2019年新製品説明

★RAW DEALER R611RL2 THE MISDEMEANOR (ミスディミーナー)

  • Length:6'11" Section:2(Spigot Joint)
  • Closed Length:109cm
  • Lure Weight:3/16-1/2oz
  • Line Applications:8-12lb
  • Taper Design:Full Step Fast
  • Rear Handle Length:260mm
  • Fuji S.I.C Guide Titanium Frame(T-MNST,T-KTSG, T-KBSG, T-KWSG *ガイド径:Top5.5-10)
  • Reel Seat:TCS-D18 Non Slip Finish+Long Nut+IP Chrome Hood
  • Price:54,500yen

RAW DEALERシリーズで最もライトな設定のベイトモデル。7-10g程度のミノー、14gまでのトップウォータープラグの操作性を重視し、ティップセクションはソフトさだけでなく、適度な張りも確保しています。珍しくシングルフットガイドを配したのも、その適度な張り感を損なわないため。2pcを感じさせないスムースなベリーセクション、必要十分なパワーを秘めたバットセクションは予期せぬ大型とのファイトにも対応。バスはもちろん、スプーンやミノーで狙う上~中流域の野生マス族、港湾や運河のハネ(フッコ)にも好適です。細めのPE+リーダーの使用を考慮して極端な小径化はあえて避け、最小ガイド径は「5.5」に設定。リーダーとPEの結節はFGノットなどの結節部が細く短いノットをお勧めします。リーダー巻き込み不可とまでは言いませんが、基本的にショートリーダーで、矢引き(弓矢を引くポーズを思い出してください)程度の長さがお勧めです。

テスト対象魚:バス、マナマズ、ニジマス(野生)、コイ

[企画開発者談]

ライトであるにもかかわらず、全体的にパワー感はしっかりとあります。魚を遊ばせつつも気がついたらロッドが自然に寄せに入っていた…という感覚です。魚の引きにある程度追従するものの、急すぎずジャストな復元力で、いつの間にか魚から主導権を奪い返すといった感じですかね。ドラグセッティングをうまくあわせるとおもしろいです。ソフトでありつつも適度な張りも持ち合わせたティップは、流れの隙間でミノーやスプーンを操作するのにも向いていると思います。ちなみにMISDEMEANERとは微罪・軽犯罪という意味です。ライトなロッドなので罪もライト…。

★RAW DEALER R611RL-S2 THE MISDEMEANOR ST (ミスディミーナーST)

  • Length:6'11" Section:2(Spigot Joint)
  • Closed Length:109cm
  • Lure Weight:5/32-1/2oz
  • Line Applications:6-12lb, PE#0.8-1.2G
  • Taper Design:Full Step Fast
  • Rear Handle Length:220mm
  • Fuji S.I.C Guide Titanium Frame(T-MNST,T-KTSG,T-KLSG-L,T-KLSG-M,T-KLSG-H *ガイド径:Top5.5~20)
  • Reel Seat:VSS-D17 Grossy Black Finish+IP Chrome Hood
  • Price:55,000yen

RAW DEALERシリーズで最もライトな設定のスピニングモデル。ブランクは基本的にベイトモデルR611RL2と同じ。ティップセクションはソフトさだけでなく、適度な張りも確保し、7-10g程度のミノーや小型シャッド、ソフトベイトの各種リグも操ることができます。バスはもちろん、スプーンやミノーで狙う上~中流域の野生マス族、港湾や運河のハネ(フッコ)にも好適です。35cm級までのメッキに使っても面白いかも。細めのPE+リーダーの使用を考慮して極端な小径化はあえて避け、最小ガイド径は「5.5」に設定。リーダーとPEの結節はFGノットなどの結節部が細く短いノットをお勧めします。リーダー巻き込み不可とまでは言いませんが、基本的にショートリーダーで、矢引き(弓矢を引くポーズを思い出してください)程度の長さがお勧めです。

テスト対象魚(国内):バス、マナマズ、コイ、スズキ(ハネ級)

[企画開発者談]

