Monthly Whiplash

vol.193

Oct.2022

月刊「WHIPLASH」Oct,2022 Vol,193
この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は8月25日から9月25日までです。

釣りといえば、

釣りといえば、ある日の夕方コーヘイ君とマナちゃん遊びに行ったぐらい。追いやアタックはけっこうあったものの、なかなかノラず。それでも3本釣れたので、けっこう楽しめたかな。「!?」となったのは日没後のコーヘイ君へのヒット。そのエラ洗いっぽい暴れ方とミョーに光る体色はマナちゃんとちゃうやろ?足場の高さもあり、完全に姿が見える前にバレましたが、あれは45~50cmほどのバスだったと思われます。10年以上前にはちょこちょこバスがいた場所ですが、このところその姿はまったく見かけませんでした。

谷山商事さんの業者さん向け秋の売り出しに少し顔を出してきました。変装したわけではありませんが、最近の自分の眼鏡+マスクという見かけは、ふとすれ違ったぐらいではわかりにくいようで、しかも白いほぼ無地のTシャツなんか着てるとさらに意識外になるようで、それをさいわいに空いた時間に出展されているメーカーさんを見て回ったり(笑)。
数年ぶりに会うショップの方や知人と談笑できました。ちらちら見て回った程度ですが、おおまかにいえば気になった商品はふたつ。ひとつはDAIWAさんの22 SALTIGA15-SJ。持っただけで伝わる剛性感と精度、独特のホールド感を生む「サムホールディングフレーム」が印象に残りました。もうひとつはオフィスユーカリさんのスナップ。何気なく見て回っていると、テーブルの上に「#0000」と記されたスナップを発見。普通「#0」までやん…(笑)。
サンプルをいただいたので帰ってチェックしてみると、細軸なのに高剛性かつ高弾性。ワイドタイプなので一般的な使い方には良さそう。自分としてはこんな強度で先端がV形のトゥイッチ向けのもあったらいいな…と。ちなみに接客をしておられたのは、内外出版さんのナマズのムックに出ておられた女性でした。あとBOOMERSさんのロングタイプのメタルジグも気になりました。


SWAYWARD-16(Sixteen)の電極が届いたので、削って磨いて返送しました。この分なら10月中旬からインジェクションモデルで最終テストができそう。でも当初の予定より半月以上の遅れやな…。アレに間に合うかな…。多分間に合うだろう。

8月31日 朝、

8/31朝、TVをつけるとミハイル・ゴルバチョフ氏の訃報。当時の日本では解放者というかソ連を開いた改革者という感じで好意的に受け取られた人物だったが、当のソ連・ロシアではそうでもなかったようだ。やはり印象に残っているのはペレストロイカ。そして1989年のモスクワ・ピース・ミュージック・フェスティバル。そして翌年SCORPIONSが発表した「WIND OF CHANGE」。クリミア侵攻は許容し、現在のウクライナ侵攻にかんしては戦争停止と和平を要求。そこには疑問が残るが、東西冷戦終結の主導はその功績の最たるものだと思う。ソ連の最高指導者にしては笑顔が印象的だった。R.I.P.


そしてエリザベス2世女王の逝去。自分はUKの国民でもないし、会ったわけではないからなんともいえないけど、親しみやすさの中に毅然としたものを備えた方だったな…と。R.I.P.

そのイングランド。街角にはあちこちに半旗が掲げられていました。「国歌が変わるよなあ?GOD SAVE THE KINGと歌うことについてどう思う?」とGeorgeさんに尋ねると「うん、とってもストレンジだ…」とのこと。「ところでKuniはSex Pistolsの『God Save The Queen』を知ってるか?」というので「もちろん!あの曲をメタル・アレンジで弾いたりしてたよ。」と答えました。「Georgeさんはそういうのが好きなのか?」と聞くと「いや、俺じゃなくてワイフが好きなんだ。Kuniと同じくメタルやハードロックが大好きでね。俺はラップミュージックが好きなので、彼女にブーイングされるんだ(笑)。Kuniのワイフはどうだ?」「いや、ワイフはいないが、彼女はソフト・ミュージックが好きだ」…などという会話をしているうちに、車はブライトンの町へ。おぉ「Brighton Rock」QUEENだぞ。
それはさておき、翌日Georgeさんの家を訪問した際に、奥さんからSex Pistolsの『God Save The Queen』Tシャツをいただきました。カモメを除いては静かな海辺のお家。2匹の保護猫とサボテンと唐辛子。Special Thanx!!

