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vol.191

Aug.2022

山岳渓流にいってきました

友人夫婦と今年初の山岳渓流に行ってきました。たまたま月曜日に休みが合ったので、ダメ元で上ってみましたが、どの沢にもエ サ師と思われる、かなりの数の新しい足跡が残されていました。そら晴天の土日の後やもんな…。それでも竿ヌケポイントでは出 てくれました。

SILVER CREEK TW AIR STREAM CUSTO M初使用。いいアマゴが出てくれました。 これまで使っていたSS AIRよりライン放 出がスムースで低ノイズ。山岳渓流の近 距離攻略には使いやすいリールでした。 N口さん、U川さん、ありがとうございまし た
苦労しながら岩を登ってくる友人夫婦を 高みの見物
小さなイワナもポツポツ。この沢も釣り 人の真新しい足跡がけっこうありました が、そのわりに魚は追ってきてくれました

山岳渓流の帰りにケタバスも

水位が低く簗を越えている魚はきわめて少数。でもなんとか釣れてくれました。

ポイントについて1投目にメスがヒット。 その後、3投連続でメス。例年より魚影は 激薄でしたが、ヤル気のある個体はいた ようで…
婚姻色の美しいオスも数本釣れました。 これはちょうど「尺」。上のアマゴより少し 大きい

もっかいケタバスに

ひさしぶりに動物写真家(特にアナグマ)兼格闘家兼サラリーマンのK君がこちらに来たので、天候がよくない中、湖北まで行って きました。本降り中は橋の下に退避、小止みになった時間帯に釣ってみました。

今回もすぐに出たのは白銀のメス。対岸 のオーバーハングについていて、ギリギ リにルアーを投入してトゥイッチすると、 数匹でワラワラ追いかけてきて、そのうち の1匹がヒット。この日は後に全長27cm ほどの大型のメスも出ました。釣り分け るならメスはハング下や深めを引くこと
尺モノのオスも出ました。水位が低く魚 影は多い年の1/20程度でしたが、まあま あ釣れてくれました。アナグマ氏もオスを 数本釣ってご万悦♪ その美しさに感動 してくれました。さらに昼食に川の土手 で食べた焼鯖寿司(←自分も大好き)も 喜んでくれました
こういうのが出るとけっこう面倒…という かめっちゃ引くので楽しいですけどね。岸 辺の水生植物内に走るので、川に入って ファイト&ランディング。今回はニゴイち ゃんはこれ1本だけ
アナグマ氏からのお土産はタガメサイダ ー。「彼女さんと一緒にどうぞ」とのことだ ったので飲んでみた。自分はフツーにイ ケました。ちょっと梅風味?って感じ。一方 は「タガメと聞くとツライ…」とのこと
せっかくのパンチの効いたいただきもの なので、もう1本はパンチの効いたモノが 好きそーなコーヘイ君夫婦に進呈。おふ たりともむしろ美味そうに飲んでいた。次 は「めっちゃタガメサイダー」?

さらにもう1回ケタバスに

雨がひどそうなので山岳渓流は取りやめて、ケタバス釣りに。前回前々回とは異なる川に入りましたが、そこもやはり水位は低く、 釣れそうな場所には、斜面の猪道(マダニが怖い)を使ってアプロ-チ。なんとか少しだけ遊んでくれました。

前回前々回と不発だったトップで出てく れた。それだけでも満足でした
手前まで寄せてカメラを水中に入れて撮 ってみました。適当に見当をつけての撮 影なので、こんなちゃんとしたカットは稀
こうして画面からハミ出したり、ピンボケ だったりが2/3ほど…
この季節、こういう黒いルアーで釣れる のは珍しいかな。どちらかといえばキラ キラ系に反応がいいことが多い
蛍光色はその日の魚のご機嫌(?)によっ て、反応が分かれることがあるが、この日 は悪くなかった
瀬の中でスプーンにヒット。この日はメス はチェイスのみ。釣れたのはすべてオス でした

黒い魚釣りにも時々行ってます

あまりの暑さでヒトも魚もメゲ気味。暑さがマシな夕方だけの釣りをしてます。

いい出方だったし、よく引いた。数本釣れ たうちの1本にルアーを壊されました。こ れ1個でけっこう釣ってきたからいいか…
壊した犯人の全景はこんな感じ。いい魚 なのでルアー破壊の件は許そう
夕暮れ時、元気のいいのが飛び出してき ました。体がぱんぱんに張りつめてます。 こういうコンディションの魚がうれしい