ブランクはベイトモデルR611RL-S2と基本的に共通ですが、スピニング仕様だしガイドセッティングが異なるし、少し感じが違います。フッコ(ハネ)までが中心の小規模港湾や狭い運河のゲームなら、長さのあるシーバスロッドより、かえってこういうバスやトラウトも対象にしたロッドのほうが扱いやすいことがあります。便宜上RAW DEALERシリーズは「バスロッド」に分類されていますが、企画開発者としては、そんなジャンルなどどーでもよく、個人的には「ルアーフィッシングロッド」と規定しています。

★RAW DEALER EXTREME EDITION REX609MHX-T THE REACTION FORCE (リアクション・フォース)

  • Length:6'9" Section:3(Spigot Joint+Offset Handle)
  • Closed Length:84.5cm
  • Lure Weight:3/8-1oz(Max2oz)
  • Line Applications:12-30lb, PE#2.0-4.0G
  • Taper Design:Full Step Regular
  • Rear Handle Length:315mm
  • Fuji S.I.C Guide Titanium Frame(T-KGST,T-KWSG *ガイド径:Top7~16)
  • Reel Seat:TCS-D18 Non Slip Finish+Long Nut+IP Chrome Hood
  • Price:58,000yen

ティップ~ベリーセクションはREX605HX-Tよりややライト、そしてバットセクションには同モデルに肉迫するパワーを秘めたモデル。より幅広いタイプのルアーに対応し、ゲームの領域を拡大します。不意の強引なアタリへの対応、キャスタビリティと正確度を考慮し、ストレスのないレギュラーテーパーに設定。予想外の大型に対しても、高いバランスと粘りで対応できます。PE+リーダーの使用を考慮して極端な小径化はあえて避け、最小ガイド径は「7」に設定。リーダーとPEの結節はFGノットなどの結節部が細く短いノットをお勧めします。リーダー巻き込み不可とまでは言いませんが、基本的にショートリーダーで、矢引き(弓矢を引くポーズを思い出してください)から1ヒロまでの長さがお勧めです。

テスト対象魚(国内):バス、マナマズ、コイ

テスト対象魚(海外):バラマンディ(もちろん野生 *最近はいちいち野生と書かないと、釣り堀と思われるので面倒だ)、トーマン、ノーザンパイク、ピーコックバス(テメンシス他)、ペイシェ・カショーハetc.

[企画開発者談]

これまでのロッドの中でも、発売までに最も多くの魚種を釣ったサオです。試しに片っ端から挙げると、バラマンディ、ロウニンアジ(幼魚)、トーマン(ジャイアント・スネイクヘッド)、オセレイテッド・スネイクヘッド、ノーザンパイク、ラージマウスバス、ピーコックバス(テメンシス、テメンシス・パカ、インターメディア、オリノセンシス)、トピード・パイクカラシン、カリベ(ピラーニャ)、ブルーフィン・アロワナ、ペイシェ・カショーハ(~15lb)、マナマズ、コイ。使用できるルアーも幅広いし、素直だが底力のあるロッドだし、「即応部隊」の名のとおり、シリーズ中、最も対応能力に優れたモデルだと思います。

★HEAD GUNNER J-VERSION HGJ-608LH MACULATA STRIATA

  • Length:6'8" Section:2*(1pc Blank+Offset Handle)
  • Closed Length:151cm
  • Line Applications:PE#5-8G
  • Taper Design:Regular
  • Rear Handle Length:340mm
  • Fuji S.I.C Guide Stainless Frame(PLGST,PKWSG *ガイド径:Top7~16)
  • Reel Seat:TCS-D18 Matt Black Finish+Long Nut+IP Chrome Hood
  • Price:29,000yen

東アジアに分布する中型スネイクヘッド族を対象に開発されたライトモデル。カバーエッジのトーマンも想定内。日本ではライヒーがメインターゲットとなります。HGJ-610Hよりややショートかつややライトな設定で、ライトカバーやカバーエッジにつく動きの速いライヒーを、小型ウィードレスプラグを自在に操ってテクニカルに攻略できます。きわめて薄いカバーの小規模クリークなどではカムルチーにも使えます。フィールドテストではライトカバーのカムルチーも対象にし、そのバランスド・パワーで想定以上の魚も釣獲しています。サブネームの「MACULATA STRIATA」は、ライヒーの学名[Channa Maculata]とハルアンことストライプド・スネイクヘッドの学名[Channa Striata]に由来しています。

