PHOTO

vol.179

Aug.2021

2021年、DRIVIN’WIREのカラーが一新されます

DRIVIN’WIREのカラーが一新されます。旧カラーとよく似たのもありますが、反射板が艶消し気味になっていたり、細部が変更されています。蛍光イエローやブラックの反射板をインサートしたカラーも導入。フレッシュウォーター(FW)向け10c、ソルトウォーター(SW)向け8cの計18cです。もちろん、FWカラーを海でつかうのもSWカラーを淡水で使うのもOKです。まったく新しいカラーで個人的に特に気に入ってるのは、D006MGM IP Ice Cold MaryとD007BLK IP Shadowgraph。D009GLD IP Mat Gold AyuとD010BLK IP Mat Ochi-Ayuはマットフィニッシュ(艶消し塗装)です。概要はいずれHPのカタログページで公開予定。
*D007BLKとD010BLKは写っていません。工場からのサンプルがまだなので、自分が作った塗装見本もまだ先方に。

FW系カラー。他に5色あります。FWもSWも半分ずつサンプルがあがってきました
カラーリングは似ていても、反射板のホログラムが異なると雰囲気は別モノに
こちらはSW系。もちろん淡水で使っても何の問題もありません。他に4色あります

ケタバス釣りに行ってきました

山岳渓流3連続お流れの腹イセにケタバス釣りに行ってきました。意外に水量は少なく、簗越えで上流に上っている個体は少なめ。

釣り人を避けて、人気のない場所を探す。 最初に出たのは婚姻色の鮮やかなオス
この日のこのポイントでは、釣れてくるの はメスの方がやや多かったような…
尺超えは2本だけでした。この日は昨シ ーズンからはまっているスプーンを多用 しました
ラスト1投。フォールで重いアタリ。同時に 明らかにケタバスではない引きが…。ラ イトなトラウトタックルでは苦戦必至だ が、まあこの程度なら慣れてるので。60c m超級のニゴイです
撮影中にそれはヤメて! 昔知人が撮影中 に、跳ねた魚がロッド上に落下して、ティ ップがポキッ!という事件がありました。 魚を置く位置を考えないと、そういう悲し い事態もありうる…
当日使用ルアー。87 TRAVIESOは当日の ケタバスたちには大きすぎたらしく、釣 れはしたもののイマイチでした。同行者 は50~60mmのプラグを多用。ケースの ニゴイステッカーはいただきもの(笑)

今年初の山岳渓流釣行

3連続お流れの末にやっと行ってきました。

最初の沢は魚影は濃かったものの、小型 イワナばかり。そしてクモの巣の多さと湿 度に閉口
3つ目に入った沢では、橙色の腹をした イワナがけっこう釣れました。
今回の最大は26cmちょい。3度目の追い でアクションをトゥイッチからダートに変 えるとしっかり食いました
鼻が少し落ち、三ツ口になっていました。 急峻の狭い沢で生きてきた風格が感じ られます
雨に濡れた急斜面を避け、導 水管をくぐりました。で、元来た 方をストロボなしで撮るとこん な感じに
ストロボを焚くとこうなります。 金属の変色具合がなかなかシ ブい。その導水管には鮮やか なクモが(下方参照)
今回の水系ではヒキガエルをけっこう見 かけました。こいつは一際大きく赤っぽ かったので、角度を変えて撮影しました
撮影時には気づかなかったのですが、帰 宅後PCで拡大して、この角度から見ると、 口の横から細いモノが出ています。右は そこを拡大したもの
径といい均一さといい、釣り糸と思われ ます。エサ師が捨てていったエサ付きの 針を食ってしまったようです。その場で気 がつけば、つかまえて外してやるのです が…。針のついた仕掛けを捨てるカスみ たいなエサ師はたまにいて、シューズや バッグに刺さったことが数度あります

夕方釣行もちょこちょこ行ってます

バス釣りをやってる知人が「いいサイズのライギョを何匹か見た」というありがちな情報(笑)をくれたので、「いいサイズは眉唾で も魚影ぐらいは確認できるかも…」と、梅雨が小休止した午後、そのエリアを探索してきました。超高湿度の中水辺をうろうろ、けっ こうな距離を歩き回りましたが、まあよくあることで、ライギョはまったく見つからず(苦笑)。ヤブカンゾウの花がきれいだったのと、 久しぶりにラミーカミキリを見かけたので、まあいいか…。
でもせっかくタックルを持ってきたので、ライギョの顔ぐらい見て帰ろうと、そこから1時間ぐらい走って野池に行ってみましたが沈 黙。夕方のいい時間帯なのに、アタリはおろか反応もない。15cmほどの小バスが2度つつきにきただけ。次の池はさらにダメ。ウシ ガエルが1匹寄ってきただけ。で、ダメ元でもうひとつの池に。今年は水生植物が少ないし、夕方なのに小魚も浮いてないし、ここも ダメやろなあ…と思いつつ、それでも目ぼしいポイントを20分ほどチェック。まったく反応はないし、呼吸も見られないので、最後 に20mほど離れたマコモのブッシュだけやってから帰ることにしました。そこも反応がないままに最後の1投。2アクション目、前触 れなく突然いい捕食音が響き、ラインがすっと左へ動きました。最後の最後に一番下のヤツ。めっちゃうれしい。