生物など

今回は人によっては少々キモチワルイと思われるモノが登場します。血とか気味のよろしくない生き物が苦手な方は閲覧注意です。
山岳渓流釣行後、自宅に帰ってズボンを脱いだ時、ふと手にヘンな感触。脛の横あたりから丸々と太ったヤマビルが転がり落ちま した。

これがそのヤマビル。血を吸って丸々と 肥えている。山ならその場にリリースする が、自宅ではそうもいかず、かわいそうで すが処分しました
2カ所やられたみたいで、ワタクシの足は こんなことになっていました。血液非凝固 成分を注入されているので、血はなかな か止まりませんでした
神戸の某北欧系家具屋さん内を散策中 にゴキちゃん発見。ウチにいるクロゴキ ちゃんではない。ひょっとしてワモンちゃ ん? 撮影して帰って調べるとやはりそう でした。個人的に兵庫では初見でした *ワタクシのこういう行動は一般女性に は理解しがたいようで、ずっと「やめて~」 と言われ続けました。でもやめない(笑)
胸部に独特の模様があります。これがワ モン(輪紋)という名の由来。この程度の ゴキちゃんでキャーキャー言うておった ら、オオメンガタブラベルスなんぞ見た 日には卒倒するぞ(笑)
…というわけで、エクアドルの奥の方で 捕獲したオオメンガタちゃんの写真を
ある雨の朝、自宅の門柱でクマゼミが羽 化していました
角度を変えて撮ってみました。 多少濡れていたものの、2時間 後に見に行くと無事飛び立って いました
淡い緑のグラデーションにな った翅の脈、独特の透け感と 金毛が美しいです
マナちゃん渓谷にハグロトンボがたくさ んいました。このメタリックなのはオス
メスはやや茶色っぽく、金属光沢もなく、 地味な印象
マナちゃん渓谷にネムの花が咲いていま した。大型のアゲハがよく来るので、子供 の頃はこの花が大好きでした
最近いたるところに増えてきたフサフジ ウツギ。中国西部原産の外来種と思い込 んでいたが、本州中部に自生という説も
ブッドレアともいう。アップで深度合成で 撮るとけっこう毒々しい。蜜は昆虫には 好まれるようだが、実は毒がある
大木の下に腹部を食われたカブトムシの 死骸がありました。こういう状況下におい ては、犯人はたいていアオバズク
河原に咲いたヤブカンゾウにヤブキリが とまっていました。肉食性の強い大型の キリギリスの仲間です

トップのチヌ釣りに行きましたが、アタリ4回ですべて軽めの食い損ね。釣れたのはサバフグ1匹(涙)。足元を見るとヤドカリがわら わら。で、さっそく連中をなぐさみものに(笑)

干潟には全長25mm程度の細長い巻貝 に入ったヤドカリが多数。こいつらも食 われてるのかねえ…
こちらはサザエ級の巻貝に入った大物。 こんなサイズのはこれ1匹でした
不思議な模様のヤドカリの目

帰宅時、「玄関のドアのところに虫がいるよー」と言われ、見ると黒い小型の甲虫。一瞬ゴミムシかゴミムシダマシの仲間?と思いま したが、よく見るとチビクワガタでした。久しぶりの対面。とりあえず捕まえて撮影。撮影後は庭のカシワの木のあたりにリリース。

クワガタの仲間とはいえ、一番似ている のは、マメクワガタを除いてはヒョウタン ゴミムシか(笑)。大アゴ他の特徴から、こ れはマメではなくてチビ。ワタクシはヘン な人なので、多くの人が注目するオオク ワガタ等の大型種には興味がなく、常々 「日本で一番カッコいいのはネブトの♂ だ!」と主張しております(笑)
過去の目撃例は朽木や灯火。今回は玄関 の常夜灯に来たものと思われます。幼虫 は朽木、成虫は樹液だけでなく雑食傾向 があります。そうだ、全体像ではネブトの ♂が好きですが、オニクワガタ♂の大ア ゴの形状にもシビレます。なんにせよ飼 育の趣味はありません。自然のモノを見 て撮って楽しみ、リリースするだけです
こうやって見ると大アゴは少し反って、ク ワガタであることを主張しているように 見える。しかし大アゴの大きさはヨツボシ ケシキスイと大差なく、ヒョウタンゴミム シやオオヒラタエンマムシのアゴの方が 目立つ感じだ
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