テスト対象魚:カムルチー、ライヒー

[企画開発者談]

ショートで扱いやすいアキュラシー重視モデルです。ライトな使用感ながら、けっこうな底力を秘めていて、そのスムースなテーパーデザインとあいまって、ハイレベルなゲームに貢献します。ライトカバーの小規模クリークや野池など、草の隙間を縫うピッチングや変則的なバックハンドキャスト、ルアーアクションの多彩な演出が要求されるフィールドに好適です。グラファイトとファイバーグラスのコンポジット具合もダルになりすぎずイイ感じです。TCS-D18シートはRYOGA2000クラスやABU5000クラスなどのややナローなリールにも好適。初テストは2018年5月末。つり人社のライギョムックの取材時でした。そこで2投目に80cmを超えたコンディションのいいカムルチーをかけてしまうことになったのですが、カバーが薄かったせいもあり、想定以上の魚とはいえ、あっという間にランディング態勢に入ることができました。素直なブランクス特性とショートさがもたらした結果だと思います。その時のモデルをティップからベリーセクションにかけて92%程度、ベリー~バットセクションを95%程度にパワーダウンした2ndプロトをベースにしたのが、市販のHGJ-608LHです。短さゆえのアキュラシー性能と取り回しのよさは特筆モノだと思います。バックハンドやピッチングの精度は確実に向上しますよ。また、陸からのバスのウィードレスプラグによるカバーゲームにも好適だと思います。マスキーやパイク、マーレイコッドをビッグベイトで狙うのにも適しているだろうという意見を、海外の釣り人から複数いただいてます。

★THUNDERBUCK RAM 93(サンダーバック・ラム93)

  • Length:93mm
  • Type:Floating, Suspending, Sinking
  • Weight:約11.0g(F), 約11.7g(SP), 約13.0g(S)
  • Color:Floating FW12色, Suspending FW12色, SW8色, Sinking FW4色, SW8色
  • Price:2,100yen

「リトリーブではステディ、ジャークではアクロバティック」をコンセプトにしたTHUNDERBUCK RAM 107(TBR-107)をダウンサイジング。機能的にはTBR-107よりリップをややショート化し、リトリーブでもジャークでも、いっそう軽快な使用感を実現しました。スローリトリーブでは少しウォブルを交えた、明滅のはっきりしたタイトローリング系のステディな泳ぎ、ハイスピード域ではウォブルが増加するも直進安定性を保持した基本性能は107譲り。もちろん流水域にもかなりの対応性をもっています。ジャークにかんしては、縦方向の入力により閃くように抜けるダート。ラインスラックを利用すると左右に気持ちよく飛ばすこともできます。細かいトゥイッチでは身をよじるようなヒラ打ちや、ボディが曲がって見えるような身悶えを展開し、フィッシュイーターの捕食本能に火をつけます。内部のウェイトは107のように成形モノを使用せず、あえてボールウェイトのみで構成。安定性を保つ必要十分な低重心化と、ロッドワークに対応してイレギュラーな動きを展開するバランスを追求しました。

*Ex.シャープ中太軸トレブルフック「Cultiva ST-46」#6

*高復元力/高剛性ステンレス・スプリットリング採用

*1.1mm径高強度ステンレス・アイ採用

*サスペンディングモデルは塩分濃度が高くなると、スローフローティングになる可能性があります。

*サスペンディングモデルは水温が低く、水の比重が高くなると、スローフローティングになる可能性があります。

*「Cultiva ST-56」#6をセットしてもスイムアクションには影響は出ていません。ただし浮力には影響が出て、サスペンディングモデルがスローシンキングになる可能性もあります。フックを強力にしたいが重量を上げたくない場合は、シングルフックやトレブルフックの1本を切断して、残った2本の開き角度を90度以内に調整したものをセット(新家が2013年から時々使う手段「縦アイダブルフック」)するなどの方法があります。