計5国

計5国(うち1国は仕事に関係なく一晩滞在しただけ)を訪問した今回の出張というか旅行というかは、開始早々にバゲージ・ロストに見舞われ、結局荷物は空港に届いたものの、毎日バゲージ・トレーシング・サーヴィスに引き取り交渉に行っても、指定された番号に100回以上電話しても、指定されたアドレスにE-Mailしても完全に無視され、目の前の壁の向こうに荷物はあるのに引き渡してもらえないという、とんでもなく馬鹿馬鹿しく情けなく、はらわたが煮えくり返るような事態に。バゲージ・トレーシング・サーヴィスの前にはいつも荷物を引き渡してもらえない人たちがたむろしていて、ひどい人は「もう1週間以上ここに通い電話もしているが、一度も誰も応対してくれたことはない」と嘆いていました。いずれ詳しく書きますが、ベルリンのブランデンブルグ空港のバゲージ・トレーシング・サーヴィスは機能不全に近いです。おそらく人員不足によるものでしょうが、ルフトハンザのそれは全く機能していません。ベルリンに行かれる際にはくれぐれもご用心ください。そこでバゲージ・ロストに遭ったら、QRコードからの追跡システムを使って荷物の所在を確認できても、一旦空港から出ると外部からの連絡への対応がまったくなされないので、いつまでたっても引き渡してもらえません。状況が改善されないかぎりは、バゲージ・ロストの際には荷物が届くまで空港内に居据わるしかないでしょう。たった1本の電話が通じれば、内部への通話ができれば、事は簡単に済むのに、それができない異常さ。一刻も早い改善、現地のク○以下の担当者のクビを切りマトモな人に入れ替え、人員を増やすことを望みます。それとLデスクのク○オバハン、Eのク○女のクビも望む! まともな人もいたんだけどね。いや、この3名がク○以下なだけですけどね。

そんなわけでメインの荷物はなく、キャビンに持ち込めるリュック1個だけをかついで残りの国を回ってきました。少し落ち着いたサン・セバスティアンでようやくスーツケースや身の回りのモノを買うことができ、そこからは少しマシな旅になりました。 でも最後にバードストライクという試練が。おかげで帰国も危ぶまれ、あわやフランクフルトでもう1泊?という事態に陥りましたが、さいわいルフトのスタッフが当日内のANA便に変更してくれたので、予定日に帰国できました。羽田空港でANAのスタッフにバゲージ・ロストの話をすると、素晴らしいとしかいいようのない対応をしてくれました。まだ結果は出ていませんが、深く感謝しております。
そんなバゲージ・ロストでプレゼントや仕事上のお渡しするモノもなく訪れた自分を温かく迎えてくれた各国の皆さんにも深く感謝しています。Kayさんとその友人達、Georgeさん&奥さん、Peteさん、Martinさん、Nicoちゃん、Tonoさん、Olivierさん、Davidさん、本当にありがとう! 現在ベルリンに行ったきりの荷物の日本到着を待ちわびる日々を送っています。

短期滞在でしたが、欧州の自分が行った場所では、人々はほぼコロナ前の日常を取り戻していました。そんな場所では当然土地の人に合わせなくてはなりません。UKではトラディショナルなパブに2度行ったし、サン・セバスティアンではピンチョス徘徊にも2度、ロックバーにも2度行きました。ロックバー以外は結構な混み具合でした。それでも感染することなく帰ってこれたのは運がよかっただけ? それとも…?


無駄遣いの最たるものは、いつも国家によるもの。オリンピックだって本当はいくらかかったのかわからないし、それにやることありきで推進されている国葬も…。それでも民主主義と連呼する矛盾。手っ取り早く、それをネタにした政策と言ったほうがよくないか。で、その政策、うまくいくかな?

最近の!!な試合

★特になし
出張がわりと長かったので、あまり観ていません。

最近の愛読書

★特になし
家にいる時間があまりなく、これといって本を読んでません。

最近の珍事件

★出発直前に
海外出張出発の4日前のこと。よく行き来している人の子供に異変。頭が痛い、腹が痛いに始まり、熱が38.6℃に上昇。ひょっとしてコロナ感染症!?いや、その疑い十分にアリ。もし感染症なら、一緒に住んでる親は当然濃厚接触者。そしてこのところ短時間とはいえ毎日のように会ってた自分も濃厚接触者になります。そんなことを考えたら、なんとなく自分も熱っぽいような…。とにかく検査してもらって陰・陽はっきりさせないと…ということでふたりとも検査に直行。その結果ふたりとも陰性ということで、必然的に自分もセーフ。肝が冷えました。


最近のお買い物

★特になし
まあほんのちょっと欧州でお買い物を…。

SOUND CORNER Vol,193

『THE SICK, THE DYING, AND THE DEAD!』

MEGADETH

棘々しく、アグレッションに溢れ、シニカル。タイトルは初期3作を想起させるが、たしかに音楽的にもそれらを思わせる部分もある。しかし、複雑な展開をムリなく聴かせるワザは当然当時の比ではない。キャリアを集約したかのような作品だ。前作『DYSTOPIA』もMEGADETH史上大好きなアルバムだが、今作はそれに並ぶか、もしくは超えるか…。

最近の愛聴曲

『DECLINE』/ NOFX
*1999年発表の18分にもわたる曲。カッコいいベースラインに痺れる!空港からサン・セバスティアンへの移動中、NICOちゃんの車中で久しぶりに聴いた。NICOちゃんはヘヴィロック系のバンドもやっているので、いろんなロックの話で盛り上がった。セントロではピンチョス徘徊のついでにロックバーにも2度行った。
WIND OF CHANGE / SCORPIONS『CRAZY WORLD』
*R.I.P.
WE ARE THE CHAMPIONS~GOD SAVE THE QUEEN / QUEEN『LIVE AT WEMBLEY ‘86』
*R.I.P.
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