Monthly Whiplash

vol.207

Dec.2023

月刊「WHIPLASH」DEC,2023 Vol,207この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は10月25日から11月24日までです。

「遠征」「秘境釣行」「旅」

10月の終わり頃から2週間ほど海外旅行に行ってきました。多くの方は勇ましく「遠征」とか「秘境釣行」とかというのでしょうが、自分のような人間は釣りだけでなく、自然も風景も少しだけ滞在する小さな町も楽しみたいので、勇まずにユルく「旅行」とか「旅」とかいったほうが似合ってる気がします。とはいえ、まあまあ奥の方に行ってきました。わりと大きめの東屋内でのテント生活は、土砂降りの日でもけっこう快適でした。今回はセスナの出番はありませんでしたが、船着き場からモーターカヌーで中継地点まで6時間半。帰りは川をさかのぼることになったため7時間半。モトリスタさん、お疲れさまでした。
2週間も留守にしたので、今回はあれこれ書く時間がありませんでした。やっと今年6月のヨーロッパ出張のことをアップできましたが、昨2022年の南米旅行の件は手をつけかけてそのままになっています。まずそちらを片付けてから、今回の旅行にかんして少し書こうと思います。今回も行先は南米でした。昨年とは国もエリアも全然違いますが…。

旅程は順調には運びませんでした。いきなり伊丹~成田間のANAが1時間も遅れ、成田に到着したら名前が張り出されていたので名乗り出たら「UA便の出発まで18分しかありません。急ぎましょう!」と言われ、ANAのスタッフのおねーさんと黄色のタグを持って空港内を走って、出国審査・保安検査を通過し、UAのゲートへ。ひと汗かいてやっと搭乗すると乗客はみんな着席していて離陸を待つばかりな状態。同行のNOBU氏の心配そうな顔も。とにかくギリギリ間に合いました。しかし気がかりなのはバゲージ。走りながらANAスタッフのおねーさんに「18分あれば人間はギリギリ乗れるだろうけど、バゲージが心配。バゲージロストには懲りてるからね」と話すと、「ANAの荷物スペースの一番手前に積む指示が出ているので、到着したら真っ先にUA便に搭載する手筈になってます。だからおそらく大丈夫です」とのこと。しかしなあ、大目に見ても機材到着からフライトまで30分しかないしなあ…ミュンヘンからベルリンへの乗り継ぎでは30分以上あったけど荷物は置いていかれたしなあ…などとネガティブな思いがずっと抜けませんでした。ヒューストンでもUAのデスクに行き事情を話してトレースをおこなってもらいましたが「多分大丈夫だと思う。心配しなくていいよ」と言われました。それでも釈然としないまま、不安な気持ちを抱えて首都に着き、バゲージピックアップコーナーに行くと、なんと目の前に自分のバッグが! そしてしばらくするとロッドケースも! とにかくANAスタッフの働きに感謝!この旅行のために自作したルアーや、無理を言って間に合わせていただいたロッドが着かないなんて悲しすぎるからね。

その他問題としては地方の町のタクシーぐらいかな。前日に「朝の9時やぞ。9時ジャストに宿に来てや。頼んだで」と念を押したにもかかわらず、現れなかったタクシー運転手(苦笑)。国内便への搭乗手続きを終えてから、余裕をもってブランチ(朝食と昼食を兼ねた食事)を食いたいので、とっとと空港にいきたいのだが、30分待っても現れない。シビレを切らして約束の時間から35分を過ぎた時点で街路のタクシーを拾いました。その後例のタクシー運転手が宿まで来たのかどうかは知らないけど、まあこういう南米時間は覚悟したうえで、その場で対処しないと。結果的にブランチは首都の空港までおあずけ…。で、全バゲージをもったまま、フードコーナーでピッツァとビール。これがけっこう旨かったです。
昆虫による被害も多少ありました。12年前はムクイン(昆虫ではなくダニの仲間)に数百カ所皮膚下に侵入されヒドイ目に遭いましたが、今回はせいぜい5カ所。地方の町の宿で寝てる間にアリに数か所咬まれたり、最も邪悪な吸血昆虫ヌカカにも10数か所やられましたが、これも12年前に比べると随分マシ。ハチ刺されはゼロ(同行者は1回)だし、蚊もせいぜい1、2カ所。サシバエにも1回(同行者はなぜか複数回)だけ。キャンプ地ではずっと木を燃やして煙で燻していたのが虫ヨケになっていたのでしょう。おかげで洗濯物はスス臭くなってたけど。
そういうことを除いては、今回の旅行も実りのあるものでした。釣りにおいても当初の目標というか、そんな魚に出会えたらいいな…というのを手にできたし、最後にNOBU氏もドラマチックにイイのを釣ってくれて、自分事同様にうれしかったです。そのあたりの話は2022年の南米のことを書いてから、おいおいと…。

…というイイお魚を釣ったので、これまで自分のことを「ただの小物釣師」と呼んでいましたが、この機会に「ただの釣師」に変更しようか…と。そう、自分にとっての大物の定義に該当するのを釣ることができました。でもその後でスピナーで小物釣りをやって喜んでたから、やっぱり「ただの小物釣師」か(笑)。