[企画開発者談]

107は「水に絡みつつ切り裂く」ダートが持ち味ですが、93はダートにおいては水絡みを減じてヒラヒラ感を重視して作りました。流れに乗せながらのヒラ打ちはトラウト族にも効くと思いますよ。また107よりひとまわり小さい分、自分が好きな渓谷の川バスにも好適かな…と。事実、複雑な地形と複雑な流れをミドル~ショートレンジで攻略する釣りにおいて、いい働きをしてくれています。たまに丸のみされるのが難点といえば難点。そういう釣りではナイロン16lbを使うことが多いですが、PE+20lbリーダー(ナイロンでもフロロでも)でもいい感じでした。リーダーにかんしては40lb(ナイロンのみチェック)まで試してみましたが、特に支障は出ていません。こういう対応性を人によっては「アバウトだ」「いい加減だ」と嘲笑するかもしれませんが、このアバウトさというか対応能力こそがバーサタイルミノーの特質。様々な対象魚、様々なシチュエーション、様々なフックセッティング、様々なラインセッティングに対応できるのが強みです。それとどーでもいいことかもしれませんが、この93では内部の各リブ(ウエイトルームなどの仕切り)の肉厚に変化をつけるという、凝りというか遊びをやっています。たいした効果はないと思いますが、強度がいらない部分は成形可能な限界まで薄くして、ボディ内の空気容積を確保すべく設計しました。

★LIVE WIRE 87 TRAVIESO(ライヴワイア87トラヴィエソ)

  • Length:87mm
  • Type:Floating
  • Weight:約9.0g
  • Color:FW12色, SW8色
  • Price:未定

WHIPLASH FACTORYはかなり前から4サイズのミノーペンシルを作ることを計画していました。まずはLIVE WIREそしてDRIVIN'WIRE、GRINDIN'WIRE13と大型化・強化の途をたどりましたが、これは開発者の海外渡航が増えたことが原因です。4サイズのうち残るはひとつ。そのサイズにかんしては、2018年早春、開発者が海外(EU圏)の釣り人と談笑している際に話題になりました。彼らは「85mmのLIVE WIREを待ち望んでいる」といいましたが、開発者の計画にすでにあったのは2mm違いの87mmモデル。ほとんど一緒やん!というわけですが、この時の会話がLIVE WIRE 87 TRAVIESOの開発を早める契機となりました。基本的にLIVE WIREのダウンサイジングモデルで、小型ながらあのアクションを展開できるように開発しました。まずは飛距離の確保、そして基準としてMLクラスのロッドにナイロン12-14lbでの使用を想定しつつも、MHクラスのロッドに20lbもしくはPE#1.5~2+22~25lbリーダーでもきっちり動く高度な適応能力をもたせました。ダルマ環(ラインアイやフックアイに使われている金属パーツ)も、一般的にこのサイズのルアーに使われているものより、ワンランク大きく高強度のものを採用。部分によって肉厚の異なる内部のリブ設定など、細部まで手抜きなく作り込んでいます。バスやスズキはもちろん、小型青物や中型メッキ、チヌ(クロダイ)にも対応可能。ヒラ打ちと独特のサウンドをともなうショートスライドは、様々なフィッシュイーターを狂わせます。

*Ex.シャープ中太軸トレブルフック

*リプレイスにはCultiva ST-46#8等が好適です。

*高復元力/高剛性ステンレス・スプリットリング採用

*1.1mm径高強度ステンレス・アイ採用

[企画開発者談]

人目につくところで使用したのは2019年の春。「9gしかないのにその飛距離!!?」という声が釣りの同行者から上がりました。その時のタックルはミディアムクラスのR703RS2とZILLION TWにナイロン16lb。まあ我ながら「軽いくせによく飛ぶなあ…」と初期段階から思っていましたが。しかし特に飛距離だけを意識したわけではありません。このルアーも目指したところはバーサタイルな性能。よく飛び、よく動き、様々なターゲットに使えることが大事なのです。ちなみに「TRAVIESO」とはスペイン語で「やんちゃ」「いたずら好き」「腕白坊主」の意味。小柄でキビキビしたアクション特性から、サブネームに起用しました。なぜスペイン語かという理由は、2018年春に談笑していた相手がスペインの人たちだったこと、スペイン語圏には何度も旅行(エクアドル2回、コロンビア2回、スペイン1回)したり知人が長年住んでいたりと個人的に縁があること、そして以前お気に入りだったメキシコのボクサー(メキシコ人初の5階級制覇。すでに引退)のアダ名がこれだったこと…などです。だからロゴにアメ付き。