水際にヤブカンゾウが咲いていました。 有史以前に中国から帰化した植物だそ うです
カンゾウと名のつくものの中では、最も 鮮やかな花を咲かせます。若葉は食用に なります
水辺を歩いているとラミーカミキリを発 見。すぐに飛んで逃げるので距離をあけ て撮影。そして素手で捕獲を試みる
やっぱり飛ばれたが、空中戦(?)の末に 捕獲成功。この個体はきわめてブルーが 強かったです。美しいカミキリといえばル リボシがクローズアップされがちですが、 このラミーもなかなかのもの
捕獲後手に止まらせるとすぐに離陸態勢。 中国からの帰化種ともいわれています。 もう1匹見かけましたが、その個体もブル ー系発色が強かったです。地域性か?
どの池も沈黙する中、最後の1投で前触 れなく今年一番の捕食音が響き、この魚 が食ってくれました。ファイトも良好でし た。10回ぐらい魚にお礼を言ってから元 の水に返しました(笑)

高い足場でかけてしまったが、水面への降り方を知っていたので、魚を湿生植物内に引き上込んでから藪を抜けて魚の元へ。しか し、いろいろ誤算でえらい目に…。

岸の藪はたいしたことなかったが、こん なフジ蔓地獄には参った。切断できない のでウナギのように隙間を抜けるしかな い。こういう天然のバリケードを3つすり 抜けて魚の元へ
無事キャッチして撮影後リリース。帰路は 同じフジのバリケードを抜けたくなかっ たので、懸垂で木に登り、右の写真の護 岸と木の隙間を登攀。それはそれで大変 だったけど…
帰宅後シャワーを浴びたらあちこち沁み る。いたるところ擦り傷だらけでした

ライヒー釣りにも行ってきました。活性はよくありませんでしたが、セッカやホトトギスの声を聞きながら、水生植物の豊かな誰も いないフィールドで過ごすのはいいものです。この日はキジも現れました。

年々ガマのブッシュがもりもりになって くる。ハスや他の水生植物が圧迫されな いか心配になるほどだ。水深と底質の関 係で大丈夫だろうけど
魚が出たのはこういうブッシュの隙間。こ の日は捕食もショボかった
日没前にチビが1本相手してくれました

何となく梅雨明けっぽくなった夕方、爆釣を期待して、まだ増水したままの渓谷に行ってきました。

意外なほど活性は低かった。…というか 魚影が薄く、反応も釣れたのもこれ1本。 増水に乗じて一時的に好きな場所に分 散したようだ
水が少し濁って黄色っぽかったので、マ ナちゃんの体色もいつもより黄味が濃い
マナちゃんの尻ビレ

生物など

朽木越えで琵琶湖の北に向かう途中、車のフロントガラスに小型のカミキリがとまりました。一見したところホソハナカミキリであ ることしかわからず、すぐに捕獲して同定用に撮影。

一瞬静止した瞬間を真上から撮影。帰宅 後図鑑で調べるとコウヤホソハナカミキ リと判明
少し落ち着いたのか前足の手入れを始 めた。普通触覚の先5~6節は褐色だそ うだが、これはよく見れば少し色が薄い? という程度。高地タイプなのか
かさかさと動き回り落ち着きがない。す ぐに飛んで逃げようとするし…
ガーデンライトにアオドウガネのつがい (?)が来てました。最近ドウガネブイブイ を見かけなくなりました。子供の頃は「フ ン(糞)ブイ」という蔑称でバカにされて いたドウガネ…。あんなにいたのに
苗を買ってきて植え替えると、見る見るう ちに大きくなってきた蚊連草。増やしてプ ランターに植えて、蚊避けの結界でも張 るか(笑)。まあムリだろうけど
北海道のモニター宮田君から送ってもら った和種ハッカも随分大きくなった。なぜ か青ジソが混じってる。あ、ホオズキも
家の裏にハグロトンボが来ました。溝を 伝って年に1,2度現れます。以前はその 溝、オイカワが上ってきてたんだけど
胴が黒いのでメス。住宅街というほどで もないエリアなので、けっこういろんな生 き物が現れてくれます
山岳渓流釣行の際、薄暗い林道脇でキツ リフネが咲いているのを見かけました。 普通のツリフネソウは時々見かけますが、 こちらは初です
沢を下る際に導水管をくぐっている時、 クモの巣払いをやってたコーヘイ君が、 メタリックというかパール光沢のクモを 発見。ジョロウに近縁だと思うが…
帰宅して調べるとオオシロカネグモと判 明。写真には写ってないが、近くにオスを 数匹はべらせていた。刺激を与えると暗 色のラインが太くなるという
Page Top