの子が釣れました。このポイントは今回ギンガメがおらず、全部ロウニンでした
浅場の岸寄りのあちこちに棒状のモノが…。今年はオニカマスの子がけっこう入ってます
岸辺をヘンなフグが泳いでいたので、何者か確認するために釣ってみました。どうやらアカメフグらしい

また小物釣りに行ってきました

今回は行先を変えて南紀方面に行ってきました。河口の釣りですが、ひっつきむし(アメリカセンダングサ)とイバラに悩まされました。メッキは不調でしたが、満潮前にヒラセイゴ祭り! 全員アタリまくりで楽しめました♪

メッキは渋めでしたが、釣れたら悪くないサイズ。群れも小さめだったようで、1匹釣れても後はもう1匹程度で続かない
何気なくキャストしたエリアで突然ヒラセイゴが湧いてきてルアーを取り合いに。20分ほどヒラセイゴ祭り!
大きいものは40cmほどありましたが、食ってくれたのは、25~30cm。一部は持ち帰って夕食のネタに
メッキ釣りに行った河口部にはアキグミがたくさん実っていました。グミの木も棘があるので、藪コギが厄介に…
もちろん食べられます。口にした瞬間は甘みがありますが、すぐに渋みが出てきます。果実酒などにも使われるそうです

料理はまったくもって趣味ではありませんが、簡単なことならできます。で、釣れたメッキとヒラセイゴの一部をとっても簡単なムニエルにしていただきました。自分のような人間が作っても十分旨かったです。素材がいいからね。個人的な意見ですが、メッキはギンガメよりロウニンのほうが旨く、セイゴはマルよりヒラのほうが味が上品なように思います。

まずは2枚におろします。魚体が分厚ければ3枚にしますが…。3枚の場合、背骨についた身は別の料理に使います
メッキは当然ゼイゴも取り除いておきます。もちろんウロコも袋の中でウロコ取りでゴシゴシと。こうすれば飛び散りません
表裏とも塩と胡椒を振ってしばらく置きます。15分程度か?水気をとってから小麦粉まぶし
塩・胡椒の下味付けの後は小麦粉を茶こしでまんべんなくふりかけます。ローズマリーは炒める時に刻んで入れました
まずはニンニクと唐辛子を炒めて香つけ。そしてお魚を皮側から投入。今回はバージンオリーブオイルを使ってみました
「そろそろかな?」と思ったら裏返します。旨そうに焼けてきました。最後にバターと少量のニンニクを塗ります。実際とっても旨かったです。メッキとセイゴに感謝

生物など

傷ひとつないツマグロヒョウモンのオスが庭にいました。

散水用のホースにとまってました。近づいても逃げないので、いろいろ撮影してから指を出してみると…
指に移ってきてご開帳(笑)。後翅エッジのわずかなブルーがいい感じです
ずっと指にとまっているので、庭の草に移しました。前翅裏面のサーモンピンクがキレイです
やっぱりこういう背景が合いますね。蜜を吸うわけでもなくしばらくこの菊にいましたが、気温が上がると飛んでいきました
裏面の模様も◎。少しウンピョウっぽいかも。ウンピョウ、まだ台湾にいるのかな。西表島でそれらしきモノの目撃例も…

宝塚の市の花はスミレ。我が家の前の歩道にもけっこう生えていて、春には足元で白や青紫の花を咲かせています。このツマグロヒョウモンの食草はスミレ。裏の小学校の花壇にはパンジーがあるし、道端にはスミレがけっこうあるし…で、食物には困らないらしく、ウチのまわりにはツマグロだらけ。多い時には庭で同時に3頭見かけたこともあります。

晩秋の寒い朝、玄関の常夜灯の下にホウジャクが落ちていました。

近づいても微動だにしない。変温動物なので朝の冷え込みは厳しいようです。昔『LURE FREAK』誌の編集にいたエロ師十段師匠は、スズメガの仲間を「ステルス戦闘機みたいなヤツら」と呼んでいました
こうして見るといっそうステルス戦闘機的です。ケツを立ててるので白点は見えないが、背面の柄からするとホシホウジャク。ここらでは最もよく見かけるホウジャクです
ほぼ真横から見るとこんな感じ。自分は蛾類はやや苦手ですが、このホウジャクの成虫ならフツーに触れます。顔なんかけっこうかわいいです
顔はなんか哺乳類っぽくありませんか?レイヨウ(羚羊)とかで似たものがいそうです。数日後の冷え込んだ朝、少し離れたところで死んでいたので、庭の花のそばに埋めておきました。合掌

「日本にもハチドリはいますよ。知らないんですか?」と物知り顔でいう人がいますが、野生のハチドリは生息していません。たいていはこのホウジャクが花の蜜を吸う姿を見てハチドリと思い込んでいるのです。実際に何度も南米でハチドリ(実はすごい数の種類がいます)を見ている自分としては、動きもスピードも相当異なるので、見間違いません。ハチドリは長い嘴 を花に突っ込みますが、ホウジャクやスズメガは長い口吻を伸ばして蜜を吸います。ホウジャクは漢字で書くと「蜂雀」。ハチのようなスズメ…たしかに色はスズメっぽいし、ハチっぽく見えなくもない。ちなみにこのホシホウジャクの食草はヘクソカズラ。裏の校庭の隅に生えてます。

Page Top