★MURDEROUS BUG(マーダラス・バグ)

  • Length:4.5inch(約115mm)
  • Weight:約10.0g
  • Color:8色(予定)
  • ノンソルト&ノンフレーバー(塩ナシ&臭いづけナシ)
  • Price/入り数:未定

ややファットなボディに長めのカットテイル系アトラクター。スティックベイトとグラブのハイブリッドのようなデザインは、開発者がスペインのLAKE Gで釣りをしている時に閃いた形状を煮詰めたもの。ベイトタックル+20lbでの使用を考慮し、ノンソルトマテリアルながら、約10gの自重を確保しています。基本の使用法はノーシンカー。軽いロッドワークにより、水面~水面直下でボディをくねらせながら、左右にショートスライドを展開します。着水と同時にゆっくり沈むタイプなので、左右のみならず上下への動きもあり、時に予測のつかない動きを交えつつ、三次元的に魚を誘います。トップウォータープラグやワイヤーベイトでは水面の浮遊物やウィードが躱しづらい…かといってフロッグなどのウィードレスプラグを使うほどでもないといった状況や、入り組んだ立ち木の枝の隙間へのアプローチを強いられる状況こそが、MURDEROUS BUGの出番です。基本的に水面~水面直下での使用に特化したルアーですが、実はジカリグでのアクションも捨てたものではありません。フックにスプリットリングをつけておけば、そこにシンカーをセットするだけで、野池の吹きだまりの下などにスルリと滑り込ませて、底からカバー直下までのレンジを探ることもできます。ジカリグでは、いっそうテイルをくねらせ、胸ビレをパタつかせてアピールします。

*推奨フック:Cultiva デカッパリフックB-93#4/0、Cultiva マルチオフセットX #4/0、その他ワイドゲイプの#4/0クラスワームフック(モノによっては#5/0でもOK)

[企画開発者談]

昔からSLUG-GO 6"やSHAD ASSASSIN 5"、SHAD PUPPYなどのスティックベイトをよく使ってきました。中でもテイルが縦偏したZETA BAITのSHAD PUPPYは一番のお気に入りでした。しかし、こちらの野池からバスが急激にいなくなったと同時に、スティックベイトは使用頻度ががくっと減りました。ひさしぶりに使ったのはスペインのLAKE Gです。自分はハードルアーしか持って行ってませんでしたが、ある時ガイドのEMILIOが「Kuni、このポイントは立ち木の枝や葉が多すぎる。これを使ったほうがいい」といって、ZOOMのSUPER FLUKE(←多分。昔からあるスプリットテイルタイプ。FINS FISHとSHAD ASSASSINの合の子風)を渡してくれました。せっかくなので断らずに使ってみました。何年ぶりやろ、スティックベイトのノーシンカー…。もちろんイイ動きをしてくれたのですが、操作しながら頭の中にいろんなことが浮かんできました。もっと飛距離が出れば…もっとダートができれば…もっとイレギュラーな動きが出せたら…水中の葉に沈澱した埃をはじきとばし、その煙幕の中から存在感をあらわにできるような攻撃的なスティックベイトがあったら…。それがMURDEROUS BUGの着想でした。あの時、あのタイミングでスペインに行かなかったら、EMILIOがあのルアーを手渡さなかったら、いや手渡されても「俺はこれ(TBR-107)で通すんだ」と使用を拒否していたら、MURDEROUS BUGは生まれてこなかったでしょう。
さてMURDEROUS BUG、基本はノーシンカーでロッドワークによりショートスライドさせます。止水はもちろん流水域のテストでもイイ動きをしています。こんな動きで水面~水面直下を泳がれたら、トップウォータープラグの出番が減るわな…と、テスト時にもいらぬ心配をしてました。前進時には胸ビレの見た目の効果はあまりないように見えます(水中では魚の測線にアピールするモノがあるはず)が、ラインテンションが抜けて後方にスライドするような動きになった時、ふっと開いてアピールします。ルアーにフックをセットする時には、スプリットリングをフックのアイにセットすることをお勧めします。これにより動きの自由度が上がり、直結では見せなかったイレギュラーなアクションが発生します。リングの効果はもうひとつあります。それはふとカバーや浮遊物の下を攻めたくなった時に、リングにシンカーをセットして、結びかえることなく「ジカリグ」として使うことができるということです。頭からカバーに入りやすく、また抜けやすい形状だし、ジカリグで使う際には胸ビレはいっそう魚にアピールする動きになります。この変わり身の速さは、ワンタックルしか持ち歩かない陸からの釣りにおいて、けっこうな強みになるのではないかと思います。市販カラーは8色予定していて、すべてが背と腹が異なるラミネートカラーです。色を決めるとなるとやっぱり過去の好みがモロに出て、よく使ったSLUG-GOやSHAD ASSASSINなどのお気に入り色と似てしまいますね。まあパクリではなく「オマージュ」ですので…(笑)。もちろん世間にないであろう、WHIPLASHらしいカラーも出しますよ。

★LONG SNAKE(ロングスネイク)

  • Weight:3/4oz class
  • Tuned Weight:22-26g(予定)
  • Color:シングル6色、マーブル6色、フレーク8色(*新色4c含む)、ペイント6色
  • Dead Sting 3C #5.5/0-XL採用
  • Price:未定

比較的スマートなシェイプにカムルチーをデフォルメした独特の表情。完全手作業の原型によってもたらされる、生々しい曲線。LONG SNAKEは飛距離とアクションと食わせやすさを、ハイレベルで融合させるべく設計された大型ウィードレスプラグです。ビッグモデルにありがちな大味のアクションを抑え、様々な小技に対応できる敏感な一面も備えています。ブレードなしチューンにおけるタダ巻きスイミングもなかなか魅力的です。

[企画開発者談]

動きにかんしていうなら、これまで同じ系統のものはWHIPLASHにはなかったと思います。なんというか…ちょっと変わってます。
立ち気味の設定では、ロッドワークにより軽く水面を叩く感じで、その動きがよかったのかそうでないのかは知りませんが、晩夏~初秋のテスト時にはいい感じのストライクがけっこうありました。フックポケットの形状がかなり変わってますが、これは何気なくTVを眺めていたらゴリラの顔が大写しになり、その鼻の形状を見て「コレ採用!」となったわけです。というわけでフックポケットはゴリラの鼻のデフォルメでした。いずれサイガやマレーバクの鼻とか、プロングホーンのチ○コとか、カモノハシの後ろ足とか、いろんなモノをルアーのデザインに持ち込むかもしれません。(←ウソ)

★水くみバケツ120 OR

  • Size:120x120x145mm
  • 2.5mロープ付き
  • Price:930yen

折りたためばウエストバッグやヒップバッグにも収納可能な小型の水くみバケツ。手を洗いたい時や魚に水をかけてやりたい時、足元の汚れを洗い流したい時などに便利です。上部の1辺にウェイトを仕組んであるので、投入するだけでその辺が水中に没し、容易に水くみができます。

[企画開発者談]

置き忘れや入れ忘れ対策として、今回はあえて派手な、WHIPLASHらしからぬオレンジにしてみました。候補にはイエローとオレンジが上がっていて、VHのWF担当S君は当初イエローに傾いていましたが、VHの社員数人からの猛抗議(?)により、オレンジに鞍替えしました。たしかに草ムラや地面が露出した場所では、イエローよりオレンジのほうが視認性はいいですね。ちなみに自分が海外釣行の際に使用するタックルケースや防水バッグは、置き忘れや積み込み忘れ防止のため、オレンジやイエローなどの目立つ色のものが多いです。国内では地味系中心ですけどね。