長時間のフライトとなると、たいてい映画を3~4本観ます。今回もジョージ・フォアマンの伝記的な映画やインディアナ・ジョーンズなどを観て時間を潰しました。特に帰国便では時差ボケ対策のため、日本時間の朝になってからは眠らないようにしました。そんな中で観たのが日本映画の『湯道』。考えさせられる部分がけっこうありつつも、基本的に人情コメディで楽しめましたが、何よりも「家に着いたら早く風呂に入りたい」という気分になりました(笑)。首都でも地方の町でもロッジでもキャンプ地でもシャワーのみだったので、風呂が恋しくて…。ちなみにシャワーから温水が出たのは首都の空港近くのホテルだけ。ロッジとキャンプ地は生暖かい水が出てきたので、おそらく目の前の川の水だろうと。いや、十分十分。

WAKE THE DEADの進行状況

WAKE THE DEAD 125Fのプロトを南米で使ってきました。釣れた魚は3種類。ピーコちゃんとタライラとピラーニャ・ナッテリー。あちこちザクザクになってかわいそうな姿になりました (笑)。いろんな使い方をしてみると小さいながらもいくつかの修正点が出てきました。それらをクリアしたうえで金型に移行するので、リリースは当初の想定より少し遅れそうです。

ピラーニャといえば今回釣れたのは3種類。一番多かったのがナッテリー。1匹だけ赤色の発色がまったくないのも釣れました。体形がナッテリーなので異種ではないだろうけど。そしてネグロというかプレタが2、3匹。さらに1匹だけ、小さいながらも珍しいのが釣れました。それは12年前にその水系のロッジの冷蔵庫に入ってるのを見かけたエロンガータ(Elongatus)。色はナッテリーに近かったですが、ピラーニャとしては細長く特異な体形をしています。しかもこれがありえないような釣れ方で…(笑)。

来年のフィッシングショー

少し前に来年の「にいがたフィッシングショー」への出展の打診がありました。その時点では日程は聞いてなくて、多分2023年と同じく2月の最終土日だろうといわれていたのですが、先日担当者と話していると、日程はそこではなくなりそうなんだとか…。…となるとヘタするとすでにブッキングされている自分の予定とバッティングするかも? 搬入・セッティングには間に合わず、当日の朝のフライトで行くことになるのかな。まだ先の話だけどね。その他の聞いてる範囲でフィッシングショーの類にかんしては、横浜、大阪はWHIPLASHの出展はナシ、仙台のルアーフェスタはおそらく出展…という感じでしょうか。正確なことがわかればお伝えします。

帰国する頃には少しマシになっているかな…と少し希望を持っていたが、それどころではないガザ情勢。本当に心が痛みます。

人質一部開放、戦闘一時停止。全開放、停止ではなく終結ならどれだけ救われるか…。
ガザの裏でウクライナ情勢の報道が聞こえづらくなっているのも気になります。

最近の!!な試合

★WBO S.ウェルター級選手権 ティム・チュー vs ブライアン・メンドサ
名チャンピオン、コンスタンチン・チューを父にもつハードパンチャー、ティム・チューに、タワーリング・インフェルノことセバスチャン・フンドラをなぎ倒してWBC暫定王者になったブライアン・メンドサが挑戦。個人的にはメンドサの一瞬の爆発力に期待しながらもティム・チュー有利だろうな…と思っていたのだが。たしかにその予想は当たったが、想像以上のメンドサの頑張りで試合は素晴らしいものに。結果的にはユナニマス・ディシジョンでティム・チューが勝利したが、タフで諦めないメンドサの姿は感動を呼んだと思う。

★ヘヴィ級10回戦 タイソン・フュリー vs フランシス・ガヌー
ハイライトしか観てないから何とも言えないが、その判定でいいのか? 個人的にはフュリーをなぎ倒した元UFC王者ガヌーの左を支持するね。

最近の愛読書

★特になし

最近の珍事件

★特になし

最近のお買い物

★旅のお土産とか
コーヒーやチョコレートを少しだけ。荷物が多いのであれこれ買えない…。

SOUND CORNER Vol,207

『STRONG ARM OF THE LAW』

SAXON

このレコードは自分のメタルの原点のひとつ。オープニングトラックはタイトルからしてド・メタルな「HEAVYMETAL THUNDER」だし、次の「TO HELL AND BACK AGAIN」も当時相当はまった曲だ。IRON MAIDENよりもSAXONの方を好んで聴いていたほどだ。ただ16やそこらのガキにはシブさというのがわからなかった。ブギーやミドルチューンのカッコよさ、タイトルトラックやエンディングもそうなのだが、疾走感(SAXONは実際のスピードより疾走感で煽ってくる)のない曲に潜んだ魅力に気がつくのは、一旦SAXONが失速しLAっぽくなったりした後、エピックな方向で復活してきた頃だ。初期のアルバムを聴きながら、いかにもブリティッシュなミドルチューンに心地よく揺さぶられる自分がいたのだ。というわけで、このレコードには2度やられたことになる。世間的には『WHEELS OF STEEL』の方が評価が高いようだが、 自分は『STRONG ARM~』の方が思い入れが強い。

southernnative

最近の愛聴曲

HELL, FIRE AND DAMNATION / SAXON『HELL, FIRE AND DAMNATION』
こういう曲を聴くとつくづくメタルはイイよなあ…と思える。リフがあれっ?なんかDIAMON HEADっぽい…って感じだったのだが、え?ブライアン・タトラー? マジ?それで納得!
全曲 / SAXON『WHEELS OF STEEL』
全曲 / SAXON『DENIM AND LEATHER』
全曲 / SAMSON『SHOCK TACTICS』
SAMSONにかんしては、故ニッキー・ムーア時代の『BEFORE THE STORM』の復刻を望む